紙の本
ミッキーマウスの憂鬱
2024/01/19 00:36
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投稿者:イケメンつんちゃ - この投稿者のレビュー一覧を見る
007
黄金糖を持つ男
月曜日
三日たったら
木曜日
ねずっちです
短歌は趣味です
足摺岬はハズレました
第八次エラー
まだ書いてなかったので
安全漫才
サンフランシスコのチャイナタウン
毎日雨降りに
イカ釣り漁師
風に飛ばされて
この話がやってくる
ガリバー旅行記と母をたずねて三千里
合体
アッポペン
もしくは
ダメー
表紙の顔のデカさがバリ固
数少ない児童文学なのでー
ミッキーマウスの憂鬱
読んだけど
記憶にございません
在庫もあるそうなので
ぜひお買い求めくださいませ
ぼくとベルさん 友だちは発明王
だから丸善書店はおもしろいんです
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アフガニスタンから命からがら逃れてきた少年が辿り着いたのは、ガリバー伝説が伝わる小人の島。
海上で出会った女性に向けて、今までに起きたことを語る形で物語が進められるせいか、臨場感が足りないような気がしてしまいました。
「最後のオオカミ」
「アーニャは、きっとくる」
が素晴らしかったので楽しみにしていたのですが...
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5.6年。ガリバー旅行記からの、現実アフガニスタンに住んでいた僕が戦争によって難民になり、ガリバーのむすこに勘違いされる話。表紙の絵の展開も最後も素敵。
戦争を絡めたモーパーゴさんの話は本当にさらりと深い。
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普通の人間と小人が仲良く暮らしているなんて、夢みたいな話だったけれど、小人の説明が詳しかったり、現実の話(難民キャンプなど)と空想が組み合わされたりしていて、話が伝わりやすく、まるで本当にあったお話のように感じました。
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アフガニスタンで家族で幸せに暮らしていた10歳の少年オマール。戦争が始まり、父を失い、妹の行方もわからなくなる。そして母と二人でイギリスに住むサイードおじさんを頼るために海を渡る決意をする。しかし二人一緒にはボートに乗ることができず、オマールがまず先に出発することになった。嵐がやって来てボートを激しく揺さぶり、人々はどんどん海中に投げ出されてしまう。
気が付いた時には、オマールは砂浜に寝かされて体の自由が奪われていた。ガリバーのように。そこは「リリパット国」、本当にガリバーが流れ着いた小人の国だったのだ。
面白い発想と展開で、最後まで楽しく読むことができた。マイケル・モーパーゴの作品なので安心感もあった。この作品は「ガリバー旅行記」の語り直しを頼まれたことにより生まれたというが、私も是非読み直そうと思った。
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母さんと別れ、アフガニスタンをボートで出国しイギリスに向かうはずだった少年オマール。
海に投げ出され気がつけば、リリパット国にいた。
ガリバー旅行記と現代の難民移民の話をミックスさせたような物語。リリパット国とブレフスキュの争いに関する章では、現代世界の風刺が書かれている。
少年の目で冒険を楽しみつつ、問題提起しているところがイイ。
#小学生
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母さんと別れ、ボートに乗り込んだ難民の少年オマールがたどり着いたのは小人の国だった。そこは、300年前に「ガリバー」が訪れたリリパット国で……。とびきり楽しいお話の中に平和を実現するための鍵を閉じ込めた、今読んでおきたい作品。子どもたちにぜひ手にとってほしい。
「まるで病原菌のように、戦争はあらゆる人間をほろぼす。その病気を治療する薬は善意と思いやりと理解しかないと、ガリバーはいっていました。」
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奇想天外な設定で面白さを出した賑やかな話なのかなぁと思いながら手にとったが、さすがマイケル・モーパーゴさん。面白さの中に心にズシリと響くものを描いている。特に、リリパット国とブレフスキュ国の間に平和の橋をかけたガリバーの力の込もった言葉と行動は、今まさに世界が直面している問題と重ねながら読まざるをえず、ぐいぐい引き込まれた。
「難民」であるアフガニスタン人の主人公オマールが抱える寂しさや困難も身に沁みる。だからこそ、「帰る家のある幸せ」や「家族と共に暮らせる幸せ」を確かに実感することもできた。母と同じボートに乗れずに別れなければいけない序盤の場面は胸が痛むが、それがクライマックスの幸せにしっかり結びついていくところもいい。
手こぎボートで単独世界一周に挑戦するジェイジェイに助けられたオマールと小人たちが、摩訶不思議な体験を後日談としてジェイジェイに語る構成もとても楽しい。第4章までが後日談。そしていよいよ第5章で、ジェイジェイとともに、オマールのこれからの人生を切り拓いていく場面に立ち合うことができたのは嬉しい体験だった。
「わたしたちは、おたがいのことを思って生活しなくちゃいけない、そうですよね?」とジェイジェイが語る場面は、そこまで読み進めてきた読者にしかわからない重みがあった。