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タイトルが気になって読んでみた。犬を中心に犯罪を追っていくミステリー作品。ラストは予想もしない展開だったし、人間の多面性を丁寧に描き、背筋がかなりぞっとした。
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ストーリー、謎解きは普通。読みやすい。殺人の動機が弱いし、犬視点の描写があるならもう少し面白くできる工夫もできたかな?
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「真実を知るのは、その瞳だけ。」って…
表紙の白いチワワ。
そんな瞳で見つめられたら悪いことなんてこれっぽっちもできないですよ、普通。
資産家を殺してその愛犬を盗んだ犯人は、一体どんだけ極悪非道なのか?
思いもよらぬ展開と衝撃の結末。
犬好きは必読のミステリーだな。
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'23年2月2日、Amazon audibleで、聴き終えました。佐藤青南さん、初です。
今まで、全く知らない作家さんでした。何か良いの、ないかなぁ…と、フラフラ探していて、見つけました。
犯人当て、というよりは、それぞれの人物像などを楽しみました。推理作家が登場しますが、僕には「???」で、それも楽しみました。他人の事に、我を忘れてのめり込む…なんだか最近、よく目にします。物語の中でも、外でも。
全体的に、面白く聴けました。さほど大長編でもないし。
楽しかったです。感謝。
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犬好きの人も安心して読めます。むしろ犬好きによる犬好きのためのミステリーかも。装画の犬のかわいさにも犬愛が出ている気がします。
ライトめなエンタメミステリーで、テレビドラマの原作本ですと言ったらピッタリな感じ。2回も3回も同じ説明をするのが気になったけど、先週のあらすじを話してるならOKよ。
普通におもしろかったけど、登場人物に感情移入することもなかったし、犯人探しも騙された部分はありつつも「へー」という感じで終わってしまったかも。犬は好きだけど飼ったことはないので、ペットLOVEの人のテンションについていけなかったところもあり。特に犬の一人称語りは何とも言えない気持ちになってしまったかな…
ややネタバレ↓
・公共料金をコンビニで払うのやめようと思った。これ危なくない?って気になってはいたんだよな…
・最近この手のネット社会に警鐘鳴らす系多い気がする。この警鐘は実際に届けたい人にどのくらい届いているんだろう?
・結局他人は他人、自分は自分、他人のことはわからない。
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時折挟まれる犬視点の描写が印象的なミステリーだった。犬を通じて真相が明らかになっていくが、あの人が犯人だったとは。最後はシロと離れずにすんでよかったと思う。女性作家夫婦とショコラがその後どうなったのかは消化不良。
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装画の可愛さと、貫井徳郎さん驚嘆という帯に惹かれて購入。
会話文が多めで読みやすく、まさに一気読み必至。
各章の始まりで犬視点の描写が入り、ストーリーが進んでいくのが新しい。
まさかあれがヒントだったとは。
犯人に驚き、あたたかい結末に感涙。好きな作品のひとつです。
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犬好きに悪い人はいないとよくいうが、その通りだと思った。タイトルに騙されず、先入観なしで読んでみてほしい一冊。
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犬好きには堪らない愛犬ミステリ。
高級住宅地で老女が殺され、部屋には犬を飼っていた痕跡があるものの姿は見えず。
一方、雑誌記者の鶴崎は、あるスクープを追いコンビニでバイトを始めるが、共に働く松本が突然犬を飼い始めた事に疑問を持つ。
老女宅から消えた犬は松本が飼い始めた犬なのか?
そして老女殺しの犯人は?
リーダビリティが高くワンコの可愛さを味わいながら一気読みしたが作家・小野寺真希の常軌を逸した歪んだ正義感にはゾッとした。
各章の冒頭とエピローグは犬視点で描かれていてなんともキュート。
犬への深い愛情と絆を感じる一冊。
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装画のワンちゃんと目が合う。ズルいくらい可愛い!装丁も素敵でこんなん買ってしまうやん…ってなった1冊。
そして読み始めてグイグイ引き込まれる面白さ!時折挟み込まれるワンちゃんからの視点、次々と出てくる情報と実際見る人物との印象に生まれるいくつものちょっとした違和感。
でも何がどこまで?見落とした?これはミスリード?あれ、違った?と、凄ーく推理してみたのに、結局真相は見抜けず(笑)。
読みやすく、頭の中で情景が思い浮かびやすい文章で、展開運びがとても好き。
色々考えさせられましたし、あー、あるなって感じのリアル問題も絡め、結末の締め方が最高!植村さんめっちゃカッコ良い!こういう終わり方がとても好きなので、良い読後感に包まれました。じんわり心にくるラストに涙が滲んだ。
シロちゃんが最後の最後まで可愛かった(*´ω`*)
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高級住宅地で一人暮らしの老女が殺害された。部屋には、かつて犬を飼っていた痕跡があり、刑事たちは周辺の捜査を開始する。一方、雑誌記者の鶴崎は、あるスクープをモノにするためコンビニでアルバイトを始める。同じコンビニで働く松本の過去を知る鶴崎は、松本が突然犬を飼い始めたことに驚愕するが――。
深まる謎、犬との絆に感涙&一気読み必至!
視点が違うが・・ドッグランでの奥様同士のトラブルとか・・・やめようよぉ~
他にやることないのかい!
とは言え・・・ワンコは可愛い(笑)
無理矢理犯人作った感があるが、ワンコ飼うなら最後まで責任持ちましょう。
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一人暮らしの資産家の老女が殺害されたことから始まる犬を巡るミステリー。
殺害された老女の家には犬を飼っていた形跡があったことから、犬の行方を捜す二人の刑事。
一方、雑誌記者の鶴崎はあるスクープの為、身分を偽って、現場近くのコンビニでバイトを始めていた。鶴崎は最近犬を飼い始めた松本に積極的に声をかけていくが、それには大きな目的があった。
一見、何の関わりのない二つの物語が交互に描かれるが、多頭飼育、少年犯罪など裏に描かれているテーマも奥深く、特にSNSの怖さが際立っていたと個人的には感じた。
「チロ」と名付けられた犬はどこへ消えたのか?
その真実が明かされる時、別の真実も明らかになり、ラストは衝撃的!
作者さんの他の作品は軽いタッチのものが多いし、表紙も可愛らしいので、ここまで重厚なミステリだとは読み始めるまで思っておらず、いい意味で裏切られた。
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ペットは家族同然。犬を盗むなんて誘拐と一緒。断じて許せん!と息巻いて読んでいたが.....この場合は盗んで致し方なし!資産家の高齢女性の強盗殺人事件。女性は白いチワワを飼っていたらしき痕跡はあるものの犬は忽然と消えている。その近所で白いチワワを散歩させる男がいるのだが同じ犬なのか?警察・フリーライター・ミステリー作家が犬をめぐる怪しい事件を捜査?する。事件そのものは結構シンプルなのに、数多の登場人物が愛犬家ゆえに複雑でややこしくなっている。その辺が面白かった。真犯人もあらま!?と意外だったのも良かった。
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チワワ目線がある…!!
ある時老婆が殺され、その老婆が飼っていた犬も盗まれたのではないかと刑事たちが事件を聞き込みしていく。
何人かの視点から描かれる方式。
人間は自業自得よなあ…という気持ちが強くなるものの、犬は幸せになって欲しいし最後はよかったね…となれた。
刑事さんたちも粋なことをする…。
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ブクログで知った一冊。
途中まで、「どうなるのー?どういうことー?おもしろーい!」と思って読み進めたのですが、最後がイマイチでした。
と言うのは登場する犬の心情や行く末に気を取られてしまって、本来着目すべき事件への重きを置けなくなっていた…つまりミステリーとしてはそんなに引き込まれていなかったという事かと。
1~2人ほど、中途半端な登場人物がいたのも残念。存在感があったので、こういう人達の結末ももっとしっかり描いてくれるとよかったのかな。