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子どもならではの瑞々しい自然の描写あり、くすっと笑える視点あり、大人がドキッとするような鋭い指摘あり。
大人が想像して書くことができない、一年生という年代ならではの純粋で素朴なつぶやきが詰まっている。
親としては、子ども相手だと思って誤魔化してはいけないなと、背筋がピンと伸びました。
ヨシタケシンスケさんの絵が、文章と絶妙にマッチしていて、「せんせいあのね」と子どもたちが語りかけてくる姿が浮かび上がってきます。
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全体の半分を一年生作の詩が、そして残りをヨシタケ挿画が占めているので、氏の絵本としても十分に楽しめる一冊。鋭く真相を突いている作品も多く、微笑ましくも、時おりハッとさせられる。
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懐かしい。ヨシタケシンスケさんの絵がついてパワーアップした感じがあります。
子どもたちは大真面目、大人が読んだらクスッとしちゃう。
でも、クスっとするばかりじゃないのもいいよね。
1年生、可能性は無限大。
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子どもたちの純粋な言葉にクスッと笑わせられたり、ハッと気づかされたり、何の気兼ねもなく読める本。
ヨシタケシンスケさんのイラストが文章を引き立てる良いアクセントになっている。
欲を言えば少し物足りない。
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子どもたちの、純粋な、色々な不思議にヨシタケシンスケさんの挿絵は最高っす!
子どもって、綺麗な感性だなぁ~
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ラジオ番組で紹介されていたのを聞いて、ぜひ読んでみたいと思い即購入。
最高!!
おびから
「あのね帳」からうまれた、
かろやかでふかく
のびやかでこまやかな
一年生のことばたち
きかせて
大人じゃわからない
このせかいのこと
たとえば
ねるときは
もっとおきときたいのに
おきるときは
もっとねたい
これは名作だ!!
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懐かしいあの本がヨシタケさんの絵で!
こどもと一緒に読みながら、昔読んだ時と違う感情を楽しみました。
小学生からこんな言葉が出てくるなんて。
驚きます。
「ふゆ」が一番好きです。
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子どもの素直さがそのまま伝わってくる。
ヨシタケシンスケさんの絵で心もふんわりとして和ませてくれるのも良い。
一年生ってこんなこと考えて、思っていたんだなと。
自分が一年生のときってどんなこと考えてたんだろう…。昔すぎて思い出せない…
「せんせい」
わたしのせんせいは てつぼうを
10かいさせます
せんせいは いっかいもやりません
「にんげん」
せんせい にんげんは
なんのためにいきているんですか
ぼくは たっぷりあそんで
たのしむためだとおもいます
せんせいはどうおもいますか
短いけどインパクトのある2つの文に先生は困ってしまうかも…。
「かげ」
かげは じぶんを
だっこしてくれるように ついてくる
とても可愛らしい。
「1にち」
1にち24じかん
みじかすぎる
だれがきめたんや
「へんなこと」
ねるときは もっとおきときたいのに
おきるときは もっとねたい
時間って不思議だと感じる文。
これって大人だって思うよ。
全54あり。
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ヨシタケさんの絵に惹かれ手に取り。
子供の詩集ですが文学に分類。大爆笑しつつ読みました。そして一編一編に添えられてるヨシタケさんの絵が本当に絶妙!味わいが3倍にも4倍にも感じられます。
子供ならではの視点や疑問、発想に爆笑させられつつたまに哲学的な深い問いなどもありどきっとさせられもします。
首席番号37「へんなこと」。短いけど鋭い(笑)一読して「本当だ!」と膝を打ちました。いや子供ってすごい。もういいおばさんだけどその謎深まるばかりだな、と思いました。
出席番号2,9、17、38、47に大爆笑。短くて切れ味抜群な文に自分はハマるようです。
他にもお父さんの匂いのする枕を抱いて寝る話やお母さんの目の中に自分が映ってるのを見つける話などほっこりするものもたくさんありました。
嫌なことや辛いことがあったとき、手に取りたいですね。
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挿絵がヨシタケシンスケさんなので 読んでみました。
実際の 一年生の言葉って 斬新で 良いですね〜
新しい発見って言う点もあるし
子供の感性って凄いですね〜
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図書館本。1年生の「せんせいあのね」から選出した大人の矛盾をついたもの、ほっこりするものなど54選。9、17、47、48が長女のお気にいりだったようで、家事をしている私に読んでくれた。私は9が好き。
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著者の担任の一年生がそれぞれに「あのね帳」と言われる日記に書き込みをしたものを本化したもの。
一年生の気づきや疑問などがとても純心で、「幼い感受」を持つことの大事さを再認識できた。
そんじょそこらの詩を見るより、驚くような文の展開があり、必見。
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かわいい。
選者が担任した小学一年生が日記ノートあのね帳に書いたもの。
ということは、この一年生達は今は最高齢で70代かも。
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素晴らしい!
1年生の純真無垢な心から発せられる言葉とヨシタケシンスケさんの絵のコラボ。クスッと笑えてほろっとする。贈り物にもいいかな。
せんせい
にゅうがくしたときは
せんせいは
てんしよりやさしかったのに
いまやったら
やまんばよりこわい
せんせいというのは
だっぴしてへんしんしていくのかな
ゆうやけ
あのね せんせい
きょうのゆうやけをみましたか
あさがおのはなのいろが
いっぱいにひらっと
そらにそめたいろだったのよ
ちょっとうえには
ぶるうのそらから
こんばんわっていってました
わたしは
はずむようなきれいなこころになりました
おばあちゃん
…
おかあさんがわたしをやさしく見るように
おばあちゃんの目がおかあさんを見ていました
くちごたえ
…
くちごたえってなんですか
わたしは
いけんをいっているつもりです
へんなこと
ねるときは
もっとおきときたいのに
おきるときは
もっとねたい
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鹿島和夫と担任した小学校一年生たちとの「あのね帳」からセレクトした詩。子どもたちから生まれた言葉、子どもの生きる世界はなんておもしろいんだろう。笑っちゃったり、ドキッとしたり、真理をついていたり、胸を打たれたり。自分にも確かにあったこの世界、忘れたくない。ずっと持っていたい。心の奥底にあればいい。
ヨシタケさんの絵も良かったよ。