紙の本
美しく妖しく、ちょっと怖い。
2023/01/01 22:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
美しく妖しいお話、ちょっと怖いお話、結構コワイお話などなど短編がたくさん入ってます。
空いた時間にちょこちょこ読むのちょうどいい感じ。
主要キャラの人となりや活躍が掴みやすくて楽しめた。
投稿元:
レビューを見る
分厚い中に、沢山のエピソードが詰まっている1冊。
とにかく情景描写が素晴らしく、妖かしい色合いが目に浮かぶようで、アニメ化されないかなぁと思う。
もう最初の数行でもっていかれる。
白髪を“焼いた骨のような白さ”と表現されたらもう…。
ひと月前に愛猫を亡くして、焼かれた骨の白さが目に焼き付いているので余計に。
そして猫たちがメインのお話があるので、そこで泣き。
名取さんのヤモリのようだなぁ、とかxxxHOLiCのようだなぁ…とか雑念も入るけど、好きなシリーズです。
大野木さんファンです。
投稿元:
レビューを見る
完全にハマった!
前巻で名前程度で素性の明かされなかった方々の
殆どが登場。
師匠、姉弟子、師匠の使用人、謎の老人…って、
登場人物、皆んなが謎だわ(笑)。
それぞれが幾つかの章の主人公となり、世界観が創られて行く。
ただ、それでも彼らの全てが詳らかにはなっておらず、でもそれで良い…それがこの物語の肝のように私は思う。
今回もエピソード多数!
しかも、
読み応え満点!(言い方 古っ)
各章は決して長くは無く、それでいて中身は絶妙に纏まっている…一言で言うとシャープ。
読み易く、しっかり怖く、しかも泣けたりもする。
これは傑作だわ!
満身創痍ながらも主だった二人は生きている!
続編が切に待たれる。
それまでは営繕屋さんや比嘉姉妹の物語を堪能するとしよう。
投稿元:
レビューを見る
描写が本当に美しい…。悍ましいものも恐ろしいものも尊いものも懐かしいものも、全ての描写が美しかった。気が早いですが次刊出るのが楽しみです!
投稿元:
レビューを見る
前作よりさらに深みを増しています。
間を空けずに読めたのもよかったです。
夜行堂の世界観の不思議さは益々広がります。
連作とはなっていないため、話が過去に戻ったりしますが、時々繋がりもみられ、登場人物のそれぞれが味があります。
呪詛が関わるものは結構凄惨な描かれ方をしています。人間は怖いですね。
次作も楽しみです。
投稿元:
レビューを見る
怪異が見える青年とオカルト嫌いな県庁職員がさまざまな怪異に挑む連作短編集第二弾。
相変わらず仄暗い中に一筋の希望が見えるような世界観がいい。千早と大野木のバディ感も絶好調。柊や帯刀も登場し、徐々に人物像が明らかになってきて今後が楽しみである。
投稿元:
レビューを見る
最後のおばあちゃんとお孫さんのお話がよかった
500ページ越えなんて…て思ってても面白ければあっという間に読めちゃうもんだね