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心地良い読書体験。
なんかもう、事件とかなんとか、瑣末なことに思えてきて、登場人物のやり取りや、主人公の感情なんかを楽しむような感じ。
まだ、続くのかな?
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共通思考について少し具体的になる巻
またロジの妊娠&出産も出てきた。
グアトは高齢だし、死ぬこともなくなって性欲などもなくなったのかなと思っていたので意外だった。
ロイディとミチルがシキの元にいるのは感慨深いなぁ。
次巻も楽しみ。
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「そう、間違ってはいない。うん、でもね、正しくしたいとか、間違いたくないとか、そんなことはどうでも良いんだね、この際」
「何が大事なのでしょうか?」
「いや、それがわからない - 自分を納得させることは、難しいね」
『彼女の最大の能力は、技術に関する先見性だといわれている。しかし、その意見は、見る角度が少しずれているのではないか。マガタは、未来を予測したのではない。彼女が未来を作ったのだ。だから、彼女が予測したとおりになるのは、むしろ当然のことだった。』
「人類が存続する価値を、博士はどうお考えなのでしょうか?」
「簡単なことです。生きることに価値があるのではなく、考えることに価値がある、との認識に立脚すれば、すべての矛盾はなくなります。ヴァーチャルで生きようとしている人たちは、生きようとしているのではなく、考えようとしています。そうではありませんか?」
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遠い世界に憧れて進み続ける最中、ふと故郷に帰りたくなることがある(マインクラフトやってる時に良く感じた)。
ノスタルジーと呼ぶものかもしれないが、なぜ人は過去に思いを馳せるのだろうか?それがすでに失われたもので喪失がノスタルジーを引き起こすのか?
必ずしもそういうパターンばかりではない気がする。
失った別の可能性を夢見てるのだろうか。今はもうそうなり得なかった別の「私」に対する思いなのかもしれないな。
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今までの巻からすると、だいぶ話が進んでしまった感じがあって、
予想外の展開だった。
「え、いつの間にそんなことになっているの?」というのもあるし、
こういう展開があるっていうことは、そろそろ、このシリーズも
最終巻に近づいてきているのかな、と思うところもある。
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まだるっこしい~ロジの体調が芳しくなく,日本に帰って検査を受けることになった。ウイルス感染だと判って,キョートに住む専門家であるロジの母・スズコが詳しく調べることになったが,どうも,ロジはその身を狙われているらしい。グアトの感染が判明し,マガタ・シキを名乗る拉致者も現れた。本物のマガタ・シキと共通思考について話し合う機会も持て,ウイルスは人々に老化をもたらすことも判ってきた。フスが生殖を可能にする新細胞の予約受付を始めるとアナウンスしてきたが,マガタ博士はフスの破綻を予言すると,世界各地でフスの不正を暴くための捜査が始まり,ドイツへ帰ってきたグアトを追い掛けて来たロジは,子どもを産んで母に預けてきたと明かす!!~グアトは身に覚えがないのか!
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このシリーズ、淡々とした語り口と温度の低い主人公で、あまり感情を揺さぶられるタイプのお話ではないが(そのクールな世界が心地よい)、本作はちょっとグッと来た、というかホッコリした。最初は、こういう話かな?と想像したが終盤までで、違うのか〜と思い直したら、最後やっぱりそうだった!という展開でなおさら。一つの区切りのような気がするが、続きは読みたい。
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コロナ禍後書かれた、ウィルスを題材にした今作。なかなか面白いぞ、と読み進めていく。結果、すごく面白かったんだけど、最後本当にびっくりした!そうきたか!という感じ。
考えてみれば予想出来たんだけど、私は勝手に、この時代の人達はそういう接触をあまり持たないのかなと思っていたので驚いた。特にこの二人にはそういう雰囲気がない、と思い込んでいた。地の文で接触はなかったと記憶している。
だから母という重要人物が出てきたのか!とか、なるほど体調不良ってそういう!という怒涛の納得で、今まで1番衝撃的な巻だった。
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ようやく文庫の最新刊まで追いついた!
新種ウィルスと聞くと、どうしても現実世界のパンデミックを思い浮かべちゃうけど、予想通りだった〜おめでとう!!
ジュラとミチルが出てきてびっくりした。今後も出てくる?真賀田四季とはどういう関係になってるんだろ?年代が違うけど、兄弟じゃんね?
共通思考についてはさっぱり理解できないけど、夢を見ることでみんな同じような考えを持つとかそういう…?そんな単純じゃない…?続きを待つしかない。
あ、妊娠出産については、現実でもこうなればいいのに〜!と思った。母子共にその方が安全な未来、いいな〜来ないかな〜。
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ドイツでの精密検査で、ロジに不具合が。
未知のウィルスに感染している疑いが。
グアトと日本へ帰国し入院。
安全な病院と思われましたが、ロジの診断データが、外部に漏洩している可能性が。
ロジの姉と称する女性との出会いもあり・・・。
物語は新たな展開へ。
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まったく未知の新種ウィルスに感染したロジとグアト。新種ウィルスをめぐる動きに2人は巻き込まれていきます。
WWシリーズ7作目。
マガタ・シキの再登場で物語が大きく動くとともに、ロジとグアトの2人も大きな転機がやってきます。
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久しぶり過ぎて前回までのあらすじ覚えてない
読み返したいけど図書館の本だからそうもいかない
これは図書館で借りる場合の欠点だな
読了。さて、この人たち一体いつ結婚したの?
彼らはいったい何歳なの?
今回これという山場はなし
ものたりない読書となりました
それでもきらきらとした言葉がさらりと出てくるところが森博嗣なんだな
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なんとなくオチは予想できて、ロジとグアトのやりとりをニマニマしながら読んだ。
未来はこうなるのか?と期待と恐さを抱きながら読めるこのシリーズが好き。ただの一読者なのにシキが登場するとドキッとして、彼女の思考を理解したいと必死になってしまう…
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SF。WWシリーズ7作目。
このシリーズを読むのは約3年ぶり。
前作を一冊飛ばしてしまったことに、読み始めてから気付く。
グアトとロジの会話が魅力のシリーズという印象だったが、今作は凄かった。
百年シリーズ、Wシリーズ、WWシリーズとセットで、SF作品としてもっと評価されるべき。