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絶滅危惧種と 銘柄の 日本酒もあるぐらいですから、 日本とつくお酒も家屋、 和室も ごく限られた 存在となってしまった、 という風に 私は感じています 。
そこでこの本を読んでみましたが 、機能ごとにまとめられています。できのよい本と思います。
近所の家の建て替えを見ていると、100%、ハウスメーカー。利益率は、50%以上とも聞く。その分、職人さんにしわ寄せが。ハウスメーカーの家は、建物が、ワンフラワー。後から、間仕切りし、部屋に。軒は、短く、屋根は、片流れが多い。片流れの上側は、雨の大きい日本では、雨漏りしやすい。それでも、この流れは、止まらない。勿論、日本家屋、和室とも減る。しかも、新しい屋根材は、10-30年くらいしかもたない。
わたしはというと、古い家を改築したり、平屋を買い足し、手入れしている。100年もつ和瓦もあり、安くあがるし、和室の長押は、捨てがたい。
しかし、自明であるが、昔から、日本建築は、高いのである。
庶民は、長屋住まいから、高度成長時代に、戸建てになり、
バブル崩壊後、ローコスト住宅に移行。
和室は、手が届かない所に。この本を読み、再認識。