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1.日本の組織は「家元組織」教義は変えられない
組織は硬直化 戦前陸軍と同じ
日本はあらゆる組織の硬直化が進み衰退化が進む
官僚も事務次官体制の劣化
第三の敗北と維新を待つ
それにしても日本は国際基準からどうしてこんなに逸脱してしまうのか
「非科学」=日本組織の宿命
前任者を否定できない 世襲 劣化する
パラダイムを変えられない 時代に不適合
「唐様で売り家と書く3代目」
2.欧米の組織原理
①Top Leaderの選出 最重要
②純血と多様性
③世襲は✕
④⑤
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「日本は知の鎖国状態にある」
世界に通用する“国際派”プロフェッショナルになるためには何が必要なのか。
日本の大学や社会、経済が抱える課題とその解決策を提言する。
私は社会を変革する「出る杭」を育てていきたい。
日本で最高峰とされる東京大学の学生たちがテレビ番組でクイズを反射的に解くのを見て、「頭がいいね」などと言っているようでは話にならないのです。
コンピュータが知識で人間を超えた今の時代、いまだに知識だけをひたすら蓄える教育しか受けていない日本人は、自らの頭で考える経験を積んでいる海外の真のエリートたちと、コンセプト(発想・概念)では勝負になりません。私は「高等教育の目的は何か」を問うていきたいと思います。
第1章 時代に取り残された日本の教育現場(世界水準から後れをとる日本の大学;真の高等教育を受けられない日本の学生たち )
第2章 停滞から凋落へ向かう日本の科学技術(幻想で終わってしまった「科学技術創造立国」;質も量も異様な低迷を続ける日本の論文 )
第3章 「失われた30年」を取り戻せるか(もはや過去の成功談でしかない「モノづくり日本」;デジタル時代の土台を築いたアメリカの国家戦略 )
第4章 日本再生への道標を打ち立てる(世界の常識は日本の非常識―憲政史上初の独立調査委員会;事故原因隠蔽のため「透明性」を拒否した日本政府 )
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リスクをとらず、責任を負わず、国の安全に関わる事態でも忖度と隠蔽。。そんなもんだよ、ここは日本、と若い方たちに言うような大人になってはいけない。誰もが気持ちよくやりたいことをやり、力を発揮できるように今の自分には何ができるか、考えさせられる。
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なんとなく気になり読みたくなりましたが、深掘りしたくなりました。チャプター毎に触れていく内容はどうやって関連してるの?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、黒川先生の本を中央教育審議会の「2040年に向けた高等教育のグランドデザイン(答申)」と一緒に読むことをお勧めします。文科省のホームページからアクセス可能で、読むと本の内容ももっと深く感じていて、全体を通しての理解が深まりますし、黒川先生か触れている話の原点ももっとわかる気がします。
ただ、僕はあの時にすごかったよのアピールが多すぎて、本の本来あるはずの価値を下げてしまいます。
出版形態として、新書でも良かったと思います。