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相手のことなどどうでもいい。相手にどう思われているかもどうでもいい。自分が真実だと思うことを正直にそのまま口にするだけの話さ。
直進するのは落ちていく星くらいだろう。僕たちは落ちていくわけじゃないのだから、ためらわずに蛇行しようよ。
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題名に反して設定は風変りだが、登場人物たちの会話が深く、魅力的。母国や母国語について考えさせられる。『星に仄めかされて』という題名の意味が分かる終盤が素晴らしい。 I
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試みは面白いけど、流石に世界観が突飛すぎてついてけないな…って思い始めた頃に、表現が心に纏わりつきだして続きが気になってしまう。新感覚の読み味
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同じ母語を持つ男性と出会ったものの、彼は失語症に陥っていた。治療のため入院した病院へ、仲間は様々な方法で国境を越え集結する。鋭利な悪意を持った言葉は、思考を操り掻き乱すこともできる。でも、それにより思考の奥底にある感情を引き出すきっかけにもなるが、そんな無意識に葬った記憶を表面化する必要はあるのか?作品の本質とはずれるけれど、そんなことが頭に浮かんだ。言葉にするという行為は意外に力を要するものかもしれない。分断を超え、彼らの旅はどこに行き着くのか?最終巻を早く読みたい。