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内容より改行や句点、同じ言葉の繰り返しなどで読みづらいなというのがまず感じたことでした。漫画やドラマの説明シーンのような…。
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主人公の超能力を利用して、病気や怪我の治療したら、会社も大儲けだよ!
それは人として吐くほどいやらしい考えだ…なんてレベルか?
新興宗教の教祖に祀り上げられるか、どこかの大国に拉致られて人体実験とかの心配した方が…
本人が病気の治療にどこまで関与できるか不明なのに、じゃあ医者の資格とっちゃえって発想も乱暴じゃないかな
そんなややこしい病気に着手するなら、取りあえず怪我での欠損等の完全復活の方が良くないか?
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「粗忽姫」と呼ばれるほど、毎日どこかで転ぶ高井南海。ある日、大企業の御曹司、板橋さんと出会い、自分が超能力者であることを自覚する。世界にできる靄を取り除くため「修復課」を立ち上げ、世界を直し始めるお話。
初期の素子さんの作品を彷彿とさせるキュンがつまっていてうれしかった。
前向きで強くて優しい女子と、ちょっと世間ズレした、でも実は仕事できる系なおじさんの、パターンが好き。なんていうか、自分的に、新井素子作品の王道。
理詰めのようで感覚的な会話がたまらん。
面白かったです。
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新井素子、久しぶりに読んでみた。
奇想天外なストーリーで、中盤からは、一体どこへ向かうのか、それだけが気になって読み進め…あとがきまで読んでみて、なるほど、作者の実体験に基づいていたのね、と。
なんとか読み終えた。
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文体が軽すぎて読んでて眉を顰めました。
話の内容も重複する部分が多く、読破する気力も次第に薄れました。
加筆修正しているなら、もっと工夫できたのでは?
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久しぶりに読む新井素子作品。
ネチネチ
グズグズ
うっとおしくて
神経質で
理屈っぽくて
同じ話を何度も何度も蒸し返して。
そんな、マイナス要素の集合体みたいな文章なんだけど。
でも。
新井素子にかかればそれが魅力になるんだから、不思議。
懐かしく読ませて頂きました♪
因みに、私のなかでは、新井素子と竹本泉はセットです。
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新井素子さんの作品を初めて読みました。
他の読者皆様が評されているように、正直、凄まじいまでに「くどくど」です。笑
ですが、私はどうやらそうした、心の機微を、一言で言い表せられない不器用な人の、一生懸命に生きようとする姿が、とても好きなのだなぁ・・・と、再認識しております。
私の最愛の作品・装甲悪鬼村正の主人公・湊斗景明さんも、それはそれはくどくど・・・なのですが、結局は、「和を以て貴しとす」の、17条憲法以来続いてきた、日本らしい穏やかな生き方を、彼なりの不器用で、一生懸命な姿を通じて、私たち読者に伝えてくれています。より正確には「思い出させてくれる」という印象でしょうか。私たちは、感性や直感において、とっくに通じ合い、和の大切さは、言葉にできない何かで知っているはずですから。
・・・って、自分でも笑ってしまいますが、そうこう評する私の意見が既にくどくどでございますね。笑
死生観や生きる意味について、ある年齢になると、ふと考えることが、しばしば誰にでも起こり得ようかと思います。そうしたとき、学びの入り口となるのは、歴史の偉人たちはもちろんのこと、こうした小説の登場人物の生き様や言葉、想いもまた、大切なきっかけになるはずです。
私はかねてより、架空と実在の人物の、心、想い、命の重さをあえて分けずに考えてきました。もちろん、シューティングゲームなどでキャラクターが戦うことや、その操作をする人を責めたりとか、そういう偏見ではございません。
私のいう、架空と実在の一致という考え方は、つまり、
「キャラクターはその世界で生きている」
という、極めて単純なものです。
誰かが悲しみ その人に寄り添って何か言葉を伝えるとき
誰かの理不尽に怒り その人に向かって悔しさや怒りを表すとき
誰かの幸せを尊び その人に向かって祝福を届けるとき
ーーーそうしたとき、心があれば、血が通うならば、あるいは私ならば、こう考える、こう言う、こう伝える、___はたまた、あるいは何もしないし、言わないかもしれません。言わない、やらないことで、傷付かず、救われたという経験がある人も多いでしょうから。この人は自分に何も言われないけれど側にいてくれるから好きだと思えることは少なくなかろうかと思われます。詮索しない優しさは居心地の良さにもなり得ます。
つまり、そのとき、そのキャラクターが、何かを言ったり、何かをするとき、そうなるまでの時間が、人生があるということなのです。
当然、ページの中では描かれていないシーンもあるでしょう。腹痛でげんなりした様子のキャラクターがいるなら、下世話で恐縮ですが、当然ページには載っていないものの、お手洗いで下してしまったことは事実としてそこにあるでしょうから。
そうした、私たちが、読者として神の目線で知り得る共感はもちろん、読者としても読むことが出来ない、あるいは筆者ですら把握していないキャラクターたちの日常が、その世界にはあるのです。この隙間を埋めるのが二次創��であり、スピンオフとも言えます。例えば、本作においては、主人公二人の動向を探るとある怪しげな男が現れますが、彼を主役にした物語があっても不思議ではありません。
なので、私は、架空のキャラクターたちも、実在の筆者が記した言葉も、そこで一生懸命生きるからこそ、私の目の前に現れたものだと、尊敬と信頼で付き合わせてもらっています。
本作は、一言にすれば、「生きるってなんだろう」を深く考えていく作品です。
また、意識できていないだけで、きっとあるかもしれない「不思議な何か」についても、ふっと考えるきっかけになることでしょう。
その道標として、南海ちゃんと板橋さんの不器用で一生懸命な生き方は、そこでしっかりと心を持って生きている確かな存在として、皆さんのこれからの未来と幸せを、そっとお手伝いしてくれると思います。
___ほんとにくどくどになりました。笑 多分にして贅文でございましたが、ここまで時間をかけて読んでくださり、ありがとうございます。
あなたのこれから先の時間が、穏やかで、明るくて、優しいものになりますように。