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とても読みやすかったです。
読んでいる途中途中で
「あ〜こんなことあったよなぁ」
「椿ちゃん、私もおんなじ気持ちだよー」と
思いながら読んでました。
最後の最後に妹に対する思い…泣けてきたなぁ
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こんなに涙を流した本は初めて。
今ちょうど子育てについて悩んでいたからかもしれない…
子育て中の人は共感できる部分が必ずあると思う。
「出来ている事に目を向けて伸ばしていく」何度も聞いたことがあって、そうしたいと思っていても子供と毎日暮らしているとその事をすっかり忘れて出来ていない事ばかり目につく…
私も静原の妻のようになってる時がたまにあるなと思って怖くなった
もっとこうして欲しいと思う気持ちはあるけども、子供にたいして一番願っていること…
それは椿と同じく、「ただ生きていてほしい」ということ。大人になって自分達の元から離れてしまって、色々あるだろうけど、とにかく生きていてさえくれればそれでいい。
そして私も優先順位を間違わないように…
自分が一番大切にしたいもの…
それを考えながら優先順位を間違えないように生きていきたい。
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はじめて寺地はるなさんの作品を読みました。
どんな方のどんな作品なんだろうと探りながら読みましたが、本当に面白かった。
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2023.10.22 読了。
世界観が好き。
現実的なんですが、ほっこりするところもあるのが素敵。
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育児って大変なんだろうなって思うと同時に「子供」って可愛いんだろうなという気持ちになった。
どんな家族の形だろうと子供はきっと環境に馴染むしかなくて、でもそれは親も同じで、人間はみんな人生1周目だよなって思った。間違いだらけの中で生きていかなくてはいけないからこその不安や焦りが繊細に描かれていてた。人間って生きてるだけで偉いやんってなる作品だった。
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「良い子とは?」とか「母親とは?父親とは?」とか「家族とは?」なんていう大きなテーマに真正面から向き合うお話で、今の世の中の教科書にしたいような(この表現は多分筆者が読んだらいやかもしれない)、全日本人が椿さんの価値観を理解している世の中になれば、とてもうまい具合に全てが回るのだろうな、と思うお話だった。
椿さん、とても魅力的でチャーミングな女性なので、お友達なら私も家族に紹介するのに。
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甥っ子を思いながら読みました。
みんな、「わたしの良い子」がいたらいいなと思いました。
最後、妹とのシーンではほろりときました。
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妹の子供を育てることになった姉が主人公のお話。
子育て中は本当に色んなことがあるけど、いつか手を離れるまでの間は他の子や一般的な普通と比較することなく「わたしの」良い子だと伝え続けたい。
子育て中の人全員読んで欲しい。
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子を育てる責任感がまったく実物大だった。大家さんが叱らないであげて、と声をかけるところで泣いた。姉と妹の物語でもあったので、泣いた。姉と妹の物語(姉視点)は私によく刺さる。
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朔「おなかすいた」
椿「わたしもー」
朔が笑う
このシーンが、好き。日常のほんの些細なやり取りだけど。
守るべき優先順位を間違えない、と誓うシーンも印象的。
私の母が「子育てに正解はないのよね」とぽつりと言ったときのことを思い出した。
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常々、子供を実母が育てる健全さに悩んでいた。
母親がいない作品は多く、その方が子供は健やかに育つのではないかと。
母親への愛というのは、どんなに嫌なことをされても切れず、それはとてもつらいことではないかと。
破水をして病院で読み終わった。
子を産んで2か月たった今も、自分があの子を育てて大丈夫なのかと、不安に思う。
保険金を残して父と二人で生きた方がしっかりした子に育つのではないだろうか。
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わたしの良い子、血のつながりがなくても、愛情を持って妹の子を育てる主人公。発達がゆっくりな朔を、誰とも比べずにありのままの朔をみて、愛しむ姿が印象的だった。親より親らしい、というのが率直な感想。でも、子供にとって、肉親はやはり強い。
子供をゆっくり育てていこうと思えた。
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どの人にも口に出せない不安なことがある、それぞれの視点でしかみられないことがある。人が育つ、生きることはすごいことだ
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読みやすいタッチでありながら、色々と考えさせられる本。
タイトルと表紙だけをみると、「子育てに関する本かな?」と思ってしまうけれど、決してそうじゃなくて。
もちろん、どう子どもと接するべきかとか、子どもに関することが描かれていない訳ではないものの、どちらかというと、独身30代女性の機微だったり、一見確執が無さそうに見える姉妹関係だったり、現代の子育ての大変さを理解しない旦那だったり上司だったり。と、とにかく色々な問題に触れてくれています。
「生けていれば、いろいろある。どんな女にも、男にも。大人にも子どもにも。」(引用)という一節に頭がもげるかと思うほど何度も頷きました。
自分だけが不幸なわけではないし、自分から見れば相手の悩み事なんてちっぽけに見えることもあるかもしれないけど、本人は至って真面目に悩んでいて。相手からすれば答えは簡単に見えても、自分からすると全く簡単なことじゃなかったり。
子どもに関する本じゃないと最初に書いたものの、作品を通して、朔くんの不器用だけど真っ直ぐなところに救われます。
折に触れて読みたい本です!
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椿の静原への言葉が自分にも突き刺さりつつ、やはり椿の心の持ちようというか、強さに憧れる。ただ生きていてくれるだけで良いと思ってるはずなのに、他の子と比べてしまう。戒めのためにも、子育てにつまづいたら読み返したくなる本だった。
あと、サンタクロースのくだりはメモした。ネタバレした時には使おうかな。