紙の本
固くて取っつきにくい
2023/05/12 23:27
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投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
文体が硬いので、どうも取っつきにくい。時代の変遷を区切って書いているからか、分かりづらかった。
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皇親政治に詳しい。なんとなく豪族の力を削ぐために皇親を重要ポストに登用していたイメージが定着してると思うが、むしろ皇親を臣下化する(官僚制度のなかに位置づける)ことが目的だったという説。
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天武天皇の成した業績が分かる一冊(´・ω・`)
聖徳太子の時代、大陸における巨大国家の誕生は
豪族連合の日本では太刀打ちできない国力の差が
生まれた、連合では生み出せぬ律令国家を推古朝
から目指し、十七条憲法・冠位十二階による序列
化も豪族が阻む・・・冠位を私的に伝領する蘇我
蝦夷を象徴に豪族排除が必要で「乙巳の変」
国力を強化して半島有事に介入したが白村江の戦
における敗戦で天智天皇は内政に自らの名で行わ
ずに大海人皇子を使う(豪族どもも政治参加)
やがて武力で皇位についた天武天皇の武威に豪族
も従う、豪族合議の政治を集結させたあとは皇族
(諸王)の整理に着手、八色の姓で皇親の範囲を
定め、続いて皇族も臣下と同じように冠位を授け
られ、皇族と臣下の差異を縮めていく事で皇位の
予備とライバル排除を同時に進めた⇦ナルホド
皇親政治という中身は、皇位につくルールを厳し
くして冠位という序列の争いに組み込むのが内容
であるので、むしろ皇親の頭を抑えた政策だとい
う事がわかった