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あの世とこの世の境にあり「会いたい人に会わせてくれる」と噂のカフェ・ポン
天寿を全うした猫のふー太は「仕事を5回達成すると会いたい人に会える」報酬目当てに働くことになった。
猫が想いを繋ぐ架け橋に。
標野凪さんの柔らかい世界観。連作短編集です。
猫好きにはたまらない作品、心がほっと暖かくなりました。
だけど仮に猫が好きじゃなくても、「会いたい人」がいる人にオススメ。
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標野凪さんのほんわりした世界観が好きです(*^^*)
先を読めば読むほど、「あー終わりに近づいちゃってるー」と読み終わるのを寂しく思い、2回目を読み始める笑
シリーズ化期待☆彡
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猫の表紙が気になって購入。
初めて読む作家さんでした。
ほのぼの、じわり系。
短編での構成になっているので、一気読みできないときにおススメ。
猫たちが青の世界で頑張っている。
本当にそうなら、虹の橋を渡ったうちの子も、いつか会いに来てくれるかな。
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この本のほんわか度が好みです。
スタンプ貯めてのぞみを叶えてくれるって...なんというか現金な話ですが楽しめました。
お話は癒し系でサクッと読めて、心が落ち着きます。
主人公たちの背景が完全には明かされていないので、続編があると期待しています。
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標野凪さんの本は
『今宵も喫茶ドードーのキッチンで。』に次いで2冊目。
”旅だった人ともう一度会いたい”
その願いをかなえる物語、
そんな設定の小説はいくつか思い浮かぶのだが…
『伝言猫ー』はちょっと違う。
ちょっと、いやいやかなり不思議な設定。
伝言猫のふー太は天寿を全うした猫で
カフェ・ポンが存在するのは”この世”で…
”会いたい人”があの世の人だけではなくて…
再会の方法が…
と、色々、思うことはあるけれど
”そこ”を不思議に思ったり
”そこ”にこだわったりしてはいけない!
そう、この本はそこんところは”まるっと”受け入れて
ふー太が無事に任務を全うして
会いたい人に会えることを願って
ただただ、ゆったり読むことがおすすめ。
標野さんは現役カフェ店主さん。
読みやすい文体でほっと一息つける。
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伝言猫ふ~太の目線で進む物語。
劇的ではないけれど、ホッコリした気持ちになる連作短編。ふ~太と一緒に暖炉の前でくつろぎたい。
虹子さんのこれからも含めてシリーズ化してほしいです。
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2023年45冊目。
ちょっと不思議な物語。
心があたたまり、ラストは涙が出た。
虹子さんの会いたい人の続編、読んでみたい!!!
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とにかく猫の描写が可愛いすぎた一冊...!
猫目線で物語が進められていることもあって、想像するだけでなんだかほんわか癒されました♡
そして、猫さんが、会いたくても会えない人の思いを届けるために奮闘する姿は、思わず応援したくなってしまう✊
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癒される物語だったー!
うるうるしたり、ざまぁって思ったり、頬が緩んだり
伝言猫が運ぶ5つの物語
生者の世界である緑の国と、死者の国の青の国
青の国へ逝ってしまった猫は働く働く
伝言猫として遠くへ行ってしまった人の声や、会いたくても会えない人の声を届けていく
ちょっとした失敗はご愛嬌で可愛らしい!
道端を歩くあの子たちも、もしかしたらお仕事の最中なのかしら?
虹子さんと猫ちゃんの謎が少し残ったかな?
次巻があると信じて、楽しみにしてようかなー!
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会いたい人への想いを届けてくれる伝言猫ってなんて素敵なお仕事なんでしょう。
もちろんちょっとファンタジーな設定ではあるのですが、もしかしたら私も伝言猫にタッチされて誰かへの想いを代わりに届けたことがあるかも、、?と思わせてくれるような、ファンタジーすぎないリアルさを感じました。
「会いたくても会えない人」がテーマなので、感動的なエピソードが多いのですが、変に泣かせにくる感じじゃないのが、よかったです。自然とウルっとしてしまうけど、その涙をめちゃくちゃ引きずるわけでもなく、さっぱり1話ごと終わっていくので、読みやすかったです。カフェ・ポンで伝言猫として働くふー太が、ツンツン系の性格なのに健気で一生懸命でかわいかった!
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タイトル通り、猫様が主役。
目線が猫様主体で可愛いらしさと冒険心と、又、ファンタジー感が一気に世界へ導かれる。
物語だからこそ、自由で伸び伸びとしていて読む側も純粋になれる。
あの世に逝ってしまった猫が、現世とあの世を行ったり来たりして人助けしてくれる。
我が家にも、今年の春に逝ってしまった愛猫がいたので、小説のようになってくれたらなぁと期待を込めて星5です。
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主人公ふー太の猫目線で物語が描かれていて、その猫らしい考え(あくまでイメージ)やしぐさに癒される。メルヘンチックで優しい雰囲気は著者の作品に共通しているなと思う。
著者の標目さん、現役のカフェ店主をされているのは、初めて知った。作品にごはんものが多いのは、そういう訳だったのか。
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書店で続編?もしくは関連作と思われる
『〜が雪の山荘に〜』を見かけて積読していたものを取り急ぎ読みました。章の構成、ストーリーの前提がプロローグ後の1章目で描かれていて、そこに引き続きストーリーが展開され、主人公にあたるふー太が伝言猫として活躍する姿が面白かったです。報酬を得るためのアルバイトで人と関わる中で猫としての振る舞いや特徴も盛り込まれて描かれている点も好ましく感じながら読み終えました。エピローグの描かれ方はとても良かったです。(^_^)
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「あっち」の世界と「こっち」の世界の橋渡しをしていて、「会いたい人に会わせてくれる」お店〈カフェ・ポン〉で、伝言猫として店主の虹子さんのもとでバイトをしているふー太が主人公のお話。
初めはこの複雑な設定に混乱しながら読んでいたけれど、読んでいくうちにほんわかと温かい気持ちになっていきました。
伝言猫が依頼主に代わって、もう会えない人からの想いを届けるなんて、可愛らしい絵本を読んでいるみたいでほっこりします。
生きていると後悔するようなこともいろいろあるけれど、誰かの何気ない言葉でふと気持ちが楽になって前を向けるようになったり、そうそう悲しんでばかりもいられないなって思います。
想像力を働かせて伝言猫として活躍するふー太に、思わず感動してしまいます。
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もう会えない人にこういう形で、気持ちで触れることができるというのが夢があると思った。
青の世界が本当にあったらいいな。今は会えないおとんも一緒に暮らしてた猫やワンコもこう言う世界で生きててくれてたらうれしいな。