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意識には5つの階層が有ることゼロポイントフィールド仮説人は死んだらどうなるか人生をどう歩んだか等々参考になりました。小生般若心経の内容も知る身なればなかなか面白った。宇宙の始まりは揺らぎから始まること記されていて楽しかった。
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大学時代に出会った量子力学、時を同じくして研究テーマとした臨死体験。この2つを20年以上関連付けるべく書籍論文、関連番組や動画コンテンツなど未漁った。昨今提示されたこのホログラム原理によって、身の回り含む宇宙空間の面にすべての情報が保存され、物質を投影しているという仮説に至った。
本著で語られる「ゼロ・ポイント・フィールド仮説」は、心霊や占いなどの不思議な体験、死、宗教という、一般的には科学と相反するテーマを切り口に大胆に語られる。
私が小学生の頃に強く既視感を感じたのは福島県にある「阿武隈鍾乳洞」の断崖絶壁を見た時だった。以来、「脳」と「身体」だけでは説明のつかない現象があるのではないかという問いを続けてきたが、本著は現段階の科学における一定の納得感を与えてくれた。
それだけではなく、自己を鍛えるためここ数年続けてきた心理療法やメンタルトレーニング、マインドフルネスを取り入れた精神修行に対しても、死生観の新たな知見を与えてくれた。
生きる事の意味は何か、私とは何か、地球がなぜ存在するのか、神とは何か、星はなぜ無限に存在するのか、宇宙とは何か。
これらの問いを抱く方には是非一読していただきたい。
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ゼロポイントフィールド仮説、量子真空に波動情報としてすべてが記録されているかも、という説でこれ自体は大変興味深くもっと知りたいと思った。
が、本書の中盤以降はそこから「宇宙意識」に話が飛躍し、筆者は科学的想像力というが少なくとも自分には思想実験の類に思えた。とあるアニメの人類補完計画を説明してるのかと笑
センスオブワンダーを軽視せず、科学と結びつける考え方はなるほどというか面白いのだが、残念ながら科学的根拠を示せていないのが物足りなかった。
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ゼロ・ポイント・フィールド仮説から死を論じた本。仮説という事で明確な証拠がない。無知無学な小生が言い出したら恐らくは妄想として片付けられるだろうが田坂先生の説得力が尋常ではない為どんどん読み進んでしまった。
量子真空の波動に未来(変更可能)な情報が含まれておりその情報をアクセスする(表面意識よりも更に深層に入った四つの意識だと)事で世の中のオカルトじみた話が合理的に説明できるというのが面白かった。特に引き寄せの法則は思い当たるものがあるので留意したい。
宇宙意識に合一していくという話、手塚治虫先生が『火の鳥未来編』で描いていたコスモゾーンと似ている気がする。手塚氏は不眠不休で仕事をしている様な人だったらしいから「アクセス」しやすかったのかもしれない。
個人的に考えた事として目的のない宇宙意識の段階が人間の先に進むであろうという事。本書では当然事実として人間で終わっているが量子コンピューターによるAI活用がなされたらどうなるのか。まあ小生の妄想だけど。
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とても面白かった。一流の科学者が、科学的に死後の世界を語っている初めての本だと思う。神棚や先祖を毎日拝んでいるが、その行為に自信が持てる様になった。
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ゼロ・ポイント・フィールド仮説は自分としては腑に落ちるがこの仮説は決して実証出来ないという所が悩ましいですね。
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霧が晴れてきた山頂に立っている、清々しいそして凛々とする気持ちになりました。
深くて広い宗教的学問と体験、それ以上に科学者として真実を探究してきた思考の数々、双方にブリッジを掛けるという構想は一般人である私も日々研鑽を積むべきと感じ、実践します。
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書店で本書の目次を見ると、対象読者をいくつか挙げられていた。私はその中でも「人生で『不思議な体験』が起こる理由を知りたい、あなたへ」が該当。科学的に説明できないことを科学的に説明するというのか? 本を買わせるのがうまい。
しかし、本書で述べられている「ゼロ・ポイント・フィールド仮説」が、科学的な説明のようには思えなかった。著者の言うところのブラックボックス(宗教による説明)と変わらないのでは? まぁ、私の科学知識ではエアコンやテレビの中ですらブラックボックスなので、前提知識が足りないだけなのだろう。
それは置いても、このような宗教的な問題を、宗教に依らずに説明できる理論というのは有用だと思う。宗教を回避したがる現代日本人には、精神の拠り所がなく、すぐに病んでしまうので。
特に印象に残ったのは第十二話。人が生きる意味、つまり、どうせ死ぬのになぜ生きるのか? ということに、ここまで明確な答えを記している本はあまりない気がする。
自分なりに解釈すれば、我々人間は、宇宙にとっての調査兵団のようなものだ。それが天命とあれば、おいそれと死ぬわけにはいかぬ。できるだけ多くの人生経験を積み、多くの情報をゼロ・ポイント・フィールドに記録していかなければならない、といったところか。
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自分が物理学会出身だったこともあり、死後の世界の否定派であったが、どこかに「なんとなく信じたい」という気持ちがあった。それに科学的なアプローチで可能な限り確からしい仮説で答えてくれた作品だった。
個人的には量子科学的に物質は粒子と波動の二重性をもっている、という既知の理論を土台として展開する話が腹落ちした。目に見える粒子だけではなく、目に見えないエネルギーとしての波動も確かに存在している。つまり、肉体ではなく意識は目に見えないがエネルギーで確かに存在している。
よくある「引き寄せの法則」はこの構造をもちいて説明が可能で、自分の意識と波長が近い意識は、波動の性質上集まってきやすい。なのでポジティブな波長を維持し続けることは物理的にもポジティブを誘引しやすいということなんだなぁと個人的にとても納得。感謝のメカニズムにも通ずるところがあり、理解が進み、興味が広がりました。作者の前著も購入してみようと思いました。
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量子物理学で論じられている「ゼロ・ポイント・フィールド」
そこには宇宙が始まってからの全てを記録している。
意識の5つの断層
表面意識 自我(エゴ)中心
静寂意識 祈り、瞑想、賢我(もう一人の自分)
無意識 運気を引き寄せる 無我
超個的無意識 直感、シンクロニシティ、以心伝心、超我
超時空的無意識 予感、予知、未来を知る、真我
死によりゼロポイントフィールドと繋がる
ボンヤリ考えていた事が、明確になった気がする。
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「人が死ぬとどうなるのか」という問いに対し、唯物論的科学主義による死後世界の単純否定や、宗教的教義に依存した”あの世”への盲目的肯定ではなく、量子科学の知見による新たな仮説を紹介し、その仮説に基づいて「死への向き合い方」を提唱する一冊。
最先端量子科学が示す「ゼロ・ポイント・フィールド仮説」によると、この宇宙に普遍的に存在する「量子真空」の中にある「ゼロ・ポイント・フィールド」と呼ばれる場に、この宇宙における過去・現在・未来に関する全ての情報が記録されており、著者は我々が自我に囚われた「表面意識」を超えて「静寂意識」や「無意識」の階層に入ると「ゼロ・ポイント・フィールド」に繋がり、優れた直感や未来予知、以心伝心といった「不思議な現象」が起こるのだと主張する。
この「ゼロ・ポイント・フィールド」こそが”あの世”であり、我々は自我を纏った”仮の姿”として”この世”に生を受け、様々な経験や学びを経た後、肉体の”死”とともに自我を脱し、「ゼロ・ポイント・フィールド」に戻って「超自我意識」として生き続けるので、つまり「死は存在しない」のだという著者の主張に賛同するか否かは読者次第だが、「死」を題材にした”科学と宗教の止揚”ともいえる著者の見解はとても興味深い。
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『運気を磨く』と併せて読んだこともあるとは思いますが、実体として重複する部分が多少ありました。
「ゼロ・ポイント・フィールド仮説」という考え方については興味深く読ませていただきました。
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すとんと、腑に落ちる理論でした。
本書で書かれている「ゼロポイントフィールド仮説」は、あまたのSF小説でそれを連想させるような物語が描かれているし、著書の言うように、宗教にもその概念は採り入れられている。
遠隔療法や前世の記憶といったオカルトめいたものも、一笑に伏すにはあまりにも信憑性の高いものもあり、私たちは科学で解明できないそれらのものを、娯楽的な意味合いで扱うことはあっても、真剣に解明しようとはしてこなかった。
本書は現段階ではあくまでも仮説である。が、科学と宗教の融合を目指す第一歩として、とても素晴らしい考え方、アプローチでした。
そして、この考え方でいくと、人間も動物も植物も昆虫も、すべてがゼロポイントフィールドに帰っていくということで、結局、命には優劣もないということが分かる。
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量子科学からの考察は前半のみで、後半は古来からの宗教の教えなどが目立った。とはいえなかなか説得力のある話で充分面白かった。
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若い頃親しんだ中村天風の「運命を拓く」シリーズの一連の本を読んだ時の気持ちを科学的に解析して貰った感じである。読み進むなかで嘗て読んだ立花隆の「臨死体験」も蘇ってくる。更に最近よく読んでいる仏教思想について、専門用語が複雑で頭がこんがらがったものを整理して纏めなければと思っていた矢先でのこの本である、自分の読書活動の途中整理としてタイミングが良かった。人間は肉体が死んでも意識は属人性を超えた宇宙意識として永遠に残る、だから死というものはないと言う。常々気になる人間の意識や死後の話そして霊や想念のことが論理的でわかりやすく科学的に説明されている。最先端の量子物理学の仮説に基づき、量子からあらゆる物体が地球・宇宙まで、そしてそれが過去・現在・未来と体系的に整合性を持って論証され、まるで曼荼羅を科学で絵解きしているようだ。138億年前、量子真空がインフレーション宇宙論により爆発を繰り返し宇宙や地球が形成され人類が発生成長する。その過程でホログラム構造によるあらゆる現象や意識などがゼロ・ポイント・フィールドに蓄積されそこにアクセスする‥‥。余りにも鮮やかで、これは本当に科学にもとづく論考なのか、後半のポジティブ思考や道徳・宗教の話しに至っては、よくあるスピリチュアル話と一緒で単なる為にする精神論なのではないか、量子物理学を部分的に都合よく解釈した謬論なのではないかという疑念も少し感じてしまう。作者の他のシリーズ本も読むべきであろう。
・「ゼロ・ポイント・フィールド仮説」、量子真空の中に宇宙のすべての出来事のすべての情報が波動情報としてホログラム原理で記録されている
・究極なポジティブ想念で良い運気を引き寄せる心の技法
・「現実自己」が消え去った後も「深層自己」はゼロ・ポイント・フィールド内の「様々な情報」に触れながら存在し続け変化を続け「生き続け」ていく
・我々の意識はこの現実世界を生きている間は「肉体」と「自我」に拘束されながら様々な体験を与えられ様々な事を感じ考え学び一つの人生を歩む‥肉体が死を迎えるとともに我々の意識の中心はゼロ・ポイント・フィールドに移りいずれ「自我意識」を脱し「超自我意識」の段階を経て最後は「宇宙意識」へと拡大し合一していく
・「私とはこの壮大で深淵な宇宙の背後にあるこの宇宙意識そのものに他ならない‥‥然るに死というものは存在しない」
・138億年で人類の「前史」が終わり「本史」が始まる、「科学的知性」と「宗教的叡智」が結びついて新たな文明の創造である