一人十色 句集 みんなのレビュー

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芸能人の俳句や絵を評価添削する番組『プレパト』で、梅沢富美男氏がチャレンジしていた俳句史に残る俳句集50選ができたとの事でさっそく読んでみた。前半は1ページ１句で50ページ、後半は対談や番組の記録、添削付きの俳句。番組と同じような、初心者の句作を励ましてくれる内容だった。

造本からしても句集というよりは番組のファンブックといった印象。

とはいえ、番組内では「永世名人のお手本俳句」などとあれこれ講釈がついていたり、エレクトリカルパレードのテーマをかけながら派手にシュレッダーされたりと、ちょっと物々しい印象の梅沢作品も、こうして改めて俳句だけを味わってみると、懐かしくもしっとりした詩情を感じる。芸能人「梅沢富美男」とは別の側面が見えてくるようで面白い。つくづく言葉とは不思議なものだと思う。

対談中、俳句をはじめてから言葉を大切に使うようになったという梅沢氏の言葉が1番心に残った。番組のおかげで俳句人口がもっと爆増したら、本当に俳句史に残るかもしれない。

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プレバトの流れで手に取りました。
最初、梅沢さんは全くの俳句素人さんだったのですね。学びの姿勢や対談、添削も掲載されていて楽しく読めました。

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おっちゃん(梅沢富美男)、プレバトで苦節約３年近くかかって句集完成。ただ50句で本になるのかと思っていましたが、なつちゃん(夏井いつき)との特別対談や添削対象となった俳句を厳選しどこをどう直されたのかとか、他の名人についてとか盛りだくさんでした。おっちゃんの俳句にかける意気込み、プレバトで俳句にであって約10年ちかく真剣に取り組んできたというのがよくわかる。でも私はどちらかというとフルポン村上さんの俳句がお気に入りです(笑)

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中卒を売りにしながら、夏井先生と丁々発止にプレバトで番組を盛り上げる、梅沢富美男さん。芸の道で身についた七五調を生かし俳句を学ぶ姿勢は流石