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『地図とデータで見る人口の世界ハンドブック』(ジル・ピゾン)がキッカケで手に取った『のぞいてみよう 外国の小学校②イギリス、フィンランド、ルワンダその他』(ERIKO)。
「もっとも巨大な都市はアジア、ラテンアメリカ、アフリカの都市になるという予測」と読んでから、
「【この3つのグループの今後】について知りたい。…とすれば、今後を担う子供達、つまり小学校を知ってみるのはどうか」
……なんて突飛な考えでいました。
読んでみたら、先日読んだ1巻同様、子どもたちの写真に癒された。
そして以下のポイントを得ました。
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❶小学校開始時期が8月の国がある
ドイツ・デンマーク・フィンランドなどがそうらしい。
❷1シーズンの休みが長い国もある。
ヨーロッパほぼほぼ長い。その間に何をするんだっちゃ。
❸日常生活に役立つ教育
学んだら実践する形を取っていたんですけど、いいなと思いました。
(例)算数の授業で計算式を学ぶ→それを使って家のローンの組み方や税金の計算をする
(例)地理で日本について学ぶ→日本料理の調理実習をする
(例)水泳の授業→服を着て水の中に入るとどうなるか、溺れた時にはどうすればいいかを知る
「何でこれを学ぶのか??」の理由がわかると納得がいくし、「知りたい!」という気持ちになりそうだって読んでて思ったなぁ。
❹その他各国の特徴と日本とのつながりプチ情報
「この国と日本にはこんな関わりがあったのか」と勉強になりました。
❺日本の事を知るための授業・イベントを開催する小学校がある
●イギリス→インターナショナル・スクール・オブ・ロンドンの桜まつり
●スペイン→ヴィセンテ・ネリア小学校。日本の文化や歴史を学ぶ授業がある
●ポルトガル→インターナショナルスクール・オブ・マデイラ。社会で日本の事を学ぶ。
などなど。
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国によっていろんな教育方法があるけど、
「その国でなくてはダメな方法」でもないという事も思いました。
こうやっていろんな外国の小学校の話を読んでいると、
「肝心な日本の今の小学校はどうしてるんだろう。あまり私わかってないんだよな…」という事をも思ってしまった。
そういう事も含めていろいろ読んでいこう。
そして…
最近知人に勧められて『進撃の巨人』(諫山創)のアニメ版を見始めてシーズン5に突入し、
【戦争に巻き込まれた子ども達】も見ました。
「実世界でこんな事が起きないように…」と見ながら思うけれど、
起きている事は確か。
複雑な気持ちです。