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逃亡刑事の続編。
高頭が中国入りしてからスピード感が増して、俄然面白くなった。
当局の見せしめや、女性に対する暴力描写があまりに凄まじく、ため息をつきながらも読了。
実際のウイグル地区にお住まいの方々に思いを馳せ、日本の報道のあり方なども考えさせられた。
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フィクションとはいえ、中国の周政権への批判的描写が凄まじく、大丈夫?って心配になる
最後は、フィクションだなーという内容になるけど、そこまではかなり真実に近いのではないかと、、、
もっと中国が行ってるジェノサイドに対して声を上げていかなきゃダメですね
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「県警のアマゾネス」こと高頭冴子シリーズ。
様々な作品に登場するが、彼女が主人公のシリーズはまだ2作目らしい。
今回の冴子の敵は中国公安局。
ウイグル自治区出身の留学生が謎の死を遂げ、助けを求めて来た女性を助ける為、冴子自身も中国に渡る話。
いや~、今回はちょっと読んでいて、辛いものが・・・
グロい表現は結構あるものの、冴子や捉えられたレイハンへの凌辱シーンは受け入れ難い。
なかなか耳にすることのない新彊ウイグル地区の実態を描きたかったんだろうけど、ここまで女性に対する酷い描き方をすると、今後このシリーズは読まないとなり得ないと思う。
何とか最後まで読んではみたけど、暴力シーンは飛ばし読み。とてもじゃないが正気では読めない。
ラストのどんでん返しも、あまりにもあっさり形勢が逆転し過ぎて、手抜き感が・・・
高頭冴子は他のシリーズの脇役でちょうどいいかもしれない。
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69 タイトルのまんまで越境しすぎや。ここまで書いたんだったらもっと詳細な弾圧の実態を書いたらよかったのに、終盤は酷い描写ばかりだったので、国家の犯罪がかえってぼやけた感じがするぐらい
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とにかくえぐい。というか悲しかった。
拷問の描写をここまで詳細に書かれてしまうと、気が遠くなってしまうし、自分の精神状態もなんだかおかしくなってくる。中国のことを悪し様に描くのもフィクションとはいえ、どんなものなのだろう。ラストにかけての解決編がすんなりといきすぎてむしろ拍子抜け。こんなに残酷でもラストまで気になってしまうのは作者の筆力なのだろうけど、なんだかとても複雑。このシリーズ今後も刊行されるのだろうか。
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中国公安と民族迫害に巻き込まれた高頭と郡山、内容が内容だけに現実味が有りすぎて怖かった。
あまりにも拷問シーンが細かくて、引いてしまった。
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高頭冴子は同期で千葉県警本部生活安全総務課に所属する山野美香から、この半年で中国人留学生や就労者の行方不明届が頻発しているという話を聞く。彼らが皆、東トルキスタンのウイグル自治区出身者であることを不審に思っていた矢先、ついに同じウイグル出身者であるヤシンジャン・カーリの遺体が見つかったことで、冴子が所属する捜査一課も犯人逮捕に向けて本格的に動くことになる。そして、話を聞いたカーリの恋人であるというグゼルはなんと、「カーリを殺したのは中国政府かもしれません」と証言する。
『逃亡刑事』に続く、高頭冴子シリーズ第2弾。国を超えて、そして公安でありながら殺人を犯してまでもウイグル人迫害をすすめる恐ろしさ。冴子や日本の警察を頼ってきたウイグル人女性を拉致して犯行後に中国に飛んだことで、冴子も部下の郡山だけを連れて中国へと渡ることになるが、途中で拉致され、拷問を受けることになってしまう冴子。ここでの描写がもう、読んでいて辛すぎる。特に冴子や人質として連れ去られた人物が女性であるがゆえのやり口には生理的嫌悪がものすごく、読むのを途中でやめたくなってしまうほど。これになんとか耐えた冴子の超人ぶりはまぁ、小説だからこそで、実際にはこんなのありえないでしょう。初期の頃に精神崩壊するよ、きっと。
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アマゾネス刑事・高頭冴子シリーズ2
ここ半年で、中国人留学生や就労者の行方不明が頻発に起こっていた最中、リンチの形跡が見受けられる男性の死体が発見された。
被害者は、中国国籍、新疆ウイグル自治区出身者であった。
容疑者は、中国公安部の3人。
高頭冴子は、郡山と2人で、ウイグル自治区まで、容疑者を追って行くが、二人を待ち受けていたのは、ウイグル民族の凄惨な現状だった。
中国共産党による、新疆ウイグルへの弾圧は、最近よく耳にするが、とても、正視できないほどの内容だった。
公明党の反対にあったとはいえ、自民党でさえ、対中非難決議を出すのに、及び腰状態であるのに、
ここまで書いた中山七里氏の身辺が心配になった。
「さよならドビュッシー」で、清廉潔白な岬洋介さんに憧れて、中山七里氏を読み続けているけど、バイオレンス指数高い作品は、ちょっと・・。
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取り扱うテーマが大きすぎてとても300ページ程では収まらず終盤は力技というかご都合主義というかなし崩しに終わらせた感じ。
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昼休みに読むのにふさわしい内容じゃなかった。凄惨な場面が多くて閉口。民族的な問題にも心痛。この先どうなるのか…。
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ウイグル自治区出身の留学生カーリさんがリンチを受けたような死体で発見。
「県警のアマゾネス」の異名を持つ高頭冴子さまと部下の郡山さんは事件に中国公安部が絡んでいるっぽいと気づきますが、冴子さまに助けを求めていたカーリさんの職場のレイハンさんも拉致られちゃう。
レイハンさんを助けに、いざ中国へ!な、お話。
冴子さまが...あぁ...おいたわしや...
結構内容キツいです〜((((;゚Д゚)))))))
郡山さんがいなかったら...あぁ...
前作のようなエンタメスッキリ感はありませんでした。
次作があれば、もっと冴子さまの凛々しいお姿をお願いしたい所存でございます(⁎⁍̴̆Ɛ⁍̴̆⁎)
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拷問に次ぐ拷問、そして心をへし折る陵辱。なぜここまで描くのかと疑問は感じなかったけれど、痛めつける相手は冴子なだけに公安部も徹底せざるを得ないのか。
爆破でもしない限り囚人の脱出は不可能だろうと考えていたら、答え合わせは見事に一致。
今後、冴子の人生においてトラウマになるのは間違いないであろう。
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シリーズ第2弾は中国公安を相手に戦う冴子。ウイグル自治区問題など絡めて壮大に迫力ある展開になるんだけど、いろいろと無理ゲーだよねと突っ込みたくなる展開に呆然。ウイグル人弾圧に対しては憤りしか沸かないし、ただただ気持ちが滅入る。日本人に生まれ育ったことを心から感謝する。
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新疆ウイグル自治区を取り上げてくるとは。中国からの非難や抵抗が怖いなと思ってしまった。作者の勇気に感心した。
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シンプルなストーリー構成で、展開も予想通りであったので☆3
シリーズ第2段から読んでしまった為、さかのぼってよんでいきます