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久々にミステリーらしいミステリーを読んだ。
犬がキーポイント。
殺人現場で盗まれた犬。
犬を飼っている人は犬を飼っている人同士の交流がある。
私は犬も猫も飼ったことないので、
共感できる部分が少なかったが、
犬好き、ミステリー好きには非常にお勧め。
きっと、共感部分が多いんじゃないかな。
あとは犬飼っている人で
いるいるこーゆー人ー!
とか思いそう。
最後も伏線がしっかりきいて
だからかー!って思える結末だった。
最後の最後もほっこりして終われる。
久々にいいミステリーを読んだなという感じでした☻
人間は多面的だ。っていう部分が好き。
そーだよなって思う。
初めての作家さんだったけど
面白く読めました。
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これはミステリーなのか…?と思って読んでいたらしっかりミステリーだった。
表紙のイメージで勝手に短編集とかほっこり系かと思ってしまったけどよくよく考えたら「犬を盗む」だもんね、そんなわけない(笑)
言葉の話すことの出来ないワンコ。
事件の唯一の目撃者のワンコ。
ワンコは全て知っている…。
人よりもワンコを第1に考える、わたしもニャンコと生活しているのでその気持ち分からなくもない。
けど第三者から見たら異常なのかもしれないと少し思った。
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一匹のチワワを中心に、登場人物たちがありえない行動したり、感情が動いたりする様子が面白かった。
犬を連れていると、全くの他人同士でも自然に会話が生まれたり知り合いになれたりするよねーっていうシチュエーションをうまく使ったミステリーだった。犯人は思いもしなかった人物だったが納得できる展開だった。
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資産家の80歳の女性が殺害された事件の謎を追うミステリー。
犬好き&犬アレルギーの刑事コンビ、コンビニ店員、ミステリー作家の3視点から描かれています。
少しだけワンコ目線も入ってきます。
とても読みやすくて引き込まれました。
里親募集で出会ったワンコを飼っていたし犬猫の保護活動などに関心があったので、共感できるところもありました。
どうかワンコがつらい思いをしませんようにと願いながらの読書となりました。
ミステリーとしても面白かったし、多頭飼育崩壊、ネット社会の闇、歪んだ正義、人間の多面性などが盛り込まれていて読み応えがありました。
表紙に「the Dognappers」と複数形で書いてあるのは、ややネタバレかも?
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凄く読みやすいし、凄く面白いし、凄く良い読後感。
まるでカリオストロの城で銭形警部の台詞を聞いた時に感じる爽快感。
この余韻が凄く良い。語彙が皆無になるほどに
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うーーーーーん、、、なんて言ったらいいか、、、
全く無垢で欲望のない犬を中心に、どストレートに愛情を注ぐものあり、歪んだものあり、欲高いものあり、アレルギーあり(笑)で、人間たちが右往左往して勝手に事件を引き起こしてるって感じ。殺人とか、窃盗とか、放火、離婚とか…。
まあ、人間がどれだけ歪んで欲に満ちてるか、ということが犬を通じて浮き彫りになるとでもいいましょうか。
ただ、展開としてはある意味予想通りといえぼ予想通り。もっととんでもない大どんでん返しみたいなのを期待していたから、あれっ?こんなにすんなり行っちゃうの?って気持ちで終わってしまった。
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犬好きだから犬の可愛さに贔屓目の評価です。
後味のとてもよいラストで良かった。
最後までどういう目的から犬が盗まれたのかわからなかったので、ただただ先を急ぐように読めた。
チロちゃん。いやシロちゃんの幸せを願って盗んだ人が2人も居て、とてもこの仔はラッキーな犬だ!
一つ気になったのが
ショコラはママと離れて寂しいだろうな…
けど、離婚は、ね。あれは仕方ないw
正義感を振り翳した加害者って結構いるよね。
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犬が全てを知っている中で犬の所在が謎解きのヒントになっていた。
意外な人物が犯人ではあったが
確かにこの人しかいないよなぁ感はあった。
犬好きは読んでみたらいいとおもう。
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犬好きでミステリー好きな私としては、手に取るしかない作品だ。
資産家の老女の殺害から始まる。老女は白いチワワを飼っていた。全てを見ていたのはこのチワワだけだったが・・・犯人ば誰か?
コンビニ店員の松本も白いチワワを飼っている。松本と一緒のコンビニ店員の鶴崎は実は・・・
愛犬家で作家の小野寺、この人は犬のためなら強引になる性格のようだ。
事件を調べていく刑事コンビは犬好きの下山と犬嫌いの植村デコボココンビ。この人たちが主な登場人物である。
単純に犬とミステリーを掛け合わせた作品ではなかった。ペットロスの場面は、よくわかる。
ただ、現代の社会への警鐘ともとれる内容も考えさせられた。
老人のひとり暮らし、ペットの飼育の仕方、SNSの使い方など、社会が合理的になる事で悪い面が出たところなのだろう。合理的になることは時代の流れであるが、そこで課題となることは想定しつつ、解決策も合わせて深く考える必要を感じた。
物語が進むプロセスでちょっと変だな?と感じる場面がある。それらが最後に回収される。この構成はうまくできている。そして最後に少し心温まる場面が訪れる。
佐藤青南さんの作品は初めて読んだが、深掘りができて面白い。別の作品も読んでみたいと思った。
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とても良い話でした!
犬派の私には楽しめる一冊です。
盗まれた犬を中心に進む斬新なミステリーです。
犬の視点が可愛くて面白い!
ラストはいろいろ驚きました。
そしていろいろ考えさせられました。
動物をお迎えすることについて、人間はきちんと責任を全うしないといけないなぁと改めて思いました。
それにしても…SNS上で人はどこまでも残忍になれますね。
歪んだ正義感を振りかざし「悪人」を追い詰める姿にゾッとしました。
私も気をつけよう。
良かれと思って発言したその内容は相手を攻撃していないか?と常に自問自答しなくてはいけませんね。
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個人的にはネコ派なので、ほとんど共感できずに読了。ネコに置き換えて考えてみたけれど、やっぱり共感できませんでした。
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面白かった。一気に読めてしまった。
一人暮らしの高齢者女性の殺人事件。被害者は犬を飼っていたようで、犬関係から捜査が進められていくが…。犬視点、刑事、コンビニ店員、様々な人視点で色々な事実が見えてくる。
犬好きに悪い人はいないと言うけど、犬好きに(犬にとって)悪い人はいない、が正しいのかも。
そして、正義と思っていると気持ちが良い。それゆえに暴走する人が描かれていて、現代社会っぽいなぁと思ってしまった。
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独り暮らしの資産家高齢女性が殺され、現金や通帳が持ち去られた。更に飼い犬まで。
何故犯人は被害者の犬を連れ去ったのか。
事件を追う刑事コンビ、過去に殺人を犯した男のその後を追うために彼に近付くフリーライター、ふとしたきっかけで事件と元殺人犯の関連に気づくミステリー作家、そして連れ去られた犬、それぞれの視点で物語は進む。
動物が好きな人に悪い人はいない、なんて言葉を聞いたことがあるが、この作品ではどうか。
個人的にはドッグランでの飼い主たちのグループ意識が怖かった。グループ意識の一方で簡単に手のひら返しもする。どこにでもあるコミュニティの縮図がある。
読み進めると、暗澹たる思いにさせられる。事件の真相や過去の殺人も意外なものがあって、そこは面白かった。
やや荒っぽさは感じるがテンポ良く読めた。
最後は表紙のワンコが幸せになってくれる希望が感じられて良かった。
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一人暮らしの資産家である高齢女性が殺害される。現場には犬を飼っていた痕跡があった。
捜査に当たる二人の刑事と、近くのコンビニで働く二人の男性の姿が交互に描かれる。
多頭飼育による虐待や、犯罪者の更生を妨げる偏見、耳目を集めることにのめり込むライターもどきらへの批判を含みつつも、掘り下げることはなく、エンタメとしてうまく着地させている。
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とても読みやすく、1日でサラっと読み終えた1冊。犬が苦手な私でも大丈夫でした。邪心の無い犬のまわりで問題アリの人間が欲に踊らされるストーリー。急だなぁ…と思う位の結末なので本格ミステリーではないですが、こういうの好きです。