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料理をしたくなる本
生姜焼きはまず作った
春菊は、やってみたくなってメモとった
食事を摂ること
食事をつくること
レシピの存在
時代と、その人個人によって
意味は異なってくるけど
みんなあっていい。
親子のつながりが
最後がもうちょっと、
どうにかすっきりしんものかなと思うけど、
そんなにうまくいかないよな
っていうのがまたいい
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現代と明治 2人の主人公が料理(主に生姜焼)を中心に物語が進む。
一頁目から白芹(セロリ)のレシピの書き方について悩む明治主人公。ここが読んでいて面白さのピークでした。
・登場人物の殆どが自己中心的で嫌な人
・坂崎という元許嫁?が理解者すぎ、絶対主人公とくっつくだろうなという解りきった流れ
・同居人 風花が途中からただの食料提供係になる
・祖母、母は結局何がしたいのか?愛情があるのか?経営も傾いているのにプライドだけで説得力がまるでない
・孫が結婚の挨拶にくるから用意した料理に一口もつけず帰る母、最後良い話風に終わりますが胸糞悪いだけ
人物像、料理シーンが中途半端に描かれていて、ずっと消化不良のまま読み終わりました。
2度と読みません。
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老舗の品川料理学校の跡取りとして育ち、今は家を出て企業に勤めつつ料理研究家としてレシピを作っている留季子。
時は変わって昭和初期、品川料理教習所の二代目の旦那さまと、女中のしずの話。
二つの話が変わる変わる進行していき、途中で、なるほど二つはこう繋がるのかとわかると面白くなっていく。
今はネットで素人でもレシピを紹介できる時代、自由に好きなものを作って食べることができる。
食材も作り方も簡単に手に入る。
かたや昭和初期は、庶民には食材も手に入りにくく、作り方も試行錯誤して時間をかけてようやく一つの料理が出来上がる。
品川料理学校の生姜焼きは、そんな料理の一つであり、長い年月守って来た、もはや誇りのようなものだったと思う。
祖母や母親との昔ながらの考え方の違い、生き方の違いに、留季子は苦しめられ翻弄されるが、シズの書いたノートを読むことで、少し歩み寄れたのかなと感じる。
最後にシズと稲子の話が、重い時代の息苦しい家の話にちょっと救いを見た気がする。
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大量のみじん切りに心が弾み、料理のちょっとした手間を手間とも思わない主人公、羨ましいです!
ストーリーとしては、なんとなく物足りなかったのですが(アプリ開発あれでうまくいくのかな?とか、祖母&母との確執の根本は?とか、結局坂崎とうまくいくのねっていうのがみえみえな感じとか)、美味しそうなものがたくさんで楽しく読めました。生姜焼きもつくってみたいと思いましたが、作ったものよりも外で食べたもの…パイアラモードやバターケーキ、卵かけご飯に惹かれました。どこかモデルになったお店あるのかな…行ってみたいです。笑
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大正昭和を生きるしずえと平成令和を生きる留希子が「料理」を核として繋がっていく物語
2人の女性が交互に描かれて少しずつ重なっていく様は、胸が温かくなる
時代背景や自身を取り巻く環境は全く違うけれど、2人とも料理が好きで、料理にひたむきで、料理に誠実だ
出てくる料理やレシピだけでなく、それが出来上がるまでの試行錯誤の数々、食べてくれる人への心配り、誰かに料理を作ったことがある人なら共感できるはず
しずえの人生は「時代」と言ったらそれまでだけど、もう少しどうにかならないのかと切なくなった
でも、そう上手く事は運ばないし、何よりしずえの旦那様と奥様への想いと真っ直ぐな心は癒される
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時代は違うけど2人の視点からお話が進んでいく。
留希子さんとしずえさん。
SNSを駆使し、レシピを公開している留希子さんと、旦那様からの依頼でレシピ作りを始めたしずえさん。
レシピ作りに翻弄されつつも、それに生きがいを感じていく2人。
原田ひ香さんの作品には美味しいものがたーくさん出てくる。
やっぱりこの作品だと、豚の生姜焼きが食べたい。
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美味しそうなお料理がいっぱい出てきます。
そこは楽しかったです。
戦前の女性は本当に大変だったんだなぁと、切なくなりました。
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先祖との繋がりを感じる、引き込まれる内容だった
悲しい女性の人生も描かれていたが、悲しいだけでは表現しきれない気持ちになった
面白い小説だった
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料理学校に関わる留希子さんとしずえさんの、過去と現在の物語が交互に出てくる展開が徐々に繋がって理解できた。
出てくる色んな料理、美味しそうだった。