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不登校−親子のための教科書 NPOカタリバがみんなと作った みんなのレビュー
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紙の本
解決策が提示されるわけではない
2023/12/30 11:57
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投稿者:りら - この投稿者のレビュー一覧を見る
不登校になる要因は様々で複雑に絡み合っている。
だから、こうすれば即解決!というものはない。
不登校という現象をいろんな角度から捉え、相談できる機関があることや相談の仕方、学校以外の居場所、進路について、親の心構えなどの概略が紹介されている。
なので、必要と思う支援については、基本的に自分で調べてアプローチしていくことになる。
親がそうやって一生懸命調べても、学校に行かないこどもをそれ以外の場所に連れていくのはかなり大変なことだ。
なんとか本人が行くと納得しても、当日朝になると行かないなんて普通にある。
無理やり連れて行ったら、いかに良いサービスであっても、本人にしたら拒絶しかない。
そういう学校も支援機関にも行けないということで、助けてくれる人はいないと、ますます本人を追い詰めることになりかねない。
そういうとき、どうしたらいいのか、そこを一番知りたい。
親も子も疲弊している。
仕事辞めたら生きていけないから辞めないけど、家に一人でいる時間が心配。
ネットで変な人と知り合ってないかとか、自傷行為してないかとか…。
そのくらい深刻な家庭は多いと思う。
オンラインの居場所とかいうけど、それを開いてると言いながら、別サイト見て、画面を見せないとか普通にありそう。
いつか昼夜逆転ネット依存生活から脱却してくれるのだろうかと、うっすら希望を持ちながら生きている。
こどもも辛いが親も辛い。
行政で相談できるというが、その相談員は皆非常勤で、どこまで話せるのかと思う。
しかも、平日昼間しかやってないって、働いている親は相談できないですよね。
なんかいろんな社会の問題を考えてしまう本だった。
現在悩んでいる人に具体的な解決策は提示されていないが、相談できる機関がいろいろあるということを知らなかった人には有益な情報があると思う。
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