やさしさを忘れぬうちに みんなのレビュー

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過去、未来に行けて、会うことができたとしても、すでに失われた時間はどうにもできない。そのせつなさ。
コーヒーが冷めない間の、もうこの世にいない人の笑顔や、涙。毎回涙が出る。

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ようやく読めたシリーズ第５弾！
このシリーズは、いつも読みながら想いが溢れてしまって涙腺を刺激される。

本作は、
*第1話  離婚した両親に会いに行く少年の話
*第2話  名前のない子どもを抱いた女の話
*第3話  結婚を許してやれなかった父親の話
*第4話  バレンタインチョコを渡せなかった女の話

もう会えない相手への想いがたくさん溢れてました。
後悔を抱える主人公の気持ちを想像して涙。
会えて良かった、伝えられて良かった喜びに涙

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設定がわかっているのでスムーズに読めた。このシリーズはいつも感動する。今回は武士語を話す高校生のお話が泣けた。
時系列はバラバラで、前の話と繋がっているわけでもないけど、全部のシリーズの全部の話を読めばなんとなく頭で整理して繋がりを見つけることができる。出てくる人も同じだし。時間の行き来がどうなってんだろーと頭ごっちゃになるけど、でも面白い。

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どの話を読んでも涙が出るシリーズ。
現実は変わらないけど、会いにいく意味と、それにつながる未来。
涙と一緒に、少し前向きにさせてくれるお話し。
計さんも少し出てきてちょっと嬉しい。

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色んな後悔の気持ちを抱いた人がこの喫茶店に来る。まだ小さい子が過去に戻りたいと願うのは切ないなぁ…。逆にこういう小さい子に後悔をさせないような大人にならなくては…と、おもうのです。いや、もう大人になって何十年なんで自ら子供を育てることはないのですけれどもね…苦笑

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この話が1番グッときました。…と言う感想を書きたいところですが、やはりどの話もグッときて結局全てのお話に感動しました。コーヒーが冷めないうちにシリーズはやはり、大好きな作品ですね。

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感想
あの人の顔も忘れてしまう。強い後悔を抱いてもいつかは風前の塵となる。そうなる前に。どうしても前に進めないから一度振り返る。

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●なぜ気になったか
「コーヒーが冷めないうちに」が評判になった物語の第5巻。まだ1巻も読んだことないけど、本作の4話のタイトルみてどんな物語?、とちょっと読んでみたい気になった

●読了感想
これ系の話は涙が滲むことも多いが、全くそんなことなかった。非現実さと表現の浅さを感じたからなのかな。少数派だけど僕には合わない感じ。合わなさの真偽確かめに1作目も読んでみよう

#やさしさを忘れぬうちに
#川口俊和
23/3/13出版

#読書好きな人と繋がりたい
#読書
#本好き

https://amzn.to/3JzuIgs

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娘に結婚を許してやれなかった父、バレンタイン
チョコを渡せなかった女、名前のない子供を抱いた
妻…。未来に向かって歩みだすために、過去に戻る
4人の勇気の物語。「コーヒーが冷めないうちに」
シリーズ。

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このシリーズ大好きで、買って一気読みでした。
4話からなる短編連作で、すっかりお馴染みのキャラクターにも愛着が湧いてきます。
このシリーズは毎回鼻がツーンとなりながら、心が温かくなります。

わたしが1回だけ過去か未来に行けるのなら、誰に会いに行くのだろう…

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ルールにないものはしていいという意外な観点からの作品群。二人で座ったら、コーヒーを別の人が飲み干したら・・ルールに深みが出てきた。あの時こうしたらというパラレルワールドで、現実は変わらない。しかし気持ちは変わっていく。４話目が特にいい。変えてあげたという平井の解釈。

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やっぱり4回泣いた。
決まりを変えずにルールをすり抜けることで物語に変化をつけるから、このシリーズは飽きない。
もう会えない悲しさはあるけれど、会いに行ったからこそ得られた希望で溢れている。
大事な人を大事にすることの尊さを思い出させてくれるところも良いんだよね。

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このシリーズは本当に素晴らしいの一言に尽きる！人生後悔することは多いけれど、それでも突き進んできたから今があるんだと思わせてくれる1冊。