- 現在お取り扱いが
できません - ほしい本に追加する
狗の戀 無慈悲な将校に囚われて、堕とされる みんなのレビュー
- 草野 來 (著), 炎 かりよ (イラスト)
- 税込価格:781円(7pt)
- 出版社:KADOKAWA
- 発売日:2022/11/01
- 発送可能日:購入できません
文庫
- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
1 件中 1 件~ 1 件を表示 |
電子書籍
226事件
2023/11/21 21:12
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:yun - この投稿者のレビュー一覧を見る
をテーマにしたお話というのは、他の方のレビューで察していたのですが、何故か青年将校側のお話だと思っていて「悲劇なのかな…」とか色々考えながら読み始めたら………なるほど、統制側(笑)
そうですよね…226事件舞台とはいえ、両サイドいるのだからそっちの可能性もあるんだった(笑)
しっかりと歴史考証されていて、当時の文化などしっかり取り入れられている土台のしっかりした物語だなぁというのが最初の感想でした。
ヒロインとヒーローに関しては、なるほどね〜くらいの気持ちで読んでいたんですが……石原莞爾が出てきたあたりで筆の乗りまくる様子に「あ、作者さん多分石原莞爾がお好きなんだな」と察しました(私も好きですw)
ストーリーでいえば、問答無用のハッピーエンド!何も後ろ暗い問題はなくなりました!みたいなものではないです。
むしろ時代背景を考えても、これから第二次世界大戦、太平洋戦争に入っていくので、主役2人の前途は多難だろうなぁと…。
現段階でも、兄の敵というのは変わることはないので、そのへんの折り合いをつけながら…作中最後のふたりの会話がまさにその答え合わせの日々なのかなぁと。
というか、お兄さんはヒロイン目線ではとても明るくいいお兄さんですけど、青年将校の中でも真っ先に突っ走ったところを見る限り、急進派にも程があるというか、栗原や磯部よりもよほどヤバい感じだったのではと……(笑)
1 件中 1 件~ 1 件を表示 |