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チバユウスケ氏が食道癌と診断されたそうだ。
正直なところ最近の動向は全く追っていなかったのだけれども、THEE MICHELLE GUN ELEPHANTはリアルタイムで夢中になっていたものだからチバユウスケは若き日のマイヒーローだ。
うーん、そーか…。なんとか無事に生還していただければいいのだけれど。という感じである。
とにかく訃報はもうたくさんなんだ。
半年くらい前にTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTの1999年USツアーでのライブ音源が突如としてYouTubeにあがっていた。
海外でのTMGEの演奏というのは、確か「world stereo lynch」というDVDのなかでほんのさわりだけしか見たことがなかったから、懐かしさもあり、とてもブチあがったものである。(違うDVDだったかも。いま手元にないのでわからん)
さて、パンクやハードコアを追っていると、こういったいわゆるブートのようなものや、ないしそれをアーカイブ化したものを見たり聞いたりする機会がけっこうある。7インチを数枚出して解散してしまったりして、とにかく正式音源があまりにも少ないものだから。
「7インチレコードは欲しくなるデザインが多いから、見つけたら思わず手が伸びてしまうんだ」
すごくわかる。
そして7インチはなかなかサブスクやCDに落とし込まれないものも多かったりする。要するに7インチ以外のフォーマットでは聞くことができないのだ。
TMGEとthe Bristolsのスプリットもそのひとつである。
少し長くなってしまったけれども、本書は真島昌利氏に続く第2弾と言っていいのでしょうか。同じくフト時間のあるときになんとなく眺めてしまう本。
知らない音源ばかりで、お楽しみはまだまだたくさんあるなーといったところだ。