投稿元:
レビューを見る
主人公のやる事が何もかも上手く行き過ぎるし、また、近くの川や池で、自分で釣ったり獲ったりした生き物を、宿のお客さんに料理して出し続けるってあり得ないと思う。読み進めていくにしたがって、どんどんしらけていってしまった。
投稿元:
レビューを見る
山本甲士さん著の「ひなた弁当」の続編と言ってもいいぐらいな、よく似た設定ですね。
最初は何をやってもうまく行かなかったけど、少しのヒントからそれがどんどん好転していくという流れ。
これは「ひなた弁当」も同じ。
弁当の方は食材が野草だったけど、民宿は川魚に替わっただけ。
だけと言ったら失礼ですが、どちらも読んでてワクワクします。
読みやすくて気軽に読むにはお勧めです。
投稿元:
レビューを見る
プロの釣り師になる夢に破れ、実家の民宿を継ぐつもりで佐賀に帰ってきた古場粘児と、粘児の交際相手の中二の娘希実がタッグを組んで、経営の悪化している「民宿ひなた屋」を立て直してゆくサクセスストーリー。
粘児が釣りライターとしての仕事を辞めることになった経緯や、希実が佐賀にやって来るきっかけなどが丁寧に書かれていて、話の流れに納得しながら読むことができました。
一度はあきらめたはずの釣りのおかげで、粘児と希実との距離が縮まり、民宿ひなた屋も復活の道を開いていくという、釣りの楽しさを存分に味わうことのできる物語です。
鯉こく鍋やイノシシ鍋など食べ物の魅力も満載で、地元の同級生たちも温かく、佐賀に行ってみたくなります。
粘児が人との出会いで助けられていく、敵味方のないほんとに良いお話でした。
投稿元:
レビューを見る
わらしべ長者みたいで面白かった。
いろんなことが繋がって、どんどんいいサイクルに入っていく感じが安心して楽しく読めます。