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アパートたまゆらで過ごす甘い時間、切ない時間を過ごす中で人間関係が形成されて、それぞれの人生がより濃いものになっていくストーリーが面白い。
潔癖症の莉子が恋を通して緩くなっていくところもリアルだった。
過去の男も登場し、莉子が揺れる時もあるが、恋を実らすために、自分の過去にも折り合いをつけていく強い部分も惹きつけられた。
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軽ーいエンタメ小説っぽく、新刊ならスルーしてる作品。文庫化されたから、新装の写真が現実感あるから、レビューの星5つが7割超えだから、そんな理由で読んでみたくなった
#アパートたまゆら
#砂村かいり
23/5/31出版
#読書好きな人と繋がりたい
#読書
#本好き
#読みたい本
https://amzn.to/3qk6vUp
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もうキュン死寸前ですわ(笑)
本作『アパートたまゆら』の概要と感想です。
木南紗子はアパートたまゆらと職場を行き来するのにも除菌スプレーや手袋を持参するほどの潔癖症。
恋愛も潔癖症の自分には遠い世界のことだと思える中で、ある夜に家の鍵をお店に置き忘れて玄関先で立ち往生。すると、その頭上から天啓が…、
「大丈夫っすか?」
その声の主は隣人の男性。えっ?と驚きを隠せない中でも、泊まる先がない紗子は男性の部屋へ泊まることに…。
概要はここまでにしますが、感想として、惚れてまうやろぉ〜!!
『どこにも行かないで待っていて下さい』(p236)
きゃ〜、「最オブ高です」よ。ホントに。
砂村かいりさん初読み作品ですが、凪良ゆうさんの『流浪の月』や三秋縋さんの『恋する寄生虫』にも似ていながら、純粋な気持ちでお互いが恋に歩み寄っていく様は、本当に胸キュンを通り越してキュン死しますわ。久し振りの恋愛小説にのめり込んでしまいました。
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最近、心にグサッとくる話ばかり続けて読んだから、たまには恋愛小説をと思い手に取ったけど、この本は私には合わなかった。
好きな人が出来た時の感覚は丁寧に描かれていると思う。
でも主人公の紗子の行動がどうにも…、それと元彼の久米の強引という言葉に収まらない行動もイラっとする…。
私には「?」ばかりが頭に浮かんで、話に入り込めなかった。
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☆4
恋愛小説を読みたくなって手に取った作品。
予想以上に…キュンキュンさせて頂きました♡(有川さんの「植物図鑑」を思い出しました!)
もし琴引さんのようなお隣さんが住んでいたら、間違いなく紗子のように好きになっちゃうだろうなぁと思いながら読ませて頂きました!(琴引さんが素敵過ぎます♡)
砂村さんの他の作品も気になるので、読んでみたいと思います❁⃘*.゚
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あまりこの手の恋愛小説は読まないのですが、何となく心惹かれ読み始めました。が、
見事に心を撃ち抜かれました。笑
後半はほとんどラブラブな話ばかりですが、すれ違いもあり、どうしてこうなっちゃうかな〜と思う部分もあり、でもそうなっちゃうよね〜分かる分かる、という部分もあり、、、
始終キュンキュンしまくりでした。
読んで良かったです。
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んなバカな!と思いつつもLINEのやり取りにマスクの下でニヤニヤしてしまった…笑
久々に心穏やかに読める恋愛小説を読んだ気がします。
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『王道の恋愛小説』『ときめきが致死量』
キャッチコピー、ちょっと大袈裟なんじゃない?と思いながら読み始めたのですが。
見事にヤラれましたー!笑
泣いたり、ドキドキしたり、ほわほわしたり、読んでいる間ずっと感情が忙しかった!
元気を貰える一冊です♡
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アパートの隣人との胸キュン。
でも元彼との関係とか彼の方の元カノとか…。んーとりあえず元カレ可哀想 笑
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隣人とのこんな出逢い、いいですねぇ。
自分がその立場なら、不安に飲み込まれ潰されてしまいそうになりつつ、待つことが苦手なんだよなぁと苦しい気持ちで読み進めたり…
でも、そういう時間や気持ちで過ごす期間があるからこそ育つ関係性や受け取ることが出来るものも沢山あったりするんだろうなぁ。
恋愛って喜びや幸せ、嬉しさで満たされる側面と、苦しさや悲しみ、切なさやもろもろ…いろんな感情の振り幅が広がるね。
アパートたまゆら、物語の中に入り込んで楽しませてもらった一冊。
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マメムさんのレビューを読んで、ちょっと気になりそのままAmazonでポチッとやってしまった一冊。
アラフィフのBBAでも大丈夫かしら??と気になるも、一度は若い頃があったはず!そこは大丈夫!
ちょうどこの本を3/4ほど読んだ辺りで、同じ会社の女性から恋愛相談を受けた。
事業所の違う会ったこともない女性だが、メールでやり取りしているうちに、こんなプライベートな相談もしてくれるようになった。
この本が、何だかその女性と重なって見えて、益々興味深かった。
重度な潔癖症の20代、紗子が主人公。
重度な潔癖症でも過去に性体験はある。
初めての人は田舎が同じ写真部の同級生の久米だった。
一度きりの関係だったが、彼の紗子への想いは終わっていなかった。
紗子は上京し、アパートたまゆらで一人暮らしをしていた。
ある日、会社の飲み会でお店に家の鍵を忘れてきてしまう。
困り果ててアパートで座り込んでいると、居合わせた隣の部屋の琴引さんが一泊泊めてくれることに。
これを機に彼との交流か始まり、次第に恋心が芽生えてくる。
ひゃー、なんとも目の離せない恋愛小説でした。
もっと色々な邪魔が入るのかと思ったら、あら意外(笑)
この本はこんな結末だったが、会社の子はどんな結末になるのかな?
彼女にも幸あれ!(*^▽^*)
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読み初めから終始キュンで溺れかけつつゼェハァしながら読み進めていくと、終盤p296にとんでもないトラップが仕掛けられており危うく昇天するところでありました。こんなん凄すぎない?
目次の章見出しの時点でなんとなくこんな感じの展開かな?不穏だな…とうっすら予想を巡らせていたのだが、まさか、ひょっとして砂村先生は意図して〈第二章 気づく〉という章名に引っ掛けた大仕掛けを施していかれたのだろうか。
「王道の恋愛小説」の紹介通り、ちょっと日々にくたびれた感じの漂う主人公〈木南紗子〉がアパートのお隣さん〈琴引さん〉に抱いた恋がゆっくり走り出しつつ、過去に紗子と浅からぬ仲であった男〈久米〉が現れることで掻き乱され揺れ動く恋心、お隣さんへの疑念と戸惑い。
久米がまた、普通に良い奴なんだよなあ。その事は紗子も認める所でありながらも、やっぱり久米ではないんだよなあ。
繊細かつ、時に理不尽とも取れるような込み入った心情描写の妙が堪らない。とりわけ「お願い久米、今は来ないで。」(p226)のフレーズは痺れた。だってここ、久米の部屋だし。
琴引さんのクールでミステリアスな雰囲気を「海溝の底のような、深い藍色。」(p33)という彼の部屋に置かれたソファーのカラーひとつで説明しているのもお見事。
一方で久米の部屋は「余計なものがほとんどない。」(p204)と描かれるように、彼の裏表の無い素直な人柄を表しているような。
読んでいてヒリヒリしたのはp301〜p307あたりまでのやり取り。琴引さんへの疑念が頭をもたげた後のタイミングなので紗子はかなり不安定になっているようで、「ああ、恋が滅んでしまう。」(p307)と不思議な程の冷静さで琴引さんに向けて不条理な言葉を投げつけてしまう。「終わってしまう」ではなく「滅んでしまう」という表現からも、精神状況が荒廃して尋常じゃないことが伝わってくる。痴話喧嘩は犬も食わないってのはまことその通りだと思う。犬に失礼だわな。
けど、人生のうちで恋人と真剣に・純粋に痴話喧嘩を出来る時間って実はそんなに沢山ある訳でもないし、まさにそんな『たまゆら』なひと時を慈しむ気付きを与えてくれるような作品でした。
良かった。
1刷
2023.7.29
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女の子の憧れをこれでもかーーーと詰め込んだような作品笑
でもそれは男の子の憧れでもある。真理である。
キュンキュンします。はい。
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ブクトモさんたちの〝キュン死〟〝萌える〟〝ときめき〟ワードが並ぶ本書のレビュー‥、なるほどそういうことでしたか。
女性ウケする(個人の感想です)大人の恋愛小説とお見受けしました。と言うのも、27歳の独身女性主人公は潔癖症で、けれども衣食住や異性への願望は人並みに有るものの、めんどくさい女と自認しているので、同性から見て(イラつく人もいるかもですが)共感する人も多いのでは、と推測しました。
そこへアパートの隣人の男が登場し、この男が何気にやることなすことスマートとくれば、そりゃあビビッときますよね。
でもね、しかしですね、「よかったら、うち泊めますけど」問題です! 何という大胆な提案、それも初対面で! 言う方も言う方、乗る方も乗る方。だって小説だからぁ! そこからの展開がいいんじゃない! ごもっともでございます‥。
女の直感、好意から恋心へ‥、確かにこの辺の描写がお上手ですね。引き込みハンパないです。
誰にでもこだわりはあって、他人に見せないプライベート空間や胸の内もあります。一緒に暮らしていたって、人の心の中は判らないことの方が多いです。本書は、それらを隣人の暮らしに見立て、そこを起点にして人の暮らし・心情の機微を示してくれている気がします。
自分の今の暮らしを俯瞰して「たまゆら」と捉え、一歩踏み出して閉ざした扉を解放できたら、人との間に新たな絆を築けるように思います。
恋愛願望をもつ人だけでなく、人間関係に悩みを抱えている人にも、明るい展望を描かせる一冊だと思いました。
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話題になっていたので、読んでみました
久しぶりの恋愛小説
昔を思い出しながら読めました
一喜一憂する様子が、思い浮かび
思わずにやけてしまいました
ドラマになったら見てみたいなと
思いました