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尚哉の物事の受け取り方があかるくなってきて、楽しそうになってきたのが、とてもよくわかる巻だった。
ネガティヴさが薄れてきてよかった。
どの話も面白く、楽しかったけど、なんとなくどの話もラストが曖昧というか。
でも良かった
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彰良先生とケンカした健ちゃんに投げられまくる尚哉w
仲直りしてねー。
尚哉の幼馴染涼が初登場。その後、仲良くなっていけるといいね。それで機嫌よくなってる彰良先生、好きだわ。
初登場といえば、尚哉両親もちゃんと出てくるの初めてかも。ワンちゃんを飼ってる理由、尚哉ってば気付いてあげてって思っちゃった。
相談者晋の勤務先の小学校。子供って、無自覚に残酷だったりするよね。でも、今回は大丈夫っぽくて安心。
4人ミサキ、あの人怖い。彰良先生、なかなかの荒療治だったけど、必要なことだったんだろうな。
雪女って、原典も、今回の話もとても切ない。
3人のドタバタスキーツアー、楽しいだけのバージョンも読んでみたい。
健ちゃん、分かっててだもんね。優しい。
(きっと茹でだこになってたに違いないw)
あれ、そういえば、今回は瑠衣子さん、どうしたんだろ。
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第一章「押入れに棲むモノ」第二章「四人ミサキ」第三章「雪の女」が収録されています。今作は全編通して高槻たちが本物の怪異に出会ったということが共通しており、人間が怪異に見せかけて起こした事件を調べて行く中で、高槻と深町が徐々に怪異に巻き込まれていく様子や最後に怪異が提示される様子は薄っすらとした恐ろしさを感じました。ただ今回は個人的な印象なのですが、第一章と第二章のタイトルが話のオチや真相となってしまっていて、話の内容と合っていないのでは?という感じがしました。
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シリーズ前半に比べて本物の怪異に遭遇する確率が高くなっているため、とても面白い。
モンモンの話はその後どうなったのか、続きが気になった。
「もう一人」が最初の方は何もわからず怖かったが、今は聞き分けが良く可愛く思える。
尚哉が「お祓いをすれば助かると思っている人間を面白い」と感じているところが、本当に怪異に遭った人間にしかない価値観だと思った。
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今や本物の怪異と人ならざるものと、人が生み出した事から起こる「幽霊の正体見たり枯れ尾花」とに分かれてきた形ですが、どちらも展開が面白く、同じ箱の中に違う二つの味を一度に楽しめるみたいな感じ。
人の心理から起こるエピソードは成程、と毎回勉強になります。民俗学も学ばせてもらっているかのよう。
親の気持ち、子の想い、それらが散りばめられたように思ったシリーズ8弾。尚哉くんとご両親が良い方向にいけばいいなぁと願いたくなりました。
2章の娘さんのメッセージはウルっと。切ないものもありながら、温かく残るお話の運びが好きです。
まだまだ高槻先生とかの存在は謎がありつつ不安要素も残るままだけども、尚哉くんと佐々倉さんとの遣り取りはほっこりもして癒されます。
既に続刊が楽しみ!
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少しずつ過去が明らかになるけれど、、全貌はまだまだ。引っ張りますねー。
毎回、異界が出現するようになってきて、ミステリハンターの要素も。今回も期待通りでした。
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シリーズ第8弾。
今回も面白かったです。
第一話
尚哉の苦い思い出が残る母校の小学校での「モンモン」というお化けの噂。不登校の児童が出ていて問題解決のため専門家?の高槻先生が学校訪問して授業を行う。かごめかごめの伝承など、面白いなぁ。
第二話
小学生の頃の仲良し4人組の一人、美紗紀が亡くなり、仲間の一人も続けて亡くなり、美紗紀の呪いでは?と怯える依頼人。
本書の副題の「呪いの向こう側」はこの話から来てるのかな。
高槻の従弟・優斗の再登場。本筋から離れるけれど、従弟と和解?出来て良かったと思った話でした。
第三話
3話の中で一番好きな話。タイトルの「雪の女」通りの話。
最近、高槻先生がホンモノの怪異を引き当てる確率が高まってますね。
次回作も楽しみです。
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今回も面白かった!!深町くんがますますたくましくなっていくところが素敵です。
読み進めるたびに面白さが更新されていく!次巻も楽しみ!
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異捜案件がますます増えてきたし(「本物」との遭遇率が上がっている)もう一人の先生の登場率も上がっていて心配になってくる。
その分、深町くんの逞しさも上がっているけれども。
例えまだ健ちゃんに憂さ晴らしに投げられるひ弱でも、言うべきことは言えるようになってる。
成長が見えて嬉しい。
ただ冒頭の件は深町くんとしても自覚があるらしく、その点も不安を誘った。
でも彼はもう先生から離れる気はない筈なので、乗り越えて欲しいなあ。
今回は童謡に予知能力、そして雪女。
他に色々要素が付随しているので、一口には言えないけれども。
特に前二つの話は様々なネタが複雑に絡んでいたので面白かった。
先生の講義が大学だけではなく、小学校だったり旅先だったりで披露されていたのもよかった。
また先生、深町くん、健ちゃん3人が(途中幼なじみ組の不器用な喧嘩がありつつも)和気藹々やっているシーンが印象的だった。
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今回もとてもおもしろかった。本を広げれば完全にその世界に入っていけるのがすごい。今回もいろんなことに巻き込まれるなぁ。今後どうなるのか心配だな。
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一章の終わりは少し怖かった。かごめかごめとか、さっちゃんの怖い解釈あったなぁと思いながら読んでて、専門家がちゃんと考察することは、やっぱりすごいなと感じる。 二章は元友人のあれこれ、というよりも、自分のプライベートでさえも書かずにはいられない作家という生き物の性みたいなものを考えさせられた。
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8巻目。
もう一人の高槻が頻繁に出てくるようになった…
でも話しが通じるようだし、守ってくれることもある
家政婦の片山さん(旧姓)の登場にほっとする…
高槻先生の理解者ですからね!
ゆきのや旅館に行きたい…
今すぐにでも…
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このシリーズは、すべて読んでいるが今作品は怪異と普段の人間の営みのバランスが良かった様に感じた。
過去作の中には、怪異にあまりに寄ってしまってキツイなと想うこともあり、面白い作品ではあるのでどうなっていくのかと少し懸念もあったが、私の嗜好としては、今作位が丁度良いかなと満足している。
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少しずつ本物の怪異が増えていて、今回ももう一人の高槻の出現率アップ、本物怪異ありでした。
ようやく主人公が自覚をもって行動し始めたのや、実家の両親が出てきたのが新展開です。
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押し入れに潜んでるやつが地味に怖い。
実際、ここしばらく、「ホンモノ」の当たり率がかなり高い。でもこの3人組が好きなので平和が続いてほしいものです。