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わかりやすい。
百人の村だったら、と例えた本を思い出すけれど、こちらの方が視覚的にわかりやすいと感じる。
戦争や感染で、キレイゴトや正しさが今、遠い。遠いからこそ必要なのだとしても、すんなりと心に入っては来ない。
だから今は、この本をただ眺めて、あぁ、本当だ、人はこんなに孤独になってしまってるんだ……と、その印象を忘れずにいるだけでもいいのかもしれない。考えることに疲れても、無力感に苛まれても、それだけなら、できる。
それをさせてくれるこの本があってよかった。
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全人類80億人を合体させて作った、たった一人の合体人間。そのサイズは地球に比べてどれくらいの?他の地球上の生き物を集めて作った合体動物との差は?
合体人間はどんなことができて、どんなことをしてしまうのだろうか。
〈合体人間〉は、地球生物への最大の脅威、そしてまた最大の希望である。
発想が面白くて、最初はワクワクと楽しい気持ちで読みました。しかし後になるにつれ、これは実際の数値を利用した事実を述べている本でした。
人間がしてきたことにより、その影響を受けて全ての個体を集めても小さな小さな一体にしかならない動物、姿を消してしまった動物。言葉にしても右から左の流れてしまいがちですが、こうして数値と実体に表されることによって、人間がしでかしてきたことがはっきりします。
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いろいろと合体させてもし合体させるとこうなると表現。
とてもインパクトがあり、こんなに無駄にしているんだとか減っているんだとか印象深いです。
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地球上の人間や動物植物など,その種類ごとに合体してみる.この発想が素敵だ.
他の生き物に比べて人間がどれだけ巨大かということが一目でわかる.みんなで集まって隙間なく立ったらロンドンに入るなんて,,いろんな発見があって面白かった.そして,地球の危機を具体的に,人間ばかりが増えすぎることへの警鐘をユニークな絵で表現して素晴らしい.
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環境思考実験絵本
八十億人の人間をひとつに合体させたら?
生き物たちを、私たちの作り出したものをそれぞれの数と体積に合わせてひとつにしたら?
〇今の状況を危機感を持って考えることが出来た
〇何から取りかかろうかと
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地球上の人間を全部合体したら?合体した象、合体したキリンなどと比べたら?
どのくらいの量を食べてるの?どれくらいの燃料を消費してるの?地球が直面している様々な課題の根本的な原因は、やっぱりにんげんだった。