電子書籍
洞察力と愛を感じる育児漫画
2024/01/13 13:57
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投稿者:はにわ - この投稿者のレビュー一覧を見る
パパ頭さんが、お子さんや奥様の言動の奥の行動や気持ちを注意深く理解しようとし、愛情を持って接していらっしゃるのが伝わる育児漫画です。
ににちゃんととちゃんの成長も感じられて、気持ちがほっこりします。
また、私自身は育児の経験はありませんが、子どもに関わる仕事をしています。その点からも、子どもとの関わりの中での視点を学ばせていただいた気がします。
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投稿者:タタ - この投稿者のレビュー一覧を見る
パパの育休の漫画ってあんまりなかったので新鮮な気持ちで読めました。家族で読んでも楽しめる内容だと思います。
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Twitterで応援していた方がついに単行本を出されたので楽しみにしていた。
今作は育休にスポットを当てながら、子どもの成長、ひいては親の成長を描いている。
なぜ育休をとったのか、とったことでどう日常が変わったのか。どういった周りのサポートがあったか。中々言語化しにくいことをコミカルに、しかし実直に読者に伝えてくる。
「わかる〜」と思う場面も多いし、筆者独自の視点も漫画にしているので非常に面白い。
非常に紳士に真面目に子どもと向き合い、楽しんでいるんだなぁと伝わってくる一冊。
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"私は苦労してる"
"俺だって苦労してる"
私たち夫婦は、最近負担の押し付け合いに陥っていると思う。夫の頭の中は分からないが、私の頭は常に、「私は自分の時間なんて1時間だってないのに飲み会に行けていいよね」「おむつ変えてくれたり保湿してくれるのは嬉しいけどなんで片付け一切しないの?」「趣味で早起きするなら、朝の離乳食やってくれないの?」と、相手のできていない部分ばかり見て、私ばっかり我慢している、私ばっかり自由がない、と考えてしまう癖がついている。
作者さんの言うように、より高次に考えてみたい。それは、育児を2人ですることは、"喜びの共有"、そしてそれが家族の幸せにつながるということ。
正直、そんな余裕もない日々なのだけれど…
常にいっぱいいっぱいで、夫のことや長い目で見る将来のことなんてなにも考えられない。常に息子の昼ごはんどうしよう、夕飯どうしよう、お散歩はどこに連れて行こうか、ばっかり。
作者さんがシンプルに言語化してくれている。
ワンオペでの、"外出時の緊張感"、"誰も助けてくれない離乳食の忙しさ"、"泣きたいのはこっちだよ、っていう行き場のない感情"。
ワンオペのなにがつらいって、これだよね。
途中で出てくる、「妻。私は君を、愛せているかい?」に、全私が大号泣した。なんでだろう?
たぶん私は今、夫を"愛せて"いないだろう。
あんなに仲良しだったのに。もちろん今だって大好きなのに。
でもそれに気がつけるきっかけになった。相手を思って、みんなが幸せになれるために、関係や役割を、そして自分の言葉を、少しずつ見直していかないといけないなと思った。
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筆者は高校で哲学を教えているということで、”おもしろおかしい育児エッセイ”の要素だけでなく、「親になるとは?」「人を愛するとは?」といった考察も織り込まれていて、面白くも考えさせられる育児漫画だった。
「育休の意義は、”負担の分担”だけでなく”喜びの共有”にもある」という話は共感できた。(喜びの部分は、育児が始まらないと、なかなか実感できないが。。。)
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この人は教師……。
なのでやる前は自分はそこそこできると思ってた。
でも、自分の子どもって、24時間営業なんだよね。
というわけで、育休とって奮闘した男性の意識が変わる話です。
すごくわかりやすくて男の人にもおすすめ。
2023/05/10 更新
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育休取得の夫の身として、新たな学びがあればと思い読んでみたが、特に新しい気づきはなかった。
終始微笑ましい話であるため、誰が読んでもいいと思う。
「夫は仕事、妻は家事育児」みたいな考えがスタンダードと思ってる人は是非読むべし。
そうでない人は読む必要はないかと。