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乾いた場所で寝る幸せを幸せと知っていることは大事だと思う。
その上で、より文化的に、一人でも毎日の食事を自分で用意し、身の回りのことをやり、散歩や、会話、読書、、
簡単なようで難しい。
高齢の親に食事を頼まれれば作ってしまうし、掃除もする。
出来ないってことは生きていくのが難しいということだと思えば、させなくてはならない。
自分の将来、親の長くはない今後に当てはめつつ読んだ。
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今年92歳の曽野綾子さん、全部自分の歯で親不知の数本が欠けているだけだそうです。天は二物どころか何物をも与える方がいるのですねw。「ひとり暮らし」、2023.4発行、新装・改定版です。①お爺さんは山へ芝刈りに、お婆さんは川に洗濯に。一人で生きられる能力が存在の基本 ②日常の生活の中で緊張が必要。緊張が血圧を上げ、脳の細部に血を送ってくれる ③一人で電車を乗りこなし、初めての町を味わう楽しみ ④動物と暮らす ⑤私はもう充分に多彩な体験をした。納得と感謝。つまり「もういい」のである。
曽野綾子さんがペルーを旅した時、レストランや一般家庭で、ひとつ空いている席があり尋ねると、通りがかりの貧しい人や旅人を招くための席で「神の席」と呼ばれている席だとのこと。ペルーの人々の心の豊かさが偲ばれます。
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曽野綾子さんは 幸せな人です。
80過ぎても 2匹の可愛い猫と暮らせています。
お手伝いさんも 毎日きます。
普通の一人暮らしではありません。
それは長い間の質素な暮らし方のせいか おかずや着るものは地味かもしれません。
でも その簡単なおかずで 一緒に食べに来てくれる人がいます。
この孤独ではないこと が老後一番幸せなことかもしれません。
うらやましいなあ!