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ついにクライマックス。
死刑囚・明石の冤罪を成立させる為に奔走していた箕島だったけど、前作で殺人を犯してしまった。頭の中に響く、殺された伊武の声が箕島を殺人鬼へと変えようとしていた。指名手配され、逃亡する箕島を追う明石の冤罪を晴らそうとしている仲間達…
ストラングラーの正体には驚かされました。若干拍子抜けな所もあり…
そして、かつての恋人の死を追う箕島の狂気じみた執念も又切なかったです。
ラスト、明石と箕島の立場が逆になっていたのが何とも言えなかったです。
爽快なラストとは言い難いですが、納得の展開でした。
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ついにストラングラーの正体が明らかになる完結編。
前作で殺人を犯してしまった簑島。
逃亡を続ける彼を探す加奈子、碓井、望月はストラングラー候補のリストを作成した有吉・久慈の二人の刑事からの協力も得ながら、本物のストラングラーに迫っていく。
明らかになる14年前の事件の真相とストラングラーの正体。
犯罪を犯してしまった簑島はどうなるのか?
明石の無罪は証明されるのか?
最後までハラハラドキドキしながら、読み終えることが出来た。
4作も続くと思っていなかったが、ストラングラーの正体は少し拍子抜け。
でも、これまでライトな感じの警察小説が多かった作者の重厚な作品が読めたのがとても良かった。
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完結巻。とうとうストラングラーの正体が判明します。
フーダニットのミステリーではないので誰が犯人かはあまり意味はないですが、そこに至る過程と明石や簑島の行動や言動の意味、そんなあたりを楽しむお話でした。特にこの最終巻はドラスティックに物語が動くので楽しかったです。
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シリーズ4作目、ついに完結。
蓑島が人を殺してしまった前作。間違いであって欲しいと思っていましたが、やっぱり現実でした。
だんだん狂気になっていく蓑島、だんだん普通になっていく明石。どんどん引き込まれていきます。
でも、蓑島さん、あの感じでよく生きてたなあ。
あと、仁美さんの話をもう少し聞きたかったな。
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捜査一課の刑事でありながら、法から逃れる悪を裁こうと殺人を犯してしまった簑島朗。
警視庁を出し抜き、逃亡する簑島に手をさしのべたのは、彼が冤罪を成立させようと奔走した死刑囚・明石陽一郎とその仲間たちだった。
だが明石にも死刑執行の時が迫る。刑事の追い求める正義とはなにか、迫る死刑執行に対して明石は冤罪を晴らせるか……
そして明らかになるストラングラーの驚くべき正体とは?
絶対に見逃せない驚愕のクライマックス!