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言葉の解釈、間違って覚えていたり、正しい解釈が時代とともに変わっていたりすることも。今のタイミングでの日本語に関するエッセイ、おもしろそう
#変わる日本語、それでも変わらない日本語
#塩田雄大
23/3/26出版
#読書好きな人と繋がりたい
#読書
#本好き
#読みたい本
https://amzn.to/3TJZMh1
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気になる日本語の使われ方について。
伝統的な日本語の使われ方、近年での使われ方などについて書いてあります。
年代別に言葉の感じ方についてアンケートをとってあり、自分の感じ方が多数派なのか知ることができて面白いです。
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言語は変わるものだから、と新しい言葉遣いを完全に肯定するでもなく、ただしい言葉遣いをしろ説教くさくなるでもなく、ただその変化をデータとして見せ、「今はまだこの言い方が受け入れられやすいかもしれませんね」と柔らかな口調で伝えてくれる。
子どもの手本にならねばと正しい言葉遣いに雁字搦めになっていた頭を少し柔らかくしてくれた1冊でした。
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こういうアンケートもウエブでとるんだ。いろいろ新しい話が合って面白かった。実は私の言語感覚は70代浪であったことよ。結構面白かった。
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言い方に正しい、おかしいグラフがついています。自分の言い方が正しい側にあればうれしく、おかしい側にあれば不安を感じます。ただ、おかしいが、現実に広く受け入れらている言い方もあり、逸話=世間には知られていない話から、逸話=いい話に、現代語として変化すると、有名な逸話が成立するなど、おもしろく読みました。
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NHK放送文化研究所WEBサイトコンテンツの書籍化。
単なる流行り廃りでない日本語の変化を捉えるには、何が気になるか・それをどのように調査にかけるか、のセンスが問われる。その点著者が取り上げている例と調査結果は興味深かった。内容自体が十分興味深いので毎回無理にオチをつけなくてもよかったんじゃないかとは思うが。
「有名な逸話」「割愛します の意味の変化
「昼過ぎ」の世代ごとの捉え方の違い
大根おろしとおろし大根 わさびおろしとおろしわさび もみじおろし・・
あたりが特に面白かった。
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『NHKが悩む日本語』を少し前に読んだ。
その著者のひとりでもある、塩田さんの単著。
NHK放送文化研究所が行っている調査をもとに、ある表現の許容度が世代により、あるいは地域により差があり、ゆらいでいるさまを示していく。
最初の方の章は、比較的最近見られるようになった表現を扱っている。
例えば、「改札らへん」、声を出さない「号泣」、有名な「逸話」など。
こういうのは、自分も違和感がある。
「たり」は対にしなければならないか、「~市郊外」は市内か市外か、「住所がかわった」がいいのか、「住所が変わられた」がよいのか。
ここまでくると、自分も大いにゆらいでいることがわかる。
自分は(同年代より)伝統的な用法になじんでいる方なんだろうな、と思っていたら、そうじゃなかったりするのが新しい発見だった。
最近気になっているのは「~するべきだ」の否定形。
自分は「~するべきでない」だと思っているのだが、最近「~しないべきだ」という言い方も見聞きする。
この辺りは調査があるんだろうか。