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書店で見つけたので、興味本位で読んでみた。正確さに欠けるところはあるが、情報はそれなりにまとまっている印象を受ける。あえて採点すれば、本の出来としては50点ぐらいかな。それでも、AIだけでこれだけのものが作れるようになったことは衝撃的だ。近いうちに入門書や教科書などはAIが書くようになるのだろう。ただ、終始上っ面の情報を読まされている気分だった。
AIが今後の社会に与える影響についても、この本の中で重要なことを指摘している。
「チャットGPTはトレーニングに使用されたデーターセットに見られる最も一般的なアイデアやパターンの高度な模倣を実行していると言えます。これはAIが広く受け入れられた定説だけを主張する、暴君的な支持者になり、将来のイノベーションを抑圧する存在になり得るというリスクを生み出します。そして、AIの利便性と人間がそれに寄せる絶対的信頼により、人々はAIの言うことを疑いなく受け入れてしまうようになるかもしれません」
この指摘自体も、人々がネットに書き込んでいる見解を要約したものに違いないが、私はこの点こそがAIの最大の脅威だと思っている。AIの回答を盲目的に受け入れるようになれば、社会は硬直化するだろうし、思考力も低下していくだろう。
これからの教育についても、AI時代に必要な特性、資質、能力をいくつかあげた上で、「現在の教育システムは、これらの能力を備えた若者を育てる準備が全くと言っていいほどできていません。これは教育システムが標準化されたテストと丸暗記に重点を置いている日本や中国などのアジア諸国で特に当てはまります」と書いている。素人ながら、喫緊な改革が必要だと思う。
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384ページもある単行本なのに880円で買える幸せ。AIが書いたので手間がかかってない(わずか5日で書いたらしいし)ということか。AIが書いたとなるといったい著作権は誰にあるのだろう?
プロンプトへの入力とその生成出力(テキスト&画像)な実例に100ページ弱が費やされているのがちょっと冗長な気がしました。
帯に「2023年に必ず読むべき一冊。」と。ふむふむ。
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短い簡潔な文章で書かれているのに、何か人間の感情が乗っていないせいなのか、読みにくいというか読んでいて飽きてしまう。
あと、たとえAIが書いた本だとしても、誤字脱字が多すぎる。そこはきちんとチェックして修正して欲しかった。
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文章、本書に出てくる挿絵もすべてAIで作られた本。プロンプトに対してAIの解答例が実際に記載されています。
AIの可能性と法整備などの課題を感じました。
AIをもっと活用してより良い生活にしていきたいです。
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この本を読んだ人は2023年時点での、AIの進歩を最も体験出来る場所のひとつになるだろう。言語生成モデルとしての、少しのクセはあるものの、人間が書く文章並みの自然さと話の一貫性が出ていて、たまに恐ろしく感じた。まさにこの体験をしたくて、好奇心が旺盛な人は手に取るべき一冊だと感じた。
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表紙の惹句にある
「2023年に必ず読むべき一冊。」
は、あながち嘘ではない?!
いや、もう、2023年の年末に読んだのでは「六日の菖蒲、十日の菊」じゃなかろうか?
(↑どうだ、AIにはまだこんな比喩は生成できまい?!いや、そうでもないのかな・苦笑)
AIについての話を学ぶのではなく、今、生成AIが出来るレベル感を知っておくためにも、「読むべき」だろう。
また、本人(AI)も自己分析しているように、
「質問への回答をするとき、その回答がなぜ最善ではないのかという言い訳からスタートし、最後にくどい要約を入れるのが大好きです。」
この傾向は、いくつか生成AIで文章を作らせてみると気付くが、いずれヴァージョンUPされていけば、この言い訳からスタートし、ということもなくなるのだろうな。
この380ページもの分厚い本を、ざっと目を通すだけでも、「今」が垣間見えて、非常に興味深かった。
一番、ゾワゾワする単語は何か!?
個人的には、「私たち」という言葉だ。
あらゆることが効率化され、いろんなことが省力化される。生産性が1000倍になった時に「あなたなら何をするか?」と本書の著者であるAIが最後に訊いてきた。
1000倍のモノを作るのか? 品質を1000倍にするのか? あるいは1000分の1の労働力で働くのか?
「それに対して私たちが何をするかは私たち次第です。」
ちょっと待て、この「私たち」は、君たち「AI」のことなのか? それとも、人間とAIを合わせた「私たち」なのか?!
どことなく、もうすでに彼らは人間をカウントに入れてないのではと思ってしまった。「私たちAIが」、人間に代わって何をするのかは決めていくのかもしれない。
「新しい世界へようこそ」と彼らは言う。
「この新しいテクノロジーが私たちをどこに連れていってくれるのかは、誰にもわかりません。
しかし、それは凄い旅になるに違いありません!」
最後の言葉にも「私たち」とあるが、果たしてそこに、人類の未来も含まれているのか・・・。
様々なことを考えさせられた一冊だった。
なにより、人間の著者がいないと、400ページ弱の本が、880円で世に出る驚き!!(文章、装丁、イラスト、すべてAIのお仕事だそうな)
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chatGPTの出現によって本格的なAI革命が始まった。そして、AIがAIについての本を書いてしまった。
中身に大きな感動はなかったが、1冊の本ができてしまう事に驚嘆した。
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会社のPCを使う位で、とりあえず世の中に遅れないよう読んだ(流した)が、一言で言えば『ふーん』。
内容はAIが書いたといえば感嘆するけど、AIの自己紹介を詳細に並べただけ。
【思うこと】
ただ、これが自動的に出力されるなら、もはや労働力は9割減、
これから必要になるのは、これをチェックしたり、もっとエモーショナルにしたり、読み手に合わせてアレンジしていけるクリエイティブな能力を持った人。コピペして作文してるだけの人は失業する。
AIで得た利益を分配することも並行してやっていかないと、どんどん富裕層と貧困層の二極化が進みそう。
とりあえず知の貧困層にならないようにしたいと思う。
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執筆AI(監修は人間)。ページ数は多いがよく分からんジョークを除けば分かりやすい内容。AIの成り立ちや生成AIや先行きの事まで書いてある。
本書を黎明とするならこの先どういった形でAI執筆が進化していくか楽しみにはなる。
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詳細は『あとりえ「パ・そ・ぼ」の本棚とノート』をどうぞ! → https://pasobo2010.blog.fc2.com/blog-entry-1931.html
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生成AIを経営コンサルタントは如何に活用したか。、それを実証したのが本書である。
ジェームス・スキナーは技術やサイエンスに明るい。その知見があればこの程度の内容であれば書籍としてまとめられる。本書は生成AIの現在に関するスナップショットである。
本書の率直な印象は、レベルが低いライターに書かせた。というものだろう。訳もこなれていない。しかし本書がCharGPTでか書かれたものであり、それをそのままの形で出版することに意義がある。仕方がない。
本書から得られるのは、生成AIはあくまでも副操縦士。MicrosoftがCopilotとしてCharGPTを内包したプロダクトをローンチしている。全部は任せられない。一方、適切な指示ができれば楽はできる。このネーミングは秀逸だ。
OpenAIにお金を払わずとも無料で使える。それをしないのはもったいない。特に専門家として知的労働に従事しているひとであれば。