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そのとおり。
よく言葉にしてくれた。
と、思うことしか書かれていない。
読後すぐでは、これ以上の感想がない。
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面白かった。もっと減っていいという過激なタイトルだけでなく、内容も充実していた。時代は、機械化情報化近代化が進んでいるので、一人当たりの作業面積は増えていくべきだが、近代化を十分に享受できていない農家が多すぎる。その原因は農協にある。IT革命によって農業革命は可能と期待できる。
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農業の産業構造や課題について色んなインプットがあり勉強になった一冊でした。農業に限らず、自分の志向や状況に応じて戦略をどう組み立てるかという点についても学びがありました!
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久松さんの挑発的なタイトルに表紙。
100%同意というわけではないけれど、んんんと思わされる。
自分はどう進めるべきか、何度か読み直して考えようと思う。
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小規模な兼業農家が市場に残り続け、弱者のレッテルが貼られ、政府が助成してくれてあたり前、になってしまっている農業。産業発展の時代に合わせた大きな農業・弱者の戦略を取るべき農家群。条件不利地域は耕作をやめた方がいい。
持つものにとっても、新規参入するものにとっても、土地を所有することの縛りが大きいと思いました。
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お、面白い、星5つ。
・・・農業従事者執筆プレミアム、も、もちろんあるけど(すみません)、プレミアムなしでも、純粋に農業を論じた本、真摯に自分の仕事と業界に向き合い考えを練り上げて言葉にした本、として面白い
(P261:著者は世間の農業参入者に対する評価には「若さプレミアム」「エリート街道捨てたプレミアム」という下駄があると考えています。)
2章まで読んで、著者の販売する野菜を食べてみたい、と思いました。
ネットで久松農園を探し当てたところ、そのサイトでメガネをかけてにっこり笑うオーナーに、また、びっくり。
この本の表紙の、熊手担いで睨みの効いたおっちゃんと、えらい違うやん(笑)
そういうところも含めて、面白い。
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2015年に『キレイゴトぬきの農業論』を読み、衝撃を受けた。そして2022年に本書に出会い、更なる刺激を受けることに。農家も、農地も減っていいと言う第1章で語られた主張は、非農家から農業に参入した著者ならではの視座に立ったものだ。有機農業を実践する著者だが、慣行農業との違いを、iPhoneかandroidのどちらを好むかに喩え、両者を対立軸に置くことを否定する論旨は明快だ。ただ、ここまで農業を続けてきた著者の、人知れないストレスも相当なものだったのだな~
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私は自分の仕事をどう捉えているかを考えさせられる本だった。タイトル以上の内容だった。著者のビジネスに沿った内容だったが、農業だけではなく全ての業界・業種に当てはまる内容だった。とても小気味いい文体で読みやすかった。後半の年齢と仕事と悩みについては、これからの私の人生にも参考になりそう。私がいままで不安やプレッシャーに感じていたのはこれだったのか、と理解できた。
図書館で借り、読み切れずに2回目を借りた本。
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「農家が減っていい」理由と背景を知りたくて読んだが、半分程度が自社の紹介と説明。小規模実践者の事例紹介が実質に近いが、その割には文量が多め。
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実家が兼業で米農家をしています。
相続やらで、そろそろいろんなことを考えないといけないお年頃です。
何も知らないので農家事情を知りたくて関連書籍を探って手にした一冊。かなり特殊な部分もありそうですが他の本と合わせながら見ていくのが良さそうですね。
しかし、農家のさらなる二極化が進みそう。
そして、既存コミュニティにいる限りは抜け出せないんだろうなぁ。。。
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内容が勉強になるのはもちろんだが、久松さんの文章・表現が相変わらず面白いなというのが読みながらの感想。
内容としては、第一章、第六章、第七章が特に勉強になった。第一章は「農家はもっと減っていい」の根拠となる数字が書き連ねられていて、全ての農政関係者と赤字兼業農家に読んでほしいと思った。本業収入や年金収入の注入なしでは成り立たない兼業農家モデルは、農業界全体の最適にはつながっていない(一番儲かってるのは機械メーカー?)と常々思っています。第六章も然り。
第七章は、自分が何となく感じている「オーガニック」への違和感がすっきり言語化されたように感じた。思想は人それぞれの自由たけど、これからもっと冷静にオーガニック思考の人々を見られる予感がする。
総じて読み応えありました。(半分くらいは久松農園の経営論みたいな話だったけどそれはそれで面白かったです。生き方って大事。)
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いろいろ勉強になることが多かったです。
やっぱり農業は体が資本。体を大事にしないのは2流の技術者というのは本当に納得した。
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農業の事が書いてありますが、読後感としてはビジネス書、自己啓発書です。文章が長いところはありますが、本音で表現しているのと、それを正確に伝えようと丁寧なのだということがよく伝わってきます。私はそう受け取りました。それにしても、鋭く含蓄のある言葉が頻出でした。農業という事業を営み組織を運営している経営者なので、要は業界の名物経営者が、自伝というほど老け込むのではなく、より前向きに業界と事業と経営を語っているという本ですね。すごく良かった。
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やや挑発的だが、主張に矛盾がなく視野も広い。
農業者を批判する、という日本では許されないことができるのは農業者だけだが、他の人は誰もしない。勇気と自信があるのだろう。
小さくて強い農業の素晴らしさを説きながら、それができるのは大きいプレイヤーがいてくれるから、という視点も忘れない。
これからもどんどん発言していって欲しい。
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農家は自営業者が多くわがままな人の割合が高い。
新たに農業に就く若者は農業経営体への就職。
農家数を多くすることは農協、関係団体、政治家、官僚、農機具メーカーにとっては利益になる。
赤字でも田圃を続ける=惰性。
農地の保有資格がある。
農家として全員がやっていける産業基盤はない。
縁古米として安く譲られる。高齢の農家が生きがいでつくった野菜が安く売られる。
農業では集約のスピードが遅い。
稲作は工業化が進んで淘汰ではなく兼業化が進んだ。
富山県は住みやすさ日本一、持ち家率が高い、水田率が日本一で兼業農家が多いことがその理由。
耕地面積は減っている。農地は持っていても農業はしていない。
都市計画法が弾力的に運用されたため。
農地法で農地の売買を制限したことで既得権益化した。
耕作者主義の呪い=戦後の農地改革の失敗。
p37
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