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ハラヘリ読書
2022/12/10 08:15
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投稿者:とま - この投稿者のレビュー一覧を見る
どの本も読んでみたくなった。最後の幼少期のエッセイ漫画もとても面白かった。
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著者の読書の仕方というか文章を拾う視点が面白い。若いのに本のチョイスがどれも渋くて良かったです。一冊の本を大事に何度も読み返してる感じも素敵だなと思いました。最後のおまけ?的なコミックエッセイも興味深く面白く読めたのでまた本が出るなら読みたい作家さん。
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とても素敵な本の読み方。
森茉莉のシュウクリイムはうっとりしながら読みました。
読書もしたくなる、食べたくなる、想像したくなる。楽しさが渋滞気味でした。
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なんとなくさくらももこさんの絵に雰囲気が似ていて手に取った。
今日喫茶店でプリンを食べてから、なぜ食べたくなったのかと思い返すとこの本を読んだからだった。ライオンと魔女に出てくるプリン。その絵を見て脳に刻み込まれたに違いない。しかし原文ではプリンではないとのこと。全く知らなかった。読んでみようかな。
作者は読書は好きだが読んだ量は多くないとのこと。しかし大分読んでいるように思った。私は内田百閒も森茉莉も読んだことない。角田光代さんのさがしものは読んだところだったのでタイムリーだった。やはり本を書く人は本を読んでる人だなと改めて思った。
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202209/初読みの作者さん。若干内容・言及は薄いけど、絵柄もかわいらしく味のある色使い、帯にある「森茉莉の書く“シュウクリイム”、内田百けんの書く“おかうこ”…」にひかれる人は楽しめる1冊。
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本当に本が好きなんだなあ。
育ちの良さが伺えて作者とご家族を好きになった。
どの紹介も素敵なのだけれど、やはり森茉莉の紹介がダントツでそそられた。
『シュウクリイム』
なんと甘美な響きなのだろうか。
読み終わってすぐにシュウクリイムとコオヒイを買いに行った。
文字数も多過ぎず、かと言って買って損したと思う程薄くない内容、少な過ぎず多過ぎもしない文章にこれでもかという程魅力が詰まっていた。
食べ物と読書が好きな人はぜひ読んで欲しい。
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読んだことがある本も多くて、そうそう^_^ って、友達と話してるような気持ちになる楽しい本。
本が好きなんだな〜って伝わってくるし、こちらも楽しんで読める。
まだ読んだことのない内田百閒に挑戦してみよう。
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かわいい絵で楽しむ
「おいしそうな本」の本。
百ケン先生の『御馳走帖』は私も大好き。
石井好子『巴里の空の下…』も楽しかった。
でも料理苦手なんで
群ようこさんの『トラブルクッキング』に共感。
平松洋子さんのエッセイにはいつも和まされ
東海林さだお氏のシリーズは
老後の楽しみに取っておこうと思ってます(笑)
自分が読んだ本が紹介されていると
あらためて読み直したくなり
知らない本には手を伸ばしてみたくなる。
無限ループだ\(^o^)/
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絵がかわいくて語り口も穏やかで楽しくて、おもしろかった。食べ物にまつわる読書の思い出。そんな読み方も楽しそう。今度やってみたいと思った。出てくる本も読んでみたくなる。森茉莉、興味がわいてきます。
最後のほうに収録されている、日々郷愁もいい。以前ネットで読んだのこれだった。思いがけず再会できてすごく嬉しい。かさこじぞうにあこがれた話が大好き。つけなかみかみ、お湯を飲んで休みたい。
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食に関するエッセイってこんなに面白いんだ!最初の超お嬢様森茉莉、失敗料理の石井好子、ナルニア国のプリン…文章だけで素晴らしい情景や歯触り、匂いが浮かびあがり食欲が刺激されたり新しい世界へ連れていってくれたりする。新しい世界への扉、私も開きたくなりました。
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食材描写が的確すぎるので(自分だけの感覚だと思ってたので余計にそうそう!わかるわー!と思いながら)味わいつつ読みました。
食に対する愛ある本だと思います。絵も好き。
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私が食べ物エッセイが好きな理由がなんとなくわかった気がする。紹介されている本全部読みたい。私のおすすめの本も人におすすめしたくなる。
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雑誌ダビンチでさわりだけ紹介されているのを見てから気になっていました。やっと手に取り。
コミックエッセイですが内容からして自分は文学のジャンルに分けました。
作者のナノさんは「迂闊に読書好きと言えない」と言っていますが読了してまごうかたなき読書好きだと私は思いました。
自分もこれまであちこちで「趣味は読書」と語ってきた人生ですが、実は古典も近代の大御所もほとんど読んではおりませんし最近なんか小説もあんまり読まなくなってきて実用書とか教養書(それもあんまり難しくなくて自分鼓舞系や自己啓発的なのではないもの)が多いので、本好きではあるけども読書好きと言えないのではないかと思うことが多いです。
本書に紹介されている作家もオーソドックスな方々と言えると思いますが読んだことのない人がほぼ。
気になってたけど手に取らずに来た作家が多いこともあり読んでみたい興味が湧いてきた作家もいました。何より食べ物が美味しそう。シュウクリイム、こってりたっぷりな感じがたまらない。
そして絵のタッチと描くシチェーションのチョイスが絶妙に合っている!と思います。たくあんの尻尾的な残念おかずも残念感がすごく伝わってリアル。
巻末に著者のデビュー作がありますが、これもまた味わい深い。渋好みな小学生おもしろいし、何よりお茶団子をお父さんに食べさせたところには食べてないけど私も吹き出しました。これが実話というのもすごい。しかしこの好みだったらナノさんは結構な酒飲みなんでは…気になります。
ぜひ続編を出していただきたいなぁ。酒飲み縛りとか、和食縛りとかのジャンルで括るなどの工夫?もあったらまた楽しそうな気がする。楽しみな作家さんです。
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key word コミックエッセイ 読書エッセイ 文学的感覚と食べ物表現の感受性
楽しく読ませて頂きました。コミックの絵は可愛らしいし、文豪や小説家とご自身の対比の表現も豊かで面白い。描かれるご自身の体験や日常は可愛らしく微笑ましく、身近な印象を受けました。
私が特に好きな章は「森先生の耽美なデザート」「巴里のオムレツ」「笠地蔵」ですね。読んだことのある本が出てくると同感!って言いたい。同じ本を読んで同じように感じるなら、やはり名作の持つ力、文豪の放つ言葉の表現ってすごいって思います。そう思わせてくれる本著も表現力の高い本だと思うのです。にしても、名作には美味しいものが出てくる…いや、卓越した表現力のなせる技なのかな。読書大好き。
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本の中の食事をテーマにしたコミックエッセイ。
文章の中の食べ物の描写が好きな身としてこういうのを読みたかった、という気持ちに合致した本だったのでとても嬉しい。