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楯岡絵麻シリーズの作家さん。コンビニの店員、殺人事件を追う刑事、愛犬家の作家、が交互に描写されて、どこに繋がるのかと思ったら、最後の数ページで息を飲む展開に。「犬」をメインにした発想も面白かったし、読み易い文体でサクサク読めた。
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私もチワワを飼っていることもあり、全体的に親しみやすく読みやすかった。
きっと犯人ではないんだろうなーと思いながら読んだけど、最後は伏線回収が丁寧に行われていて読後感は良かった。
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殺された資産家女性の家からはどうやら犬が盗まれているらしく、しかし彼女が新たな犬を飼っていることを知る人はなぜか少なかった。一方でいきなり犬を飼い始めた松本を怪しむコンビニ店員。彼は実は、とあることを探るために松本に近づくフリーライターだった。そして、事件の繋がりに気づいてしまったミステリ作家。犬をこよなく愛する彼女は自らの正義に基づき、次第に逸脱した行動を取るようになってしまう。愛犬家必読、そうでなくとも充分に面白いミステリです。
事件そのものにはさほど入り組んだ印象がなかったのだけれど、読めば読むほど増えてくる謎が魅力的でした。でも犬を巡る謎の数々は、犬好きでそこに着目しないとなかなか気づけないものが多いかな。どの人も犬に対する愛情があって、ほっこりさせられます。あと、事件を捜査する刑事が犬嫌いというのもなんだか面白かったり。
事件の背景が分かってきてなるほど、というのはあるけれど。たいしたインパクトではないか……と思っていたら甘かった。そうくるか! そして松本のキャラクターも秀逸なんですよね。善人か悪人かどちらかに振り切るのではなく、彼のなかでの明確な線引きがああいう形になるのが印象的でした。
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そっか、やっぱりそっか。
人って先入観で決めつけちゃうからダメよね。
過去は消せないけど、前に進む事はできる。
ミステリー作家さんはどうなったんだろう。
過去は変えれないけど、前向きになったはずっと思いたい。
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犬が出てくるだけで嬉しいので読んでみたら、展開に意外性があって楽しんで読めました。ちょっと先が想像できないストーリーです。
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おもしろかった。
愛犬家殺しの犯人がまさかあの人だなんて。
にしても、小説家の真希が気持ち悪い。
思い込みで正義感を振りかざし、自分は高みの見物だなんて。
旦那に見捨てられて当然だと思ってしまった。
松本はいい人とは言えないけど、犬を大事に思い鶴崎にも親切でなんだか切なかった。
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ミステリーものとしてはまあまあの面白さだったけど、ペット系小説が好きなので、合せ技とすると星5です。
ただ、前評判よりもダークなキャラクター設定やストーリーに感じ意外だった。
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読みやすい文だった
視点が変わるものの、目標はブレず分かりやすい
ミステリー作家の扱いが雑、そんな終わりなの?
だが熱に浮かされるように突き進む描写は良かった
2時間ドラマになりそう
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犬好きの老婦人が殺害されたことにより始まるミステリー。犬は全て見ていた、とはよくいったもので彼女が飼っていたであろう犬を中心に物語は進んでいく。事件のスケールとしては小粒ながら出てくる人物が怪しい人ばかりでだれが犯人でもおかしくない。それ以上なのは誰が探偵役を担うのかも不明でここがポイントになっていて面白い。筋書きはシンプルながら驚きもありラストの読み味もとても良い。犬好きの方ならばさらにうけるかもしれない。中々の秀作であった。
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犬の習性、飼い主のネットワークなど関心を持っていれば、もう少し物語を楽しめたかもしれない。
登場人物が少なかったので、真相は早い段階で判明する。
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結末が気になり一気に読んだ。私にとってはまさかの展開で面白かった。犬に裏切るという考えはないというところが印象に残った。今後も大切に育ててあげたい。
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犬と人間は意思疎通できると思いますか?
一人暮らしの女性が殺害された。
その現場からは、一匹の犬がいなくなっていた。
時を同じくしてとある男性が犬を飼い始めた。
白いチワワで名前は「シロ」。それは、その女性が殺害されたタイミングとほぼ同時で…。
ドッグランで起こった犬好き達の間での事件、次々に出てくる怪しい容疑者、
そしてシロを飼い始めた男性の衝撃的な過去。
それらの謎を知っているのは、現場からいなくなった犬だけ。
果たして、盗まれた犬は見つかるのか?そしてその犬は真実を伝えるのか?
犬が事件のキーになるという新しいスタイルで面白いです。
次々に怪しい人が出てきており、最後にはそれがつながり始める。
読みやすく、犬を飼われている方にはおすすめできるミステリです!
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最後まで一気読み。ミステリー抜きにして、ペットを飼ったことのない私からすると新鮮だった。ペットに対する愛も含めて。愛犬家にはオススメかも。
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タイトルと表紙のインパクトに惹かれて読み始めると、止まらなくなり一気に。文章のテンポがよく読みやすい。犬から見たヒトは、あるいは他人からみた自分は、どんなふうに見えるんだろう。
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資産家の老女を殺害した犯人は?主な登場人物は、捜査に当たる刑事二人、コンビニで働いている男二人、ミステリ作家の女性。小さな違和感を見逃すな!ということだったので違和感を忘れずに読んではいたけど、犯人は最後まで分からなかった。これから読む方に敢えてヒントを言うならば、表紙のタイトルの小さな部分もちゃんと見て!合間に挟まれる犬目線のシーンが箸休め的な感じで良かった。