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投稿者:クリッパー - この投稿者のレビュー一覧を見る
表紙はキリリと決まってますが、本編ではいつも通りのぼんやりムツさんです。
ムツさんはいつも通りおとぼけですが、強いです。
ファングが大活躍します。
今回、川原先生のセルフパロディがあるようです。
そういうのを見つけるのも今度の楽しみになりそう。
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五重塔を終えて新たな旅路へ。
道中で修羅の刻のセルフオマージュ見せながら、辿り着いたのは傭兵国家・スッパァレタ。崖から落ちた陸奥さんとファング、ビミのパーティと、残された3人のパーティで傭兵の選別試験へ挑みます。
崖から落ちた時に「これって出海編のあそこじゃん。こちらの陸奥さんはあっけらかんと崖から上がってくるんだろうな」と思っていたら、まさかのパーティ分けでした。いや、結家として悲壮感は全くないんですけどね。なにしろ、戦力が極端な分け方になってしまっていますので。おっさん頑張れ。
もう一つのセルフオマージュは、海皇紀から。どこかと思ったら、森守とトゥバンの決戦開始の場面でしたね。後書きで言及されていたのですが、なかなか思い当たらず確認しに行きました。そして、そのまま読み返してしまうというよくある流れです。
いいよね、海皇紀。王海走をはじめとする海戦が好きです。
ぶっちゃけ寄り道だと後書きで言われていますが、陸奥さん無双な「修羅の紋」ではどこでも寄り道になってしまうと思います。2週目の無双っぷりを楽しむ漫画だと思っているので問題はない。
森守というかヴェダイみたいな体格の修行僧との戦いが、6巻のメインになるのかな。魔力云々でなくて、格闘目線の戦いになるのかな。
あ、あの長い腕の感じはヴェダイとかよりアナクレト・ムガビの方か。ちょっと猫背がヴェダイっぽいけど、ムガビだムガビです。
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盗賊が出てきたり、
崖から落とされたリンラを助けるために渓谷に落ちてはぐれたり、
傭兵で生計を立てているスッパァレタ国で入隊試験と選抜戦、
リンラ側も入国して入隊試験からの選抜試験。
コマは少ないけど文字は多い。
なんというか、あの盗賊は『海皇紀』のギルスを彷彿とさせるし、川に落ちるシーンは『修羅の刻』の新撰組編と被る。
(落ちるシーンは「あとがき」で触れられていたので、マジでオマージュだったっぽい。)
各キャラが悪い意味で何を考えているのか分からない。
なんとなく「このキャラは思わせぶりだけど実は何もありませんでしたってオチにしたらが面白かろう」って思ってそう感があるから、キャラの動向に興味が湧かない。
要はギャグ要素がイマイチすぎてキャラに魅力がない。
また、いままで戦った相手が軒並み弱くて、しかも情けないので陸奥の強さが引き立たない。
マンダーラの修行僧ムーシャ・・・雰囲気的には本編の強敵っぽさはあるけど。
まぁ、巻末の次巻予告でちょっと苦戦してるようなので強いんだろう。
で、そうなるとホムスビたちの存在が問題になってくる。
下手に瞬殺してしまっているので、じゃああの世界ってホムスビたちより強い人間が存在するってことじゃんってなる。
使い魔の存在意義が・・・。
ヴォーラさんが実際はちゃんと強いって描写があるのは良いよね。
この巻最大の見どころだと思う。
(結局は自業自得で苦戦してるけど。)