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三浦しをんさんのエッセイ初読
こんなに面白い人だとは、『舟を編む』を読んだだけではわからなかった。
虫と格闘していることを、こんなにつぶさに記録できる人は、この人以外にいないだろう笑
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しをんさんのエッセイ、いつも通り楽しく読みました。
途中何度か吹き出してしまったので、やっぱり自宅でないと安心して読めないです。
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本作も“しをん節” 炸裂してました!!
ちょっと読んだだけで思わずニヤリ、クスッとなったりドキッとしたり良い感じに肩の力が抜けた。
一人ボケツッコミ相変わらず多し。武士言葉モドキ(?)もいい味出してる。
他愛ない日常、しょーもないことも、しをんさんにかかれば何だかちょっとドラマチックになるからすごい!
家族とのエピソードも良かったし、あと著書「神去シリーズ」の裏話があちこちにあったのも良かった。
エッセイを読んでても、言葉を操る作家さんてすごいなぁって感じました。
久しぶりにしをんワールドに浸れて満足。
『それぞれに合ったタイミングというものがある。感じ、考え続けるのさえやめなければ、いつか、それぞれの心が求める「好き」だったり、「居心地がいい場所」だったりにたどりつけるはずだから、諦めたり不安になったりしなくて大丈夫。』
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今回も面白かった。
コロナ以前の旅行の様子とか、今から考えると本当に当たり前が当たり前でなくなってしまったことに寂しさを感じた。
推しの感覚は自分の価値観と全くの一致。
自分も好きになったらずっと好きなので、好きになる物は慎重に選びます。
エッセイは筆者と読者の感覚が合うかどうかが大事です。
即身仏の話は興味深かったので、自分も機会が巡ってきた時には参考にしたいと思います。
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想像していたより真面目なエッセイだった。表紙のイラストが可愛い。「夢中ということ」「穴におちる」が好き。「穴におちる」は同じ宝塚歌劇団好きとして共感する部分が多かった。この感情を活字で表現してくれてありがとう!と思った。
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待望の最新作。10年に渡る連載や単発のエッセイおまとめ集。
相変わらずの言葉遊びの天才であり、癒やされた。
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三浦しをんさんの物事を捉える心が美しいと感じる。
自分の好きだけを追い求めて、深くはまる。
流行や周りに一ミリも振り回されない姿勢が、本気さを感じる。旅先で出会う個性あふれる人を面白く書かれているのも、三浦しをんさんのエッセイの楽しみも一つで、今回も笑わせて貰った。
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Amazonの紹介より
ページをめくれば浮世の憂さが晴れてゆく、3年半ぶりのノンストップ・エッセイ!
観葉植物(一部名前がわからない)を愛で、ときに虫たちや鳥と戦い、大好きな靴を手入れし、本と漫画に耽溺し、旅の宿ではテンション高めのご亭主に完敗宣言。
どこから読んでもミウラシヲンが溢れだす、読み始めたら止まらない抱腹絶倒のエッセイ集!
愛と笑いと妄想に満ちた、人気作家の日常、ときどき非日常。
三浦さんの最新作だと思って、何気に購入したので、エッセイだとは思いませんでした。
エッセイということで、今まで別の媒体で掲載されたものを一つにまとめてありました。
旅行や読書、食べ物など色んな日常を切り取ったエッセイでしたが、軽いタッチでコミカルで、思わずツッコミをしたくなるようなモノもあって楽しめました。
一つのコラムが、数ページ程度なので、気軽に読むことができます。
三浦さんがハッピーに生きている雰囲気がありましたし、読んでいるこちらまでホッコリとした気持ちになりました。
様々な所を旅したり、多くの本を紹介したりと三浦さんの幅広い行動に興味をそそられました。
一つ一つを切り取ると、普通の日常っぽい雰囲気なのですが、全体的にみると、自分にとっての特別感があって、羨ましく感じました。
これからも、良い日常を送ってください。そんなメッセージを送りたくなるようなエッセイでした。
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発売前に装丁を見ただけでとても書いたくなって読みたくなったので、一気に読み通した。(少しずつ読むつもりだったけど、気づいたら終わっていた)
日常、旅、読書、幸せについて、それぞれの風景が1エピソードあたり2,3ページの中に凝縮されていて、とても心地よい気分になれる。
過去のエッセイをに対して、追記を書いて自己ツッコミしている感じがあるのもまた良い。
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ぶははっ!(≧▽≦)♪
しをんさん、サイコー!!磨きがかってる!!✨
何度でも読んで、何度でも笑いたいっ!www
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三浦しをんさんのエッセイは初めてだと思うが、読みやすかったです。だいぶ古くに書かれたエッセイもありました。
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三年半ぶりのエッセイ。大まかにわけて、章ごとに美についてが中心だったり、旅について、本についてなど色々な種類のエッセイが楽しめます。いつも思いますが、日々のさりげない出来事を面白おかしく書き出せるその手腕に感動を禁じ得ません。
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エッセー。2012年から2022年まで、色々な雑誌・新聞で書いたもの。化粧品会社ハーバーとか、VISAの会報誌など。
印象に残ったもの。
「束縛の天気予報」・・・子供の時にはサンダルをひっくり返して、晴れか雨かとかやってたなー懐かしい。
「諦めの空中戦」・・・作者はベランダに鉢植えを置いて、イチゴなどを育てている。そして虫(ナメクジ)などとたたかっている。その中の一つ「フェイジョア」というのが赤い花をつけるので、ムクドリが花を食べに来ている。その出来事による作者の感情の起伏が面白い。また、近所では大型のインコの群れがブルーベリーを食べに来ているそうだ。自然が豊かな所に住んでいるのだな。
「楽しき想像旅行」・・・仕事で「ななつ星in九州」に乗ることができた作者。羨ましいー。その中で乗客の皆さんが時間より前にちゃんと集合するというところが印象に残る。ほんの数行だけど。ご高齢の方が多かったそうで、真面目に働いて、私もいつか乗れたらいいなあ。と思った。
「夢中ということ」。スマートフォンに夢中になるということの考察。作家というよりもすごく本が好きな人として、スマートフォンでもいいじゃん、何か夢中になれるものがあれば、いいじゃんという目線で書かれている。本でも漫画でもアイドルでも何かにはまる事って面白いよなと思う。
同じく「穴に落ちる」・・・作者といえば=オタクというイメージ。そのオタクに陥る瞬間を、ストンと落ちてしまうという表現が面白かった。何かにはまるにも、じわじわとはまっていくタイプとか、とりあえず流行に乗っかってみて・・・のタイプとか、石橋を叩くように吟味してとか色々あるもんね。作者の場合は「ストン」型。
同じく「プロレスは異次元旅行」。作者が好きな3大エンターテイメントは「宝塚・EXILE一族・新日本プロレス」。その共通点として、印象に残ったのは「完成されている人が好き」なこと。これは完成されたプロフェッショナルなものに没頭したいということなかな。推活の別の方法として、まだ売れてない芸人さんとか、アイドルを一緒に育てていきたいという人もいるかと思う。やはりオタクにも色々な推活があるんだな。さらに、作者が好きなエンタメ共通点として、「仏像感」いう項目には笑ったまる。お相撲の横綱、プロレスラーやEXILE一族の筋肉系の肉体美なども仏像感。宝塚はスレンダーな菩薩像だそうだ。
全体として、まずは作者が元気に過ごしている様子が伝わってきてよかった。作家としてますますご活躍で、人脈も増えてきて、大人になって趣味も広がってきて(相撲・アイドルなど)、いつの間にかガーデニングも趣味になっていた。好奇心も突っ込み力も衰えることがない様子なので、さらに面白いネタも増えていくんじゃないかと、次(10年後?)も楽しみ。
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しをんさんが、2012年から2022年の間に様々な媒体で書いたエッセイを纏めたもの。
「美と愛はあちこちに宿る」
「あなたと旅をするならば」
「活字沼でひとやすみ」
「悩めるときも旅するときも」
「ささやかすぎる幸福と不幸」
全5章で構成されたエッセイ集。
テンポの良いリズミカルな文体の中にユーモアが溢れている。
良いなと感じたのは『きらめきの記憶』。
高級ブランドショップでの店員さんとのエピソードは楽しくて心が温まる。
『希望の塔ーなぜ、ひとは積ん読するのか?」も好き。
積み上がる本を希望の象徴と捉えれば幸福感は増すばかり。
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旅のエッセイは説明が多いのでまとめて読むとしんどい。虫や鳥との攻防戦の話は軽い気持ち読めてリラックスできた。