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投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
詐欺事件は複雑で難しいことが多いのですが、わかりやすく書かれていたので読みやすかったです。勉強になります。
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積水ハウスへの地面師たちによる詐欺事件だけじゃなく、7章に分けていろんな詐欺事件が書かれているドキュメント。
積水とアパホテル以外にもこういう事件がいっぱいあるんだな。被害額が億単位なのにもっとニュースになってもいいのに。しかも誰がやったか分かっているのに立件されないってのが歯痒い。
ノンフィクションとしては、時系列がバラバラでまとまりがなく読みにくかった。
それに、マンガみたいにいろんなバリエーションがある訳じゃなく、結局地面師たちが土地の所有者になりすまして他人の土地を売る、似たり寄ったりの事件ばっかりで後半ちょっと飽きてきた。
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地面士=詐欺集団でやってることは悪いんだけど
巧妙な手口や口で騙していくところは
頭キレるんだろうし
不起訴になったり立証の難しさを見越し
出所後も繰り返すとこから
その世界を知り尽くしているのかな。
(地面士とか大それた呼び名はなくても
その世界を知らない人からみれば
不動産にはグレーは取引あるよねぇ…)
でも被害者側はたまったものじゃないよな。
都心では再開発が進みまくり、
地上げしようとおもっても土地にも限りがあるのかな?
今後どこに活路を見出すのか…
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これは、本当に、世間を、騒がせた事件なのに、今もって犯罪の、立証が難しいなんて、なんとかしないともう色々な所で少額の詐欺が、横行しているんだろーな!怖い!
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文章に読んでしまえば、こんな手口で騙されるんだと思うようなこともありますが、その場の空気感、ふいんき、例えば現金を目の前で見せられたりすると、正常な思考が無くなってしまい、劇場の登場人物のように自分を演じてしまう場所が、作られてしまうのでしょう。悪党のプロは恐ろしい心理学者ですね。怖い。
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同業なので興味深く読みました。
こういう世界が意外と、違和感なく感じた。
戦後からの地面師の隆盛が時代の流れを象徴しているようで、読んでいて教科書には出ないけど、歴然とした歴史を感じました。
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5年前、いや、2年前の不動産取引の際にだったか、不動産仲介業者と話をしている中で、「積水ハウス事件」「地面師」という話題が出たので、タイトルを見て、ふと手に取ってみた。
近年おこった不動産を巡る詐取事件、それにまつわる地面師たちを取り上げる。
積水ハウス事件、富ヶ谷事件 etc.etc...
件の積水ハウス事件は、業者と話題にしたこともあるが、富ヶ谷事件の地所は、かつて代々木に居たこともあり、おそらく目にしていただろうあたりの話だ。
東京五輪開発で話題になったマッカーサー道路、その沿道にあったマンションを巡る「新橋白骨死体地主の謎」も、当時の(今もか?)不動産バブルの不気味な動きの裏の話として興味深い。
最終章の「荒れはてた500坪邸宅のニセ老人」なども、今住むM市K町界隈の、いかにも古い木造平屋の大邸宅の放置っぷりを何件も目にする。その裏でも地面師が暗躍の機会を伺っているのだろうと思って見るようになった。
気を付けよう・・・ と思ったが、〇千万単位の不動産じゃぁ地面師も関わってこないだろう。庶民には、まったくの杞憂だな、と気づき、秋風寂し・・・(苦笑)
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少し前に新聞報道でにぎわった
積水ハウスが地面師に騙された事件について、
詳しくて知りたくて読んでみました。
読んでみて初めて気が付きましたが、
この本って、積水ハウスの事件だけを取り扱った本じゃなかったのね。。汗
ちゃんと確かめなかった自分が悪いんだけど、
ちゃんと読んだらそれなりに面白そうな本ですが、
今は時間がないので、積水ハウス事件の部分だけを読んでみました。
積水の部分だけを知るには、もうちょっと深掘りして欲しかったところですが、
パスポートなどの本人確認書類や印鑑の偽造など、
結構何でも出来ちゃうもんなんですね。
自分も昔、不動産に携わったことがあるから、
何となく土地や建物の取引をするときの様子が分かるけど、
詐欺師が本気を出したら見破るのは中々難しいかも…と感じました。
その中でも、「何か怪しい」と動物的勘が働いて、
取引から抜ける不動産会社もいるにはいるんですが。
加えて、詐欺師側も中々逮捕されないように工夫もしているみたいで、
正直読んでいて気持ちのいいものではなかったですね。
著者としてはこういった闇の部分を
少しでも一般人に知らせるために
書いてくれている訳なので、
著者に罪はないんですけど。
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小説と間違えて読み始めた詐欺事件実話
土地の売買に本物の弁護士が立ち会えば
相手も信用するが、この弁護士は仲間で
はなく取引立ち合いを頼まれたダケだと
いう・・・仕事が無いため、地面師か?
と疑わしい案件でも引き受け詐欺を知ら
ない事で免責されるお粗末な社会
クロサギというドラマで何十億円も詐欺
成功していたが、現実もそのままだった
セキスイハイムやアパホテルなど大手の
会社も何十億円も騙されていて、それが
結構同一のグループ(大物地面師)だと
いうから驚くしかない(´・ω・`)
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地面師の騙しのテクニックは、TVドラマを見るようなストーリーの展開でビックリです!なりすまし役はまさに俳優であり、甘い本人確認が及ぼす影響に驚くばかりです。警察の民主不介入による不起訴が多いようですが、何とかならんのでしょうか!認知症の高齢者が多い日本なので、今後も事件はまだまだ続きそうですね!
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ニュースだけではよく分からなかった事件が、なんとなくわかるような気がする。そんなルポ。
生年月日が違っても見逃す行政書士とか、どこかおかしいなと思いつつ、急かされるとつい焦って契約入金してしまう不動産屋とか、ちゃんとしたプロだと思っていたけど人間のやることよなーなど感じた。
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おもしろーい!これが実際あったのかドラマみたい!って軽い感じで読んでしまった(犯罪ルポなのにすみません)
ただ、仕方ないことだけどどれも同じような流れだから途中で飽きた。
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いろんな世界を知るという意味では非常に興味深い本だった。
未解決事件が多いのと、もはやスキーム化されているというので、この本を読んでいると、犯罪とのギリギリラインで莫大なお金を稼いでる人は世の中たくさんいるんじゃないかと思う。
内容的に結論がはっきりしない事件の物語ばかりなので少しモヤモヤしたが、地面師について知っておくことは、自分が不動産や土地を持つ時に多少は騙されるリスクが減ると思うから、読むことをおすすめする。
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様々な地面師事件について紹介している本。地面師たちは、詐欺を計画する者や公的書類を偽造する者、地主のなりすまし役を手配する者など、それぞれ役割分担して犯行を行う。また、加害者と被害者の境界を曖昧にするために地主の親族を引き入れたり、最終的な買い手に売る前に転売を繰り返したりと様々な手を使い、時には弁護士や司法書士まで犯罪に加担するという。本当に詐欺師は頭がいい。
制度上、地面師によって自分の土地が善意の第三者に売られてしまった場合、その土地を取り返すことは難しいという。地主にとって恐ろしいことなのは当然だが、土地を買ったほうにとっても、詐欺に関わった土地に住むというのは居心地が悪い。不動産のプロであるはずの積水ハウスやアパまでが騙されるのだから、一般人ではとても太刀打ちできないだろう。
普段関わることのない不動産取引や地面師事件の実態を垣間見ることができる点でとても興味深いが、細かい人名が出てきたり、時系列が前後するので、詐欺の流れや人物相関がやや分かりにくかった。
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地面師の手口、これまでの地面師事件の全貌が詳細に描かれている。
文書の偽造は朝飯前で、どういう物件が狙われやすいかも頭では理解ができるが、取引を目の前にすると自制が効かなくなるのだろうか。
不動産関連の仕事に就いている人は一読をお勧めしたい。