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美術展をゆっくり巡るような充実感。
モネって、西洋絵画のポピュラーな美術展なら1点以上は必ずありそうで、見たことはあるけど、実は全体像を知ってるわけじゃない。
じっくり教えてもらえてシアワセ(^^)です。
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モネの人気の理由のひとつとして、フランス革命後の19世紀市民社会が生み出した「中産階級思想」に基づき、のどかな郊外の自然と家族の生活、水辺の風景、心地よい快適な自然の提示されているからという。フランスに旅をすれば、モネの風景だと思える景色に出会えるとも。(高橋明也東京都美術館館長)
≪積み藁≫との出会いによって抽象画家カンディンスキーの誕生
1908年頃視力の悪化に気づき、1912年白内障と診断。当時の手術は苦痛と困難を伴うもので先伸ばしにして失明の危機になってから1923年手術を受けた。その3年後死の直前まで≪睡蓮≫に取り組んだとのこと。その頃の作品として改めて作品鑑賞すると、霞むような風景と光の眩しさを体感するよう。軽い白内障を持つ初老の私としては彼の創作意欲に圧倒される。
家族関係や経済的困窮については知らなかったことが多かった。気に入らなかった装飾画はすべて破壊したそう、もったいない…
没後時代遅れとなって省みられなくなった時期を経て1950年代にスイスの美術館が展覧会出品から再評価されたらしい。
モネの作品所蔵美術館が日本各地にありまだ行ったことがないところへ機会をみつけて訪問したい。ジヴァルニーのモネの庭、「花の庭」と「水の庭」のモデルとなった場所、いつか訪れたい。
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東京美術のもっと知りたいシリーズ
このシリーズを手にするのは2冊目。
印象派の巨匠モネの絵画とその人生についてを丁寧に展開している本。
モネの作品は違う角度から描いたものや、似た場面の異なる作品があるが、同時に掲載されている本は少なく、とても興味深いものだった。
線ではなく点のような筆使いからニュアンス的に表す風景がモネの心のようであり、その制作風景や人生の葛藤を垣間見れ今まで以上にとても好きだと感じる読書になりました。
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モネ展の予習として行きの電車30分で流し読み。主要な絵やみどころだけでなく、モネの人生についても触れられていて面白かった。「昼食」でサロン落選が悔しかったから有名になってから国にかなりの値で売りつけたとか、家族をたくさん描いたとか人としてのエピソードも面白く、もっと知りたいと思った。
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モネ展のために予習〜!
やっぱり連作は流石だなとしか言いようがない
あんなに同じ風景でも時間の違いでその日の空気感を絵に切り取るのがすごいし、自然物を感性的に描く手法は化け物級だな、、、