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90代になっても頭脳明晰、受け答えがしっかりしている人をすごいなぁ、と思うし、そうなりたいと憧れる。脳の「健康寿命」を伸ばすヒントをもらえそうなので読んでみたい
#脳は若返る
#茂木健一郎
22/11/21出版
#読書好きな人と繋がりたい
#読書
#本好き
#読みたい本
https://amzn.to/3INaGzb
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いつもの茂木さんの主張。
旅や新しいチャレンジが脳に良い。人との繋がりが資産。友達からの誘いはなるべく断らない。できるだけ複数のコミュニティーを持っておく。YouTubeやみんぱくに挑戦してみる。そしてお金を意識することが人生の張り合いにもなる。旅ランがオススメ。特にランニングでは、瞑想状態のようなデフォルトモードネットワークが効果的。
自慢するでもなく、賢いが天然で無邪気な感じが魅力。知識をひけらかしたり、妙に色気を出すようなおじさんとも異なる。しかし、そのせいだろうか、もしくは編集側の問題だろうか、常に主張は変わらず、著作によっては重複が目立つ。
ポジティブな内容は何度読んでも良い、とは思うのだが、一冊だけ選んで電車に乗った時に、既視感たっぷりの重複内容ですぐに読み切ってしまい、失敗。是非、著作にも新しいチャレンジをお願いしたい所だ。
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本書は、脳科学の視点から見た若返りの秘訣を解き明かしています。本書の中心的なテーマは、ドーパミンとセロトニンという二つの神経伝達物質がいかにして私たちの脳を活性化させるかです。茂木氏は、ドーパミンが「分かった」、「できた」という感覚を通じて強化学習に寄与し、好奇心や新しい経験によって増加することを強調しています。これには、新しい場所の探索、美味しい食べ物の体験、人との出会いなどが含まれます。また、利他行為もまたドーパミンの分泌を促進すると述べています。
一方で、セロトニンはストレスに反応して減少することが指摘されており、このバランスが脳の健康に非常に重要であることが示唆されています。ランニングはデフォルト・モード・ネットワークを働かせて脳のメンテナンスや情報の整理に寄与し結果的に脳を若返らせ、普段とは違った手を使う創造的な活動(楽器演奏、絵画、料理など)も脳の血流量が多くなり、認知症予防に効果があると説明してます。
また、本書は人間関係の重要性も強調しており、SNSを活用することの価値と、リアルな対面交流のバランスを取ることの重要性を説いています。旅行や会食の計画を前もって行うことで、未来への楽しみを脳に提供することも推奨されています。
最終的に、茂木氏は、誰もが完璧ではなく「ポンコツ」であることを受け入れ、若いころに楽しんだことを再び始めることで、脳の若返りを促進することができると結論づけています。この本は、科学的な知見を基にしつつも、実用的で日常生活に取り入れやすいアドバイスが満載で、脳の若返りを目指す読者にとって非常に役立つ一冊です。
※ChatGPTを使って纏めました。
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「老年学」という言葉を初めて知った。
「年を取りたくてたまらない。」というひとには一度もお目にかかったことはないが、年齢を重ねるのは成熟することだと捉える考え方は賛成だ。
年齢を重ねたから言える言葉もあるし、経験もあるだろう。
最近、「プラン75」という映画を見た。だいぶ前の話題作だが、老人の自死を扱った映画で考えさせられる事も多かった。
日本人ほど、年齢を気にする国民はいないと冒頭で著者は述べる。
効率化という点では確かに老人の動きは遅い。だけど、それだけで人間の価値は図れるのか?
「プラン75」の中で、実際、主人公の老婦人と接していく中で若者たちの心境は変わっていった。
私達はいつか死ぬ。それはまぎれもない事実だ。そして何処かでそれを恐れてもいる。
だからこそ良い生き様と老人の自信は子孫に光を与えると思う。私も昔できた逆上がりはできないし、階段の一段とばしなんて恐ろしくて、足が竦む。それでも、自分の価値が下がったとは思わない。
昔、川辺に群生する蛍を見た。数え切れない淡い光。子供達に図鑑で、蛍を指指すのではなくて、一緒に飛び交う蛍を見たいと思うよ。
蛍は綺麗な水にしか住めぬ。
私達は何を伝え何を残すのか?
自虐文化に救いはないと思うのだが。