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私には合わなかった。びっくりするほど。
3分の2は、私にはなくていいと思えるような描写だった。2章まで(すでに180ページ)は、「これ、いつ面白くなるんだ?いつ進展があるんだ?」と思いながら一字一句飛ばさずに読んだけど、3章からは、もう無理!と、飛ばし飛ばしで読みました。
何か最後に面白いことが待ってるのかも…と思いましたが、特になく、肝心なところは曖昧で、どうでもいいところは入念な描写で、文章が多動症を起こしているようでした。
アメリカものミステリーを読み慣れている人なら、良さがわかるのかもしれません…が、私は読みにくくて時間ばかりかかって、読んだ後悔しかありません。
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設定が謎過ぎて、ストーリーも遅くて途中で読むのをあきらめようと思ったが、前作が面白かったので最後まで読み続けた。途中面白いところもあるけど。。。
ツインピークスっぽい?謎めいていてそのまま終わるような感じ。
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タイトルの通り、言葉を失った少年と、それを取り囲む家族や医者、友達、弁護士たちで語られる物語。
現在と過去、父と息子、それぞれの視点で描かれる話で、一見すると、事件に関わる弁護士兼探偵役が、その全貌を明らかにしようとする流れだ。
しかし、これはそうした本格ミステリであると同時に、家族とは何か、親子とは何か、というテーマがあると感じた。
海外作品なので、少し馴染みにくい部分はあるが、ミステリではなく、家族を描いた作品として読んでいくと、とっつき易いかもしれない