指と耳で見る、目と手で聞く 視覚障害・聴覚障害のある人の暮らす世界 みんなのレビュー

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投稿者：うらわうなぎ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

「なるにはbooks」は学生向けの職業シリーズだが、こちらは別巻シリーズの一冊。視聴覚障害者・聴覚障害者の暮らす世界を紹介している。
シリーズの性格上もあるのか、特別支援学校や寄宿舎の案内等もしているのが目を引く。
それほど分厚い本ではないが、情報量は多い。が、簡便にまとめられており、読みやすくわかりやすい。
当方、学生ではないが、本書に興味を持ったので購入。社会人が読んでも、様々なことを考えさせられ、気づかされ、知ることのできる内容になっている。

文章や図版等がストレスなく読める作りになっているのが、ありたがい。頭に入ってきやすい内容なので、帯にあるように『「障害のある世界」を知り共有することで理解を深める』には最適な本ではないだろうか。
また、今さらではあるが、障害のある方々の生活などを改めて色々と知り、自身の無知・無関心を反省させられた本でもあった。