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自分を知る前に人間を知ろう。
ということで読み始めました認知バイアスの教科書。
自分がこんなにも人間だったのかと思い知らされましたね。
思考のクセ、いや本能とでもいうべきものを知ることができれば他人にも自分にも寛容になり、認識が深まりますね。
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#認知バイアスの教科書
#西剛志
23/1/31出版
認知バイアスは怖い
最近も近隣住人に誤った印象を持っていたことに気づかされた
「認知バイアスをうまく利用する」との紹介で
出だし文が認知バイアスと気づかされた
#読書好きな人と繋がりたい
#読書
#本好き
#読みたい本
https://amzn.to/3HFeK2n
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心理学を専攻していましたが、当時読みたかった。
まず構成がとても好き。大きな見出しがあり、次に関連するバイアスの名称、そして日常生活で誰もが経験したことのあるような事例を説明してくれる流れなのでわかりやすい。
挿絵やイラスト図も柔らかいタッチのものなので邪魔にならないのが嬉しい。
学生時代、色々なバイアスの名前を暗記するのに手こずったので、当時この本があればテスト前が楽だっただろうなと思いました。
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なるほど、私の行動原理には様々なバイアスがかかっていたのかーと思いながら読了。
当てはまるものもあればそうではないものもあった。
将来の利益より目先の利益を取る人の心理がよく分かる。私にはないが。今までダイエットにめげる人のことを"意志の弱い人"と思っていたが、それだけではなさそうだ。現実を直視する必要があることが分かっていても、目を背けるという認知バイアスが関連しているらしい。
権威バイアスは結構当てはまる。これは今後注意して生活せねば。ついつい自分より知識のある人、権威ある立場の人が言っていることを信用してしまう傾向が私にはある。ああ、でも、自分が信じたいことをたまたま権威者が言っていたからそれに賛同している場合もあるな。それも何かのバイアスなのかな。
認知バイアスは様々な種類があって、それが日常に深く関わってきている。
この本は、バイアスごとにアドバイスも書かれているので参考になる。
しかし、そこまで真新しいことは書かれておらず、あくまで自分の行動原理を知るための本なのだと思った。自分で考えて選択していると思っていたことが、実は認知バイアスによっての結果だと思うと、少し怖くも面白い。
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注目バイアス=得たいものを明確にすると関連する情報がどんどん入ってくる。逆にそれ以外の情報が入りにくくなる。アイソレーション効果、確証バイアス、ネガティビティバイアス、楽観主義バイアス、自己参照効果、を生み出す。
得たいものを明確にする=注目馬イスを利用している
プライミング効果=直前に見たものの影響を受ける。行きたいところ、やりたいことの写真を張る。代表制ヒューリスティック、利用可能性ヒューリスティック、文脈効果、感情移入ギャップ、自己ハーディング、を生み出す。
本の背表紙に書かれている言葉に知らず知らずに影響を受けている
比較バイアス=何かと比較しないと把握できない。自己中心性バイアス、ダニングクルーガー効果を生む。他人ではなく過去の自分と比べる。
現在バイアス=将来よりも現在を重視する。保守化、正常化バイアス、セルフハンディキャップ、ダチョウ効果などを生む。現状維持を求める。現在を重視する。
作話=感情に合うように過去の記憶を作り替える。日々強化される。自己中心性バイアス、ビークエンドの法則。要約効果など。
の5つに代表される。
透明性の錯覚、知識の呪い。夫婦がお互いにイライラするのは、自分のことをよくわかっているという錯覚があってその通りにしてくれないから。作話の一種。
真理の錯誤効果=何回も言っていると真実だと思う。
ダニングクルーガー効果=自分を過大評価する。
なんでも理由をくっつけると理由があるように聞こえる。
後知恵バイアス=そうなると思っていた。
オキシトシンは60歳を過ぎるとさらに増える。恋愛のホット感ではなく安心感が増える。
心理的リアクタンス=抵抗。強制されると抵抗したくなる反応。
人と比べない、過去の自分と比べる
Google効果=インターネットで調べたことはすぐ忘れる。
セルフハンディキャッピングは自尊心を守ろうとする行為。忙しいのがわかっているのに掃除を始める、など=小さく始める=1分だけ始める、など。
イケア効果=手間をかけた分いとおしくなる。家具を自分で組み立てる。
高齢者は楽観主義バイアスが強い=特殊詐欺にひっかりやすい。ネガティビティバイアスが弱まり損失を回避する意欲が書ける、今安心したい。他人を助けたいという思い。
代謝バイアス=代謝が高いほど時間を長く感じる。
子どもは代謝が高いので、より長い時間に感じる。午前中は運動すると時間が長く感じられる。
積極的に代謝を上げて、出来事との遭遇を増やす。
刺激が全くない空間にいると、脳が幻覚を生み出してでも刺激を求める。=目標に向かって日々成長している人のほうが幸せを感じられる。
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5月10日新着図書:【「人づきあいがうまくいかない」「お金が貯まらない」こんな悩みも認知バイアスを知ればうまくいくかもしれません。
認知バイアス=思考のクセや偏りを解説します。】
タイトル:認知バイアスの教科書
請求記号:141:Ni
URL:https://mylibrary.toho-u.ac.jp/webopac/BB28212357
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◆なんのためにある?
・時間&エネルギーの効率化
・脳を大量の情報から守る
◆5大バイアス
→生存に直結する脳の性質
①注目バイアス
→一度気にし始めると急に頻繁に目にする
→成功したいなら、まず得たいものを明確に
→同時に盲点も生まれる
②プライミング効果
→直前に触れたものの影響を受ける
→実現したいことを壁に貼る
③比較バイアス
→物事を比較せずにいられない
→周囲との比較で自己評価が歪んでしまう(過小・過大)
→比較するなら過去の自分と
④現在バイアス
→将来よりも現在を優先
→ゆでガエルになりがち
→このままでいい?と自問
⑤作話
→自分の感情で過去の記憶を作り変える
→新しい体験や知識によって、古い考えをリセット
◆透明性の錯覚
→自分の考えが、実際以上に相手に伝わっていると思い込む
→近い相手にこそイライラする
◆自己ハーディング(ハーディング=群れをなす)
→過去の同じ行動が多い(群れをなす)と、それを習慣化する
→自尊心が低い人ほど陥りやすい
→間違いを認めないことで自分を正当化し、自尊心を高めたい
→高いプライドは劣等感のあらわれ
◆前後即因果の誤??
→コントロールできない状況に不安を感じるため、因果関係で安心しようとする
◆恋愛を長続きさせたい
→ドキドキ感(ドーパミン)3年ほどで分泌されなくなる
→安心感や信頼感(オキシトシン)は60歳を超えても増える
◆ネガティビティバイアス→作話=悲観主義バイアス
→未来の可能性を過小評価し、過去のマイナスな出来事を過剰評価する
ex. 転職してもどうせ変わらない
→上手くいく理由を抽象的に考えてみる
◆レミニセンス・バンプ(追憶・瘤)
→音楽は24歳前後に聴いていた曲を一番覚えている
◆曖昧性/不確実性の回避
→わかりにくい、曖昧なことは避けたい
→やりたいことは明確にする
◆現状維持バイアス
→安定を求めすぎると、「失いたくない」という気持ちがストレスに
→安定欲求はすべてのモチベーションを殺す
◆帰属バイアス
→「この人、マナーがなってないな」
→切実な理由があったのかもしれない
ex. 敵役のストーリーを知る (鬼滅の刃の鬼)
◆信念バイアス=三段論法バイアス
→その前提は100%本当なのか?
◆双曲割引
=今すぐ得られる利益を最優先してしまう
ex. ダイエット (遠い将来は割り引かれているが、今にケーキが現れると割り引かれない)
→将来の自分をより鮮明にイメージすること
◆インパクトバイアス
=将来、経験するかもしれない出来事の心理的な衝撃や痛みを過大に推測してしまう
◆休日を充実させるには
→代謝バイアス(代謝が高いほど時間を長く感じる)
→頻度バイアス(短時間に多くの出来事があった方が、充実した時間に感じる)
→早起きして体を動かし、活動的になって出来事をた��さん経験する
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分かりやすい。
自分の行動原理も、今まで理解できなかった他人の行動の理由も、認知バイアスでよくわかった。
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人間の行動や言動の要因となる認知バイアスを解説した本。この認知バイアスを知っていれば、自分の行動や考え方をポジティブな方向に持っていけそう。
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普段の行動には理由があった
人特有のバイアスを分かりやすく理解できる
比較バイアス
比べてしまうのは本能
他人と比べても幸せになれないだから視点を変えて過去の自分と比較する