紙の本
一気読み
2023/04/17 20:50
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投稿者:あゆみん - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白くて一気読みしました。
主人公は中学生の女の子。
この年頃の女子の世界はカースト制あるんだろうなあ、、。
なかなか大変そうです。
その年代の子が読むと共感励まされる小説です。
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2016年に『私のスポットライト』児童書版・一般書版が同時刊行!って、知りませんでしたよぉ。
違いもよく分からず、本書は児童書版の文庫化に間違いないな、と勝手に解釈しました。
主人公は中1女子・彩希。目立たず多感で些細な事に悩み、難しいお年頃という状況が、とてもよく描かれています。お決まりのように存在する学級内でのヒエラルキー。
学園祭のクラス劇で〝いじめられ役の〟主役を演じ(させられ)ることになり、逆にそこから演じることにハマってしまうのですが、いろいろと難題が出てきます。彩希はどう対処していくのでしょう‥?
自分にとって、好きなことがある、やってみたいことがあるって、いいですよね。ちょっと苦しくても頑張る励みになるし‥。自分の希望や意欲を我慢したり遠慮したりするのは損なんだから、一歩踏み出しなよ! と後押ししてくれるような一冊です。
展開が都合良すぎとか、彩希はなんだかんだ言って芯が強いとか、様々な感想も聞こえてきそうですが、小説・それも児童書ですから全然オッケー!
小学校高学年〜中・高生の皆さんには自信をもっておすすめします! 若い人向けの林真理子さんのメッセージ・名言満載です!
林真理子さん作品は『小説8050』しか読んでいないのですが、作風について勝手なイメージをもつのはダメですね。反省(。-_-。)
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小中高生、人間関係で悩んでいるみんなに読んで欲しい一冊。友人と呼べる人がいつも近くにいないとそんなに不安なのか、本を読んで過ごす派の自分にはわからないが、その辺りの描写も良く描かれていると思う。
字も大きく、ページ数も比較的少ない、最後の3行が良いところなので、そこまで向き合って読む人が増えたらいいと思う。
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自分が中学生の時にこの本と出会いたかった!
中学生って、1人でいる子や皆んなと違うことをする子をすぐ仲間外れにする。
著書にも書いてあったように、自分の「好き」をまだ見つけていないから、「好きなこと」をしている子が羨ましく感じる。だからいじめる。
このことをもっと早く知っていたら、学校生活が楽しかったかもしれない。
学校でうまくいっていない子に読んで欲しい1冊。