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人とゾンビ化する悪夢のウイルス・HSCC。ウイルスを誕生させた罪を背負う女性刑事と海上保安官は、絶海の孤島で再びゾンビと対峙する。引き裂かれた父娘の再会は、悲劇の終わりか始まりか――ノンストップアクション第2弾!
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前作の「感染捜査」の続編
かなりありえないシチュエーションだけど。
前作で灰人を斬滅させ、黄血島付近に爆発沈没させたクイーンマム号の中に一人の灰人が残っていた。
日本中のサルベージ会社が協力して沈没しているQM号を海底から引き上げ、残った灰人を退治する秘密作戦。
QM号から生き残った女性刑事の天城由羽、海上保安官の来栖光は再びこの任務を行うことになる。
米国、中国、ロシアが未知のウイルスを求めている。
QM号を引き上げることのできるベテラン潜水士の菊田は由羽の父だった。
綿密な計算をし、順調に引き上げられるはずだったが、菊田が感染してしまう。
他にも感染者が発生し、中国、ロシア関係者も感染し、黄血島で感染者の殲滅作戦が展開される。
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「感染捜査」続編。続編があるような展開とは思わなかったが、親父との邂逅と硫黄島の歴史的背景を散りばめたところは良かった。が、小説としての面白さは今一つ。吉川作品は好きだが、色んな要素を盛り込み過ぎ、かつ主人公に十字架を背負わ過ぎで少し食傷気味。ストーリテリングも描写もまあまあ上手なので、そこまで何でもかんでも求めなくても、といった感想。。
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感染捜査の続編、黄血島編になります
今回は主人公の由羽と父親の話を中心に物語が進んでいきますが、前回にも増してうそでしょという展開にハラハラドキドキがとまりませんでした
次作は来栖との関係に変化があるのでしょうか、期待しています。
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ゾンビウイルスとの戦い第2弾。沈めた船にゾンビがまだ生きて?いたので、船を引き上げるというトンデモな序奏から始まる、ノンストップアクション、お約束的で映画的な展開が楽しい。それ以下でもそれ以上でもないですが・・・。
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前作で来栖と由羽が爆破してゾンビもろとも黄血島近海に沈めたクイーンマム号のサルベージによる引き上げ作戦。潜水士として調査するのが由羽の父親の菊田吾郎。マム号を引き上げ遺骨を収集して終わるはずだったが、ゾンビが一人生き残っていたことが判明し、再び感染の渦が広がり黄血島が脅威の場となる。黄血島つまり日米決戦の島となった硫黄島であるが、日中、日露との外交上の問題に触れ現場を軽んじた永田町と市ヶ谷が二の足を踏む政治家の姿を浮き彫りにする模写も。息をのむアクションシーン、そして最後の由羽と菊田の本当の別れに涙した。
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68ゾンビモノの続編。次から次へとよく思いつくなあ。親子の再会が幸せにつながらないのは残念だったけど、まだまだこの災禍は続きそうな気がするので気持ち悪いからもういいかな笑
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えっ、まだ続くの?また大量ゾンビ化?と途中まで食傷気味になっていたのだけど、結果的にいろいろ面白かった!!
しかし、ダンナが海底でゾンビ化してたら、子供を連れては会いに行かないだろうに?
そして、いくらひとりの生き残りだとは言え、あんな事件を体験したのに、子供が檻に近づくのを変な希望を持って黙って見ていたりはしないだろうに?
そして、お父さん、自由過ぎてダメでしょ(^◇^;)
悪意のないトラブルメーカーって最悪なんだけど…。
まー、ゾンビ化はいろいろ悲惨過ぎるので、間違ってもこんな事態が起きないことを祈りますよ…ホントに。
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はい、ゾンビVS海保&警察の闘い再び!
途中までは、前作とだいぶ趣きが違っておりましたね
サルベージに関わる描写がけっこう長く続くんだけど、これはこれで興味深く面白かったです
また黄血島(もちろん硫黄島がモデル)の歴史的背景を語るところも、あらためて戦争ってものに対して考えさせられました
それにしてもだらしないのは日本政府なんだよね
何ひとつ決断できずにゾンビとの闘いに実質敗北
情けない
吉川英梨さんはこの「ゾンビ」を中心に据えたエンタメ小説で国としてのあり方も問うてる気がしたな
けっこうこういう小説多いよね
与えられた「憲法」と諸外国のご機嫌とりとも思えることなかれ主義でなにも決断できない政治家たちに追い込まれ、「現場」の国を人を守るという信念によって危機を脱するみたいなお話
で、もちろんゾンビなんて実際にはないと思うんだけど、やっぱりそうなった時の日本政府の腰砕け感は容易に想像できて…どうしたもんかな~と思う
どうにもならんかな〜
はい、『感染捜査』は新たな感染ルートも判明したこともありなんだか火種は燻ぶったままこの後も続きそうな感じ
海上保安官来栖と女刑事由羽の同じ『罪』を背負った二人の微妙な関係の行くすえも楽しみですが
吉川英梨さん!
あんた何本シリーズ物抱えるつもりよ!
もちろん追っかけるけども!
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ゾンビ船の続編!
最初は何でもインパクト強いから前作の方が怒涛の展開で面白かった。
続編は序盤ややスロースタートかな。生き残ったことへの罪悪感、父娘の確執、苦労して沈めた船の引き上げ。いつ灰人さんが暴れるのか待ち遠しかったが、後半はやっぱりな展開へ!島の特性を利用した罠も良かった。
来栖さんとの関係性に変化があるように思えるけど既婚者だしね。続編も作れそうな雰囲気だけど…どうなるのかな。お腹いっぱいな気もするけど。