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未来に起こるであろう物流、寺院、インフラ、鉄道、住宅、公務員、金融などの分野に対しての動向を数字を交えてしまされていることが非常に面白かった。
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少子高齢化しながら人口が減少していくこれからの日本の行く末が、分かりやすくまとめられていた。私が子どもの頃に思い描いた社会とは、大分違って驚いた。備えるべきところは備えたいと思う。「いいものをより安く」から「いいものを相応の値段で」という価値に変化させていかなくてはならないというところは身に沁みた。
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少子高齢化より今後の日本がどの様に待っていくかを説明した本書。
車の整備士不足で車が修理されない、ドライバー不足、地元のテレビ、新聞は経営が成り立たない、公務員不足等。
地方には議員のなり手がいなくて立候補すれば誰でも慣れてしまうニュースを思い出した。
内容としてはどれも知った事で、目新しさもなく、それに対しての対応策の提示もあるが、じゃあその対応策はどうするのさ?(一番重要なところ)まで踏み込めていないと感じ不完全燃焼気味。
患者不足というのは、知らなかったな。地方は医師不足だというので、上手く配置できれば良いが。
限り有る財政で過疎地域にまでインフラを保つことが無理なのだ、例えば政府は都市部に住居を用意して、居住率何%以下の地域のインフラ整備は行わないなどとすればよいかと思う。インフラ使いたい人はこちらにお住み下さいと。
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普段の生活では忘れていたが、これから人口が減って、気温上昇も進む。解決策の具体的な取り組みは細分化する必要があり、効果が見えにくい。個人としては実体験を踏まえた提案をして、少数派に確実に共感が得られるアピールをしたい。
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人口動態に基づいて近い将来何が起きるかと日本はどうすべきかが書かれた本。漠然と、あるいはあちこちで見聞きしたことが、体系的に見渡せて良かった。
この本では人口だけに注目していて労働力が足りないのか余るのかがよくわからない部分があった。全体として縮む中で地域間や職種間でバランスが崩れる事をもう少しはっきり書いてほしいし、人口密度と人口規模に基づいてこの規模ならこういう形と提言があると良かったと思う。(他の国でその規模の都市でどういう生活・職業分布みたいなのが良さそう。共著に期待)。
縮む中で、規模の増加に依存したビジネス、例えば設備投資関連ビジネスは、更新需要のみになって壊滅することももっと読みたいと思う。その残念分星を1つ落としました。
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冒頭から8割程度が高齢化と少子化によるマイナス面しか記載されていなく、閉塞感が漂った。ただ昔のようにがむしゃらに働いた分だけ成果がでる世の中でないので、売り上げの単価アップ、成果主義、人口の密集をしないと市場のシュリンクについていけないことは教訓として捉えた。
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ビジネスや公共サービスの消費者減少だけでなく非消費な高齢者。就労者不足、保守的で革新しない労働者。各企業は発想を変え、成長分野を定め集中的に投資や人材投入を行って、戦略的に縮まないと、人口減少に押しつぶされてしまう。
あと少し現状維持していれば逃げ切れる高年ではなく、先の長い若者に権限を渡すべきでしょう。
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☆3.5 データ列挙だけど
日本の人口減少は不変的事実なのに、意外にわたしの周囲では考慮してない人がほとんどだ。就職においては、これほど重要な事実もあるまい。将来、需要が減るとわかりきってゐる仕事に、いま就くことがどんなに無駄なことか。
この本では、著者が収集したデータにもとづいて、2020年から数十年先の日本における人口減少の影響を推測する内容。
すでに自治体や民間企業が推測したデータを著者がひっぱりだして、データを見れば一目瞭然のことを、あらためて言ひ直してるにすぎない。あまり体系的で理論的とはいへず、人口減少での地方の過疎化などは社会学で近代化を勉強すれば当然といへる。
しかし、なかには盲点だったことが載ってゐる。たとへば、新築住宅の需要の減少、葬祭業のローカルビジネス、過疎化による人間関係の固定化など。
一方で、神社仏閣の担ひ手の減少といふ情報もあり、この近代化の世の中にあっては当然だろと思はずにはゐられなかった。
これを読むと、平成不況はバブル崩壊だけが原因ではなく、もともと人口減少も要因なのではないかとすら思ひたくなる。中国では若者の就職率が低いが、じつは今さらのことで、調べたら2000年代から変らなかった――そんな統計を思ひだした。
そもそもあらがへない人口減少に、人口を殖やさうとキャンペーンして対抗しようとするのが愚策である。いま人口が流入してよろこんでゐる地方の自治体も、目先のことしか考へてゐない。
人口減少による担ひ手の減少は、デジタルか移民でまかなふしかない。わたしは、この国の舵取りとしてデジタル化は必須だとおもふし、いづれ公務員は不足するのだから、マイナンバーカードも必要な時代が来るだらう。
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第一部の人口減少でどうなるのかは、なるほどと思わせる事が多く、本当にその通りになったら恐ろしいと思う。
ただデータ通りには行かないのでは?という気持ちもある。
第二部の、ではどうすれば良いかという未来のトリセツは、ちょっとピンとこない話が多くて斜め読み。
日本の企業がそう簡単に変われないだろうなと。
読んでいてあまり気持ちの良いものでは無かった。
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日本の企業にとって少子化は弊害であり人口減少の打開対策として、昭和時代のように自動車や白物家電を買い換え続けたり、消費社会を持続することを目論み、日本が将来人口減少しても経済成長を続けることが目的として話しが進みます。
基本ビジネス中心に考えているので、自然災害、環境問題、世界の飢餓、貧困格差、グローバルサウス、気候変動、過剰労働などはここには含まれていません。
少子化に伴う地方の過疎化、生活インフラなど過去の正確な数値やデータを取り上げてこれから起こり得る問題や予測がわかりやすかったです。解決策の説明はほんの少しだけでした。
その解決策でも有形無形の資産価値の話しがありましたが、6年前落合陽一さんや10年以上前でも茂木健一郎さんの本でも、appleやMicrosoft のソフトに対してPC本体を一生懸命ハードを作り続けた日本企業との違いなどで知っていました。
自動車産業、銀行や金融業界、テレビ新聞メディア業界、運送業、住宅、建設業、鉄道業、外国人労働、一年前の発行書とは思えない、ほとんど知っている情報ばかりでした。
最後は1人あたりの労働生産性の向上させるためにブルシェットジョブを無くし効率よくすることを話されていましたが、著者のデヴィッドグレーバーさんはそこを伝えたかったわけではありません。誤解を招く内容でビックリしました。
そもそも労働者を生産コストと見ているようではハラスメントや過労死は無くならないと思いました。ミレニアム世代、Z世代は対価ではなく意味のある仕事へシフトし脱成長に向かってきています。ちょっとズレているように思いました。
企業の役員50,60代に向けての話しなのかわかりませんが、河合雅司さんはまだ経済成長を考えているようです。これで部下はついていけるのでしょうか。
正直がっかりです。
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人口減少が進む日本において、少子高齢化により企業がどのようなダメージを受けるのかを業界別にまとめてある。若手の減少、労働者の高齢化、それを補う外国人労働者も足りないと厳しい状況である。薄利多売、量的拡大モデルから脱却し戦略的に縮んでいくことが重要だとの主張だ。
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以前、2017年に出版された方の「未来の年表 人口減少で〜」を読んだときは、良い本だなと思ったのだが。
私が変わったのか、ただの焼き増し本だったのかわからないけど、そうでもなかった。
第一部で「これからどうなるのか」
第二部で「どうするのか」
について書くとはじめに書いてあったが
第一部か8割、第二部が2割。しかも第二部はふわっと水増ししたような感じ。
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マクロ、ミクロという視点からの分析に続き今回は業界への影響が描かれている。
3部作について、正直言って少し悲観的に過ぎるように感じていたが、最初の本から5年経過している間に現実は当初予測よりも速いスピードで変化してきた。これは本当に恐ろしい。日本国民全員が自分事として認識して戦略的に縮んでいくこと、その議論に主体的に参加していくことが求められる。
自動車産業のところで、整備士を目指す人の激減やその他の不安要素による自動車産業の国内市場の縮小は、人口減少による縮小よりも大きい可能性がある、と分析している。長年自動車産業に携わってきて自分としてはよく判るが、それでも目の前の短期的な数値目標達成にこだわり、現実を見ようとしないマネジメントが居るのは大変残念である。
■いま取り組むべきは、過去の成功体験や現状維持バイアスを捨て去り、人口が減り、出生率が少なくなっていくことを前提として、それでも経済を成長させ得る策を編み出すことである。
■30代が減って新築住宅が売れなくなる。30代前半は今後30年で約3割少なくなる。これは、ほぼ「確定した未来」だ。
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志望学部・職種:政策学部
ここがオススメ!:指定校推薦の面接の際にはおすすめの本を勧められる可能性が高いです。その際にこの本を紹介した方がいいと思います、この本には主に少子高齢化問題についての内容が書かれているので、最近の時事問題を聞かれた時や、社会科の授業で気になるテーマなどについて書かれた時に、役に立つと思います
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何となく分かっていた人口減少の問題点が整理されており参考になりました。もっと色々な人に読んでほしいです。