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アフリカン・アメリカンの注目の書き手の一人。
随所に滲む、肌の色、性差による差別。
内面化され自覚もないままに吐き出される差別。
それらに塗れながらもタフに生きる姿が、特段美化されずにごろりと描かれる。
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読むとひりひりする。南の方は知らないアメリカだ。結構違いそう。女のひとの気持ちの動きは結構共通だったりすると感じる。
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ひりつくとはこのことか。
描かれる短編の主人公すべてが黒人の血が混じり、直接、間接的にその血であるが故の物語だ。人生にはいろいろなことが起こり、すべてを受け入れて生きていく。
こんな物語は翻訳小説でないと楽しめない。一晩ごとの小劇場だった。
本書は図書館へのリクエストで読んだけれど、手元に残しておきたい一冊だった
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1989年生まれのアメリカの作家。
短編集。
『THE LOSS OF HEAVEN』(天国を失って)
奥さんが癌で、近くのバーの女店員が気にしてくれて。
奥さんが実家へ。バーで親しそうに飲んでいて、喧嘩になって、女店員に知らんぷりされる。ああ。
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朝日新聞202378掲載 評者:小澤英実(東京学芸大学教育学部准教授、アメリカ文化、身体論、演劇論、批評理論)