投稿元:
レビューを見る
このシリーズは人情味もストーリーもそして何より美味しそうなお菓子がいい。
餡子のお菓子が食べたくなるのが困りもの。
投稿元:
レビューを見る
江戸の和菓子店『南星屋』を舞台に描く時代小説 連作短編集
まるまるの毬 亥子ころころ に続く三作目
心と身体にしっとりと響く和菓子とエピソードの数々に今回も癒されました
前の亭主と別れる、にしても、そこに至る繊細な心の動きを丁寧に描き進めていたり、お君の幸せな行末も感じさせるストーリーにほっこりしています
続きが楽しみ 大好きなシリーズです
投稿元:
レビューを見る
大好きな南星屋シリーズ第三巻❤︎
今回もすごく面白かったです。
時々混じるスリリングな事件にはドキドキしちゃいます。
が、殆どは心温まる家族愛あふれるお話しに、読みながら1人で泣きそうになったり、ふふと笑ったり。
また新刊が出ること楽しみにしてます❤︎
「あたりまえの人間だからこそ、間違いもしでかすし、後悔にもとりつかれる。
それでも顔を上げて周りを見れば、差し伸べられる手があることに気づくはずだ」
投稿元:
レビューを見る
測りがたきは人心。当人だって湧き上がる思いを扱うには苦労する。ましてや他人の思いは分からぬもの。
別れや、今回はかなり剣呑な話もあり、甘い話ばかりではないのだけれど、それぞれがゆっくりと折り合いをつけて暮らしゆく様が心地よい。
菓子が縁を取り持っているのが妙味がある。菓子について熱く語っている様子がユーモラスだからか、それだけでみんな善人に見えてしまう。
読む直前に岡山に行ってきたのが口惜しい。「大手まんじゅう」買えばよかった。
単なる土産菓子ではなく、それぞれが美味しさを求めて工夫された一品だったりするんだなあ。ありがたく味わっていただきます。
投稿元:
レビューを見る
江戸の菓子屋を舞台に、西條氏らしい人情味溢れる小説。随所随所の和菓子の記述がとても美味しそうで、だから余計に人間の生きにくい辛さが引き立つ。「誰だって石の衣は着ている‥」黒い内心を見せないような一文に作者の思いが詰まっている。
投稿元:
レビューを見る
南星屋。
和菓子屋さん。
このシリーズを読むと、和菓子が食べたくなるんだよなー。。
御抹茶をたてて和菓子が食べたい。。。
と、いう感想は置いておいて。
今回もニューフェイスご登場。
鹿蔵さんのキャラクター、好きだなー。
うまく人の懐に入る人。
今で言うところのコミュニケーション能力に長けた人。
もしや。。。と、心配をした面もかなりあったけれど、最後は、ああ。。そういうことか。。と、ほっこりした。
(ふと、「みをつくし」を思い出した)
それにしても。。
お君ちゃん、若いからこその無鉄砲さなんだけれど、怖いったらありゃしない。。。苦笑
この続き、また楽しみだなー。。。
投稿元:
レビューを見る
インターネットのない時代に、
自分が行ったことのない国のお菓子や、
二度と行くことがない土地のお菓子を
見たり食べたりできる店があったら、
本当に幸せだろうなあ。
しかも、美味いならなおさら。
こういう本を読むと、無性に和菓子食べたくなる。
投稿元:
レビューを見る
江戸時代の和菓子屋一家に起きる事件や日常を和菓子ひとつに関連付けてショートストーリー仕立てにしている。どのストーリーも興味深く、どの和菓子も食べてみたくなる。三部作のようなので他の作品も読んでみたい。
投稿元:
レビューを見る
ほのぼの南星屋シリーズの3冊目。
ほのぼのかと思いきや、今回はなかなかにスリル溢るる展開で、大捕物まで出てくる仕掛け。
雲平さんも加わり、登場人物も賑やかに。
お菓子は相変わらずどれも美味しそうで、挿絵があったらもっと良いのになぁと。
初恋饅頭は若かりし頃の石海さんのお話。
今発売されてるのは3冊のようなので、次が待ち遠しい。
投稿元:
レビューを見る
すっかり忘れていた金吾さんの名が最後に出てきて、大きな愛の存在がお君ちゃんを守っているのね〜と思いました。
表題にもなった「うさぎ玉ほろほろ」の中で、離縁した夫への心残りがもうないのだと気付いたお永さんの「年月の重ねようが違う」という言葉がスッと心に入ってきました。
越し方の違いが成熟の度合いの差異であるなら、一緒に暮らす夫婦でもそれはあり得ることだと思い、その差異を愛しく思うかは又人夫々であるとも思ったり、色々考えることがありました。
投稿元:
レビューを見る
南星屋シリーズ第三弾。今回も期待を裏切りませんでした。江戸の人情がじんわり心に沁みます。諸国のお菓子も今度は何が出てくるかなと毎回の楽しみです。和菓子のお口になってしまいました。
投稿元:
レビューを見る
表紙絵を見る限り、これは豆大福だと思うんですが…うさぎ玉って見たことも聞いたこともないので…実際に今もあるのかな?あったら食べてみたいなぁ。お君ちゃんも19ですか…そろそろいいひとが現れると良いわねぇ。
〈追記〉うさぎ玉って仙台のお菓子なんですね、なるほど関西には無いわけだ。…ますます食べてみたいなぁ(^^;)
投稿元:
レビューを見る
7つの菓子と人情話。あいかわらず治兵衛と雲平の作る菓子が美味しそうで、南星屋に行きたい。ご近所だったら、お金握りしめて毎月のご褒美として買いに行きたい。
お永と雲平やら、お君の縁談やら、まだまだ彼らの日常を覗き見たい。問題が起きても皆で一致団結して解決していく、その温かさがいい。
そして、表紙のせいかうさぎ玉が無性に食べたくなるんだな〜。
投稿元:
レビューを見る
お永さんの心境の変化が絶妙。
なんだか納得してしまった。
鹿蔵さん、いいキャラしている。
また出てきてほしい。
投稿元:
レビューを見る
前作2作とはちょっと違う、心苦しく切なく思う場面が沢山あったように思います。うーん、何か物悲しい?寂しい?感覚というか。
シリーズが進む度、登場人物がどんどん深掘りされて、隠れていたその人の過去や本質が見えてくる。そしてシリーズ3冊目ともなると、もう登場人物全員が昔からの知り合いでしょ?ぐらいの感覚になってますから、感情移入が只事ではない〜。
最後に冒頭の事件が急展開をみせて、何故か焦りました。残りページが少ないのに。終われるのか?もしかして最後ページに「つづく」とか書いてあるのか?それはそれで嬉しいけど。余計な気遣いしながら読みました。が。
そんな心配をよそに、いや〜あっという間の素晴らしい終わり方でした。
最後はほっこりしましたよ、河路さん。