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p136 ベトナム戦争当時、日本の旧軍人がタイ=ラオス国境での情報収集と分析に携わっていた。沖縄返還はその見かえりという側面があった
p225 現地に浄水の能力がないので、自衛隊が水を作り、それを配った 給水タンクや給水車に、一目で日本から送られたものとわかる目印をいれた キャプテン翼のシール
日本は宣撫工作が達人的に上手
p254 令の字は使わなかった先例がある ex 令徳
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現実世界と乖離しても内閣法制局はその設定を守る
だからといって首尾一貫している訳ではないのだが
歴代長官の能力で変わらぬ解釈とやらを守るのだ
(コリン星からきたゆうこりん的な)
彼らが毀損したもの
憲法九条と皇室のあり方
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面白い。結局、日本という法治国家を牛耳っているのは、この最強官庁であって、ミッションインポッシブルなら、ここを制御できれば日本転覆できそうな、そんなホラーを想像できるくらいよく書けている。あと、日本政府の法解釈って、こうやって検証すると、言葉尻を捕らえたり、なんだか幼いな、って印象。
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それもこれも、憲法が面倒くさいからのだと思う。
日本の国体を維持すると言いながら何気に爆弾仕込んできた、しかも、おそらく作ったGHQすら想定していないやばい解釈で日本を解体していく、日本国憲法。
ここが問題なんだろうな。
しかも生真面目な日本人は過去の法律の整合制とか、ルールに従うことを必要?以上に生得化しているので、まさに、ルター以前の司教様なのだ。
周りもそれを恐れながらも利用するし、本人たちもそれを分かって、世の中を思い通りにコントロールする。
何が日本に大切でその為に今あるものは正しいのかという議論がどこにもないことの歪みがここにもある。
それにしても、令和についての倉山先生の説明を聞くのはこれが初めてではないが、いい元号だと思っていたのに、ショックだわ。ある意味、意趣返しでもあり、安倍さんもそれに気づかなかったか。
何より、陛下がどう思されたか、身のすくむ思い。
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20230715-0808 内閣法制局という、おそらく一般にはあまり知られていない官庁の内幕を成り立ちから現在(2022末位)までに視点を当てた近現代史。佐藤・岸政権あたりまでの書きぶりと、それ以降特に安保法制についての書きぶりには著者の思い入れが違うのか、少し違和感を覚えた。読み物としては面白い。