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はっきり言って期待はずれであった。
新書という性質上仕方ないところもあるのだが、藤沢師でなくても語り得るような、レース体系や競馬のルールの話、血統や一口馬主の話は読んでいて退屈であった。
藤沢先生の本ということであれば、藤沢先生だからこそ語り得る内容を書いてほしかった。そういう意味で、ほぼ中身がなく、あまり買う価値はない一冊と言える。
強いて言えば、8章の、サラブレッドの所作と心理の話は興味を惹かれるものがあった。幸せな人が幸せな馬を作る、をモットーとする藤沢先生が、これまで、馬の所作や心理に気を配り、馬をしつけ、厩舎運営をしてきたことが伝わってきた。この章は面白く読むことができた。繰り返しになるが、こういう、藤沢先生だからこそ語り得る、サラブレッドの面白さ、競馬の面白さを書いてほしかったし、引き出せなかった聞き手に残念な気持ちを覚える。
読んでガッカリ。☆ひとつ評価はかなり久しぶりです。
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藤沢さんの考えてることはわかった。
まあ、理解できる範囲内で、
それはちょっと違うだろという部分もあった。
血統に関しては説明不足なところもあり。
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藤澤先生といえば、競馬を知り始めた頃に「新進気鋭の調教師」としてよく紹介されていた思い出がある。最近になってようやく、少しだけ競馬を俯瞰して見られるようになった気がしていて、書かれていることに対して同意する部分が数多くあった。
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つい最近競馬に興味が出てきたので、入門編として手に取りました。日本競馬の立役者とされている方が語る今まで手探りの経験と、過渡期、さらにこれからを見据えた話の筋立てが面白かったです。さらに興味をそそるような内容でした!親くらいの世代の熱心な競馬ファンには物足りないかもしれませんが、私のような新参者にはぴったりでした。