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p31 経済 経世済民 世を経め(おさめ)、民を済う(すくう)
p52 スミスの考えが基本で、不況のときはケインズをアイデアを使えばいい
p53 その1 古代以来の前近代経済
その2 自由主義経済学 アダム・スミス パイを増やせばいい 政府が民間の邪魔をしない 外交防衛治安や最小限の公共事業は政府が行うしかないけれど、それ以外はすべて民間にまかせる
その3 共産主義経済学 カール・マルクス
その4 修正資本主義経済学 ジョン・メイナード・ケインズ
p70 国家は生き残るために経済を重視すべしと説いたのがまさに国富論。その要諦が自由主義経済
p99 スミスが基本。ケインズが応用。不況のときには政府が介入すべき 中でも有名なのは巨額の財政出勤をしたヒトラー率いるナチスドイツの経済政策。景気を高揚させ、失業者を減少させるためにアウトバーンの建設国民車計画を進め、一定の成功をおさめた
p146 管理通貨性の国では、政府はいくら自国建て国債を発行しても財政破綻しない
p148 貨幣は決済と納税が可能な無利子永久債
国債は決済と納税には使えない有利子貨幣
p149 2001年の政府債務を100とした場合、最も多いイギリスでは6倍以上、アメリカで5倍以上、フランスカナダも約3倍、ドイツで2倍程度。これに対し日本とイタリアでは2倍に満たない
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今回もめっちゃ面白くて勉強になったけど、経済学的な本は色々読んでるのに覚えられない〜。
「経済」が略語だとは思わなかった。そしてアメリカの債務は桁が違った。
しかし色々勉強してても、結局日銀と財務省は不況にしたがってばっかで、政治家も経団連のみなさんも言いなりなのに、うちら庶民に出来ることってあるのか・・・?
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アダムスミス、ケンイズ、マルクスの有名経済学者が何を説いているか、分かりやすい。
また、近代史から日銀がどれだけ経済に影響を与えるかよく分かった。植田さんヤバいのか不安になった、、、
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日銀も財務省も、それらに限らず、日本の官僚は自分が属する省庁の利益のためになるのであれば国益すらも犠牲にする精神をどこで身につけるのか?
東大出でエリート意識に凝り固まっているくせに、碌に経済学も知らない連中が国家の中枢を握っているのがまずい。
そもそも、文系が官僚を占めているのがおかしい。
もっと理系頭をもった合理的に物事を考える人が国を動かしていかなければならないのではないか。
国民にできることは何か。
正しい知識を得て、正しい見識を持った政治家を指示し、官僚をしっかりと監視させること。
経済的に正しい政策は何か。
自由主義経済であり、国家は好況時は必要最小限の活動を行い、民に任せる、不況時は民の活力を維持できるような財政出動を行う。
これが世界の常識、とのこと。
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日本が世界に比べて経済成長できない理由
金融緩和と緊縮財政
消費増税
金融緩和により大量にお金を供給して景気を盛りたてようとするが消費増税により消費の腰を折られる。
これを日本が繰り返してきたから今の不況がある。
政治家も財務省の力に抗えず消費税の導入に動くことになる。政治家が国民でなく、官僚を向いて仕事をしているようにも思えてしまう。
日銀もまた金利のアップに走ろうとする。
アダム・スミスの資本論が基本的な考え方で、ケインズの理論が応用だという。
複雑怪奇な経済の世界も、結局は人の意志の集合が値段や需要を決める。どうにかなりそうで、ならないのが経済ということでしょうか。
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経済学の本ではないです「歴史本」でOK(´・ω・`)
オイラは何回も倉山詐欺に引っかかるw
嘘だらけの池田隼人・財務省の近現代史・
沈鬱の平成政治史にネタは殆ど含まれて
いて、毎回同じ材料で別の料理を出され
既視感に悩む・・・あれ?読んだよね?
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ここまでの経済政策を分かりやすくまとめた入門書。
初心者にもとっつきやすい。
経済を知らない政治家と、経済の理想を追求する官僚のせめぎあいが経済政策を産み出す構図は、国民としては理解しておきたいところである。
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後半の歴代日銀総裁の評価はあんまりだったけど、前半の経済学とは、新自由主義とはなんぞやのあたりが無知な政治家たちをバッサリしつつ、で面白い!